TED-Ed✓ 視聴済4:52✍️ 観た動画を材料に、自由英作文を書く
白紙から書かない。まず3文、それを30分で80〜100語の意見文に育てる
30秒でわかる
- できるようになること
- 動画を観たあと、その話題について「主張→理由→具体例」の3文が書け、それを80〜100語の意見文に広げられるようになります。「ネタがない」「何から書けばいいか分からない」で手が止まることが減ります。
- 入試ではここに効く
- 二次・私大の自由英作文(意見を理由つきで書く問題)にそのまま使える型です。英検などのライティングや面接で意見を言う練習にもなります。語数や形式は大学・試験ごとに違うので、必ず過去問で確認してください。
- こんな人に
- 自由英作文で何を書けばいいか分からず、手が止まる人に。
今日やること30分
TED-Ed✓ 視聴済4:52約5分で、虫を食べることに「えっ」と思う人も多い話題。賛成・反対が分かれやすく、意見文の練習にぴったりです。
▶ この動画でミッションやってみた例:原田英語の模範解答(3文→96語)
課題:Should people eat insects as a regular food?(人は虫を日常の食べ物にするべきか)。以下の英文は原田英語が書いたオリジナルで、動画の内容を写したものではありません。
ステップ1:まず3文(主張→理由→具体例)
3文版(約50語)
ステップ2:80〜100語にふくらませる(96語)
I think people should try eating insects as a regular food. I have two reasons. First, raising insects is often said to need less land and water than raising cows or pigs. If that is true, eating insects could help protect the environment. Second, new foods can become normal over time. For example, if my school cafeteria served cookies made with insect powder, many students might try them without fear. Some people may say that insects look strange, but cooking can change their shape. For these reasons, I believe insects deserve a place on our tables.
| 足したもの | どこに | 語数の増え方 |
|---|---|---|
| 理由の予告(I have two reasons.) | 主張のすぐ後 | +4語 |
| 理由1の説明(If that is true, ...) | 理由1の後 | +約10語 |
| 理由2(Second, ...) | 具体例の前 | +約9語 |
| 反対意見への一言(Some people may say ..., but ...) | 具体例の後 | +約14語 |
| まとめ(For these reasons, ...) | 最後 | +約11語 |
「〜とよく言われる(is often said to)」「もしそれが本当なら(If that is true)」のように書けば、自信のない事実でも安全に理由に使えます。動画で聞いた数字を、うろ覚えのまま書くのはやめよう。
- I think people should try eating insects ...
- This is because ... で理由をつなぐ
- First, / Second, / For example, で順番が見える
- 反対意見に一言答えて96語
- Insects is good food. Because it is healthy.
- 主張と理由が1文でつながっていない(Because ... だけの文)
- 主語と動詞が合っていない(Insects is)
- 具体例がなく、40語で止まった
よくあるつまずき
意見が思いつきません。
80語まで届きません。
動画の内容を英作文に書かないといけないの?
難しい単語を使ったほうが点が高い?
書いたあと、誰にも見てもらえません。
もっとくわしく
気になる所だけ開けばOK。
なぜ「動画から英作文」が効くのか初級
自由英作文で手が止まる理由は2つです。書くネタがないことと、何をどの順で書くか分からないこと。動画はネタを、型は順番をくれます。
- ネタ: 動画を1本観ると、その話題の知識と「賛成・反対の理由」が手に入る。入試で扱われやすい環境・医療・教育などの話題は、動画にも多い。
- 順番: 主張→理由→具体例の3文から書けば、白紙から書くより速い。
- 続く: 観たばかりの話題なので、書きたいことがある。毎日の練習にしやすい。
サイトの基本「ミッション(5ステップ)」の⑤英語で1〜3文書くを、入試の英作文の長さまで伸ばすのがこの記事です。ふだんは⑤で3文、週に1〜2回はこの記事の手順で80〜100語、が目安です。毎日のミッションは入試コース30日からできます。
そのまま使える型(テンプレート)初級
3文の型(主張→理由→具体例)
| 文 | 型 | ポイント |
|---|---|---|
| 主張 | I think (that) + 課題への答え. | 課題の言葉を使って、答えをはっきり言う |
| 理由 | This is because + 理由. | 理由は1つ。主語と動詞のある文で |
| 具体例 | For example, + 身近な例. | 自分の学校・家・町の例がいちばん書きやすい |
80〜100語の型(立場別)
| 順番 | 賛成・反対の型 | 条件つき賛成の型 |
|---|---|---|
| 1 主張 | I think (that) ... / I do not think (that) ... | I agree that ..., as long as ... |
| 2 理由の予告 | I have two reasons. | The main reason is that ... |
| 3 理由1+説明 | First, ... If ..., ... | (理由の説明を1〜2文) |
| 4 理由2 | Second, ... | However, ... may not work, because ... |
| 5 具体例 | For example, ... | Instead, ... such as ... |
| 6 反対意見への一言 | Some people may say ..., but ... | (4で書いたので省いてよい) |
| 7 まとめ | For these reasons, I believe ... | In this way, ... |
型の部品(一般的な表現)
もう1つの模範解答:条件つき賛成(98語)中級
課題:Should high school students stop using smartphones before going to bed?(高校生は寝る前にスマホをやめるべきか)。睡眠がテーマの動画を観たあとに書く想定です。英文は原田英語のオリジナルです。
3文版
I agree that students should stop using smartphones before bed, as long as the students set the rule themselves. The main reason is that sleep is important for both health and study. When I watched videos in bed until midnight, I often felt tired in my morning classes. However, a strict rule made by parents may not work, because students can easily break it. Instead, each student should choose a time, such as one hour before bed, and put the phone in another room. In this way, students can sleep better and learn to manage their own time.
