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食べもの ・ 184/300

おなかはなぜすくの?

Why do we get hungry?

ひとことで言うと

食事から時間がたつと、胃や血液、体内時計などから脳へ「そろそろ食べて!」という合図が送られ、脳がおなかがすいたと感じさせるんだよ。

やさしい英語でEasy English ・ 英検5〜4級くらい

Your body needs energy, like a car needs gas. Your stomach and other parts of your body send messages to your brain. Your brain may then say, "Time to eat!" Your tummy may growl, too. Eating sends new messages that help you feel full.

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車にガソリンがいるように、あなたの体にはエネルギーがいります。胃や体のほかの部分が、脳へ合図を送ります。すると脳が「食べる時間だよ!」と知らせることがあります。おなかがグーッと鳴ることもあります。食べると新しい合図が送られ、おなかがいっぱいだと感じやすくなります。

ふつうの英語でStandard English ・ 英検3〜準2級くらい

Your body uses energy all day, even while you sleep, and food supplies that energy. Hunger is controlled by several messages from your stomach, gut, blood, and brain. One of them is a hormone called ghrelin, which is made mostly in the stomach. Ghrelin often rises before your usual mealtime and falls after you eat. It can help your brain create a feeling of hunger. A growling tummy does not always mean that you need food. The sound comes from muscles moving air and liquid through your stomach and gut. As you eat, stretching in the stomach and nutrients entering the gut begin to send fullness messages. There is no exact twenty-minute waiting time for everyone. However, eating slowly can give you more time to notice these changing signals and decide when you have had enough.

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体は、ねているときも一日じゅうエネルギーを使い、食べものからそのエネルギーをもらいます。空腹は、胃や腸、血液、脳から出る、いくつもの合図によって調節されます。その1つが、グレリンというホルモンです。グレリンはおもに胃で作られ、いつもの食事の前に増え、食べたあとにへることがよくあります。グレリンは、脳が空腹を感じるのを助けます。おなかが鳴っても、いつも食べものが必要だという意味ではありません。その音は、胃や腸の筋肉が空気や液体を動かすときに出ます。食べると、胃が広がったことや、栄養が腸に入ったことから、満腹の合図が送りはじめられます。だれでもきっかり20分かかるわけではありません。それでも、ゆっくり食べると、変わっていく合図に気づき、じゅうぶん食べたかを考える時間がとりやすくなります。

この質問の英単語

  • energyエネルギー
  • emptyからっぽの
  • stomach胃
  • brain脳
  • growl(おなかが)グーッと鳴る
  • messageメッセージ、合図
  • fullおなかいっぱいの

超絶解説もっと知りたい人へ

「おなかすいた」の合図は日本で見つかった

空腹に関係する大切な合図の1つが、グレリンというホルモンです。1999年、日本の国立循環器病センターの児島将康さん、寒川賢治さんたちが発見しました。グレリンはおもに胃で作られ、いつもの食事の前に増え、食べたあとにへることがよくあります。血液にのって合図を伝え、脳のおくにある「視床下部」などのはたらきに関わります。ただし、空腹はグレリンだけで決まるわけではありません。胃や腸、血液中の栄養、体内時計、食べもののにおいや思い出など、たくさんの情報を脳がまとめて「食べたい」という気持ちを作ります。

「おなかいっぱい」の合図は、ちょっとおくれてやってくる

食べものが入ると、胃が広がったことや、腸に栄養がとどいたことが、神経やホルモンを通して脳へ伝わりはじめます。こうした合図は、食べている途中から少しずつ変化します。体のしぼうから出るレプチンは、体にたくわえられたエネルギーの量を、長い時間をかけて脳へ知らせるホルモンです。「満腹の合図が脳へ届くまで、だれでも20分かかる」という決まった時間はありません。ただし、ゆっくり食べると、満腹感の変化に気づく時間をとりやすくなります。

グーッと鳴るのは「おそうじ」の音

からっぽの胃や腸は、休んでいるわけではありません。1時間半から2時間おきくらいに、強くぎゅーっとちぢむ波がおこり、のこった食べかすを先へおし流すおそうじをしています。このとき、中の空気と液体がゆすられて、グーッ、ゴロゴロと音が出ます。つまり、おなかの音は「すいた合図」そのものではなく、からっぽのときのおそうじの音なのです。食べたあとにも腸が動いて小さく鳴ることがあります。

見ただけで、においだけで、おなかがすく

カレーのにおいがしただけで、つばが出ておなかがすくことがありますね。脳は、目や鼻からの情報で「もうすぐ食べものが来る」と考え、つばや消化液を出す準備をはじめます。ロシアの科学者パブロフは、食べものと結びつけた音などを聞くと、イヌがつばを出すようになる研究で有名です。これを条件反射といいます。人間の胃も、食べものが入ると大きく広がり、1リットル以上を入れられることがあります。体は、食べる前から少しずつ準備をしているのです。

みんなが驚く豆知識

  1. おとなの脳は体重の約2%ですが、安静にしている体が使うエネルギーの約20%を使います。ねているあいだも脳ははたらいています。ただし、朝にどのくらいおなかがすくかは、夜から食べていない時間、体内時計、前の日の食事などによって人それぞれです。

  2. 大きなニシキヘビは、一度に大きな食事をすると、そのあと何か月も食べずにすごせることがあります。体をほとんど動かさず、エネルギーをとても少しずつ使うからです。

  3. 英語には hungry(おなかがすいた)と angry(おこった)を合わせた hangry という言葉があります。おなかがすいてイライラすることで、2018年にはイギリスの有名なオックスフォード英語辞典にものりました。

おうちでやってみよう

ごはんの前と食べ終わったあとに、自分の「おなかのすき具合」を0〜10の点数でつけてみよう。よくかみ、むせない速さでゆっくり食べながら、とちゅうでも何回か点数をつけます。食べはじめてから、点数はどのように変わるかな?食べる速さをきそったり、むりに食べたりしないでね。

英文と解説は、このコーナーのために子ども向けに書き下ろしたものです(AIと人が作成。Codex で英語・和訳・事実をチェックし、人の目でも順次確認しています)。100年以上前の原文をそのまま載せている「おはなし」のページとは分けています。

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