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食べもの ・ 181/300

野菜はなぜ食べなきゃいけないの?

Why do we have to eat vegetables?

ひとことで言うと

野菜には、体の調子をととのえるビタミンやミネラルと、おなかの中をそうじする食物せんいがたっぷり入っていて、ほかの食べものだけではとりにくいからだよ。

やさしい英語でEasy English ・ 英検5〜4級くらい

Vegetables help your body work well. They have vitamins and minerals. They help your eyes, skin, and bones. Vegetables also have fiber. Fiber helps food move through your tummy. Many colors of vegetables give you many good things. So try a little of each color!

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野菜は、体がうまくはたらくのを助けてくれます。野菜にはビタミンやミネラルがあります。目や、はだや、ほねを助けてくれます。野菜には食物せんいもあります。食物せんいは、食べものがおなかの中を進むのを助けます。いろいろな色の野菜から、いろいろなよいものがもらえます。だから、どの色も少しずつ食べてみましょう!

ふつうの英語でStandard English ・ 英検3〜準2級くらい

Your body is like a busy town, and it needs many kinds of workers. Rice and bread give you energy, and meat and fish help build your muscles. But your body also needs vitamins and minerals. These are tiny helpers that keep your eyes, skin, blood, and bones healthy, and they help your body fight germs. Vegetables are full of them. Vegetables also have fiber, a part of plants that your body cannot break down. Fiber works like a broom. It helps food and waste move through your tummy, and it feeds the friendly tiny living things there. Different colors bring different helpers: orange carrots, green spinach, and red tomatoes each give you something special. That is why grown-ups say, "Eat your vegetables!" You don't have to love them all, but tasting a little again and again really helps.

日本語の訳を見る

あなたの体は、にぎやかな町のようなもので、いろいろな係のはたらき手が必要です。ごはんやパンはエネルギーをくれて、肉や魚は筋肉を作るのを助けます。でも体には、ビタミンやミネラルも必要です。これらは小さな助っ人で、目やはだ、血、ほねを元気にたもち、体がばいきんとたたかうのを助けます。野菜には、それがたっぷり入っています。野菜には食物せんいもあります。食物せんいは植物の一部で、体では分解できません。食物せんいは、ほうきのようにはたらきます。食べものやいらなくなったものがおなかの中を進むのを助け、そこにすむ、なかよしの小さな生きものたちのえさにもなります。ちがう色は、ちがう助っ人を運んできます。オレンジのニンジン、緑のホウレンソウ、赤いトマトは、それぞれ特別なものをくれるのです。だからおとなは「野菜を食べなさい!」と言うのです。全部を大好きにならなくてもいいけれど、少しずつ何度も味わってみると、本当に役に立ちます。

この質問の英単語

  • vegetables野菜
  • vitaminsビタミン
  • mineralsミネラル
  • fiber食物せんい
  • bonesほね
  • energyエネルギー
  • healthy健康な、元気な

超絶解説もっと知りたい人へ

体の町には「ちょっとだけでも絶対にいる係」がいる

ごはんやパン、肉や魚、あぶらは、体を動かすエネルギーや、体を作る材料になります。いっぽう、ビタミンやミネラルは、ほんの少ししかいらないのに、足りないと体の仕事がとまってしまう「名わき役」です。昔の船乗りは、何か月も野菜や果物を食べられず、歯ぐきから血が出て弱ってしまう病気(かいけつ病)に苦しみました。1747年、イギリスの医者ジェームズ・リンドは、船の上でかんじゃにいろいろな食べものをためし、オレンジやレモンを食べた人が早く元気になることを確かめました。のちに、その正体はビタミンCだとわかります。日本でも、白いごはんばかり食べた兵士がかっけという病気になり、食事を変えることでへらせることがわかりました。1910年には鈴木梅太郎が、米ぬかからかっけにきく成分を取り出しています。

食物せんいは「おなかのほうき」

野菜には水分が多く、細胞のかべなどには食物せんいがふくまれています。人間の体は食物せんいの多くを消化できませんが、食物せんいには大切な役目があります。おなかの中には数十兆個ほどの細菌がすんでいて、食物せんいの一部は、それらの細菌のえさになります。細菌は食物せんいから、腸の細胞に役立つ物質などを作ります。また、食物せんいは便の量ややわらかさをととのえ、出しやすくするのにも役立ちます。

色がちがえば、係もちがう

ニンジンのオレンジ色には、ベータカロテンという色素が関係しています。ベータカロテンは体の中でビタミンAに変わり、目などのはたらきを助けます。トマトの赤はリコピン、ナスのむらさきはアントシアニン、ホウレンソウの緑は葉緑素という色素によるものです。葉緑素は光合成に使われ、ほかの色素には強い光から植物を守るなどの役目があります。色だけで栄養のすべてはわかりませんが、いろいろな野菜を食べると、さまざまな栄養をとりやすくなります。

苦く感じるのは、きみの舌がびんかんだから

子どもは、おとなより苦みを強く感じやすいことがわかっています。苦い味は、もともと「毒かもしれないよ」という体の注意信号です。だから野菜が苦手なのは、わがままではなく、体のしくみでもあるのです。でも研究では、同じ野菜をほんの少しずつ、何回も(10回くらい)味わううちに、だんだん平気になったり好きになったりする子が多いことがわかっています。

みんなが驚く豆知識

  1. 日本では、おとなが1日に食べる野菜の目標量は350グラムです。国の調べでは、実際に食べている量は調査する年や年代によってちがいますが、多くの年代でこの目標に届いていません。350グラムは、小さなおかずの野菜料理なら5皿ほどが目安です。

  2. 1893年、アメリカの最高裁判所で「トマトは野菜か果物か」が本気で争われました。税金の決まりのために、判決は「野菜」。でも植物学では、種のある実なので果物の仲間です。

  3. 英語の vegetable(野菜)は、「育つ」や「生き生きした」という意味につながる古いラテン語から生まれました。ただし、「体を元気にする食べものだから」という理由で、この名前がついたわけではありません。今の英語では、おもに食べられる植物を表す言葉です。

おうちでやってみよう

冷蔵庫や買いものかごの野菜を、赤・オレンジ・黄・緑・むらさき・白の色ごとにならべて「野菜のにじ」を作ってみよう。いちばん多い色と、足りない色はどれかな?足りない色の野菜を、次の買いもので1つ選んでみよう。

英文と解説は、このコーナーのために子ども向けに書き下ろしたものです(AIと人が作成。Codex で英語・和訳・事実をチェックし、人の目でも順次確認しています)。100年以上前の原文をそのまま載せている「おはなし」のページとは分けています。

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