「なぜ全部は賛成できないか(However, ...)」と「代わりにどうするか(Instead, ...)」を書くだけで、反対意見への目配りと具体案が同時に入ります。
動画と課題の組み合わせ例中級
動画を観たら、その話題で自分に課題を出します。下は原田英語が作った課題の例です(入試の実際の問題ではありません)。動画の題名から分かる話題に合わせています。
意見文の材料にしやすい、約4〜6分の3本
TED-Ed✓ 視聴済4:35もし眠らなかったら、あなたの体はどうなる?
TED-Ed✓ 視聴済4:07捨てたプラスチックは、その後どこへ行く?
TED-Ed✓ 視聴済5:44木を植えれば、気候変動と戦えるのか
| 動画の話題 | 自分に出す課題(例) | 入試テーマ |
|---|---|---|
| 眠らないと体はどうなる? | Should schools start classes later in the morning? | 医療・健康 |
| 捨てたプラスチックはどこへ? | Should schools stop selling drinks in plastic bottles? | 環境 |
| 木を植えれば気候変動と戦える? | Is planting trees enough to fight climate change? | 環境 |
| 虫を食べる未来 | Should people eat insects as a regular food? | 食・農業 |
ほかのテーマの動画は入試テーマ一覧から探せます。各動画ページの「観たあとの問い」も、そのまま課題に使えます。
自己チェック表:出す前に見直す10項目中級
見直しは「内容→組み立て→文法→語数」の順にします。文法から見ると、内容のずれに気づきにくくなります。
AIに採点してもらう:プロンプトと注意中級
書いた英作文は、原田英語のAI採点ツール「かんたん採点くん」で採点できます。ほかのAIを使うときは、下のプロンプトをコピーして、最後に課題と自分の英文を貼ってください。
あなたは日本の大学入試の英語の先生です。次の自由英作文を採点してください。 条件: - 対象は高校生。語数の条件は80〜100語。 - 100点満点で、内容(課題に答えているか・理由と具体例は適切か)30点、構成(主張→理由→具体例→まとめの流れ)25点、語彙25点、文法20点に分けて点数をつける。 - 直すべき所を重要な順に3つまで挙げ、それぞれ「元の文」「直した文」「理由(日本語で短く)」を示す。 - 全文を書き直さないこと。良かった点を1つ日本語で書く。 - 最後に、次に書くときに気をつける1点だけを日本語で書く。 課題:(ここに課題の英文) 私の英作文:(ここに自分の英文)
AIは間違えることがあり、入試本番の採点基準とは違います。直された文は辞書や先生で確かめ、最後は学校や塾の先生に見てもらいましょう。個人の名前など、関係のない個人情報は貼らないでください。
- 1回目を採点してもらう3分
点数と、直す所3つを見る。
- 直す所を1つだけ選ぶ1分
いちばん点に響きそうな1つ(例:理由がつながっていない)。
- 書き直して2回目5分
その1つだけを直して、もう一度採点。点数の変化を記録する。
要約の採点のしかたは要約道場のAIに採点してもらう方法にもくわしくまとめています。
1週間で1本仕上げるプラン上級
| 曜日 | やること | 時間 |
|---|---|---|
| 月 | 動画を1本観て、自分に課題を出す。立場を決める | 10分 |
| 火 | 3文(主張→理由→具体例)を書く | 10分 |
| 水 | 80〜100語にふくらませる | 15分 |
| 木 | 自己チェック表で見直し、AI採点で1回目 | 10分 |
| 金 | 直す所を1つ選んで書き直し、2回目の採点 | 10分 |
| 土 | 先生に見てもらう、または同じ課題を反対の立場で3文書く | 10分 |
| 日 | 使えた表現をフレーズ帳に。休み | 5分 |
反対の立場でも書いてみると、「反対意見への一言」が自然に書けるようになります。慣れてきたら、制限時間(たとえば20分)を決めて本番に近い形で書きます。時間や語数は志望校の過去問に合わせてください。
要約から意見までの言い方は観たあとに英語で言う・書く、入試全体への生かし方は動画の練習を大学入試にどうつなげるかへ。