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バナナはなぜ曲がっているの?
Why are bananas curved?

バナナは、はじめは下を向いて育つけれど、とちゅうから地面と反対の、光のある上のほうへ向かってのびようとするから、そり返った形になるんだよ。
やさしい英語でEasy English ・ 英検5〜4級くらい
Bananas grow in big bunches on a tall plant. At first, the little bananas point down toward the ground. As they grow, they turn and point upward, away from the ground. Down first, then up! That change gives bananas their curved shape.
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バナナは、背の高い植物に大きなふさになって実ります。はじめ、小さなバナナは地面のほうを向いています。育つにつれて向きを変え、地面からはなれるように上を向きます。はじめは下、それから上!この向きの変化で、バナナは曲がった形になります。
ふつうの英語でStandard English ・ 英検3〜準2級くらい
Bananas grow on a big plant that looks like a tree, but it is really a giant herb. A long flower stem comes out of the top of the plant and hangs down. Little bananas grow along this stem in rows. In English, each row is called a hand, and each banana is called a finger. At first, the baby bananas point down toward the ground, like the hanging stem. As they grow, however, they bend and point upward, away from the ground. Scientists call this negative gravitropism. It means that this part of the plant grows in the direction opposite to gravity. Because each banana starts by pointing down and later turns up, it develops its famous curve. Every curved banana in your kitchen shows this change: down first, then up!
日本語の訳を見る
バナナは、木のように見える大きな植物に実りますが、本当はとても大きな草のなかまです。植物のてっぺんから長い花の茎が出て、下にたれます。小さなバナナは、この茎にそって列になって実ります。英語では、1つの列を「手(hand)」、1本のバナナを「指(finger)」とよびます。はじめ、赤ちゃんバナナは、たれ下がった茎と同じように地面のほうを向いています。しかし育つにつれて曲がり、地面からはなれるように上を向きます。科学者はこれを「負の重力屈性(ふのじゅうりょくくっせい)」とよびます。植物のこの部分が、重力と反対の向きへのびるという意味です。下を向いていたバナナがあとから上を向くため、おなじみの曲がった形になります。台所の曲がったバナナにも、この変化が表れています。はじめは下、それから上です!
この質問の英単語
- bananasバナナ
- bunchesふさ
- plant植物
- ground地面
- stem茎
- curve曲がり、カーブ
- light光
超絶解説もっと知りたい人へ
バナナの「木」は、じつは草
バナナは高さ数メートルにもなるので木に見えますが、植物学では草のなかまです。太い幹のように見える部分は、葉のつけねが何まいもくるくると重なり合ってできた「にせの幹」で、木のように固くなることはありません。世界最大級の草といわれます。1本のにせの幹に実がなるのは一生に1回だけ。実をとったあとは、根もとから出てきた子どもの芽が次の世代として育ちます。葉も大きく、長さ2メートルをこえることもあり、南インドや東南アジアではお皿や食べものの包み紙として使われています。
下向きから上向きへ、Uターン
にせの幹のてっぺんから、大きなむらさき色のつぼみをつけた花の茎がにょきっと出て、重さでだらりと下にたれます。茎にそって花がならび、そこに小さなバナナができます。できたばかりのバナナは茎と同じく下を向いていますが、育つにつれて、地球に引っぱられる向きとは反対の、上のほうへ曲がってのびていきます。こうして「下から上へ」と向きを変えたあとが、あのカーブとして残るのです。お店ではバナナを反対向きに置いていることも多いので、木になっているときは「先が空を向いている」と知ると、ちょっとびっくりしますね。
野生のバナナは種だらけ
わたしたちがよく食べるバナナには、育ったかたい種がありません。まん中の小さな黒いつぶつぶは、種になるはずだった部分のあとです。ところが野生のバナナの実には、歯がかけそうなほどかたい種がたくさん入り、食べられる部分はわずかです。人間は昔から、種ができにくく、食べやすい株を選び、根もとの芽などを植えかえてふやしてきました。そのため、同じ品種のバナナどうしは、遺伝子がとてもよく似た「クローン」です。ただし、長く育てるあいだに小さな変化が起こることもあります。
バナナがピンチになった歴史
1950年代ごろまで、輸出用として人気だったのはグロスミッチェルという品種でした。ところが、パナマ病という土の中の菌による病気が広がり、大きなバナナ畑が次々にだめになりました。そこで、当時のパナマ病には強かったキャベンディッシュという品種へ切りかわりました。今、日本のお店でよく見るバナナも、おもにこのなかまです。しかし現在は、キャベンディッシュにも広がる別の型のパナマ病が問題になっています。同じ品種ばかりを育てると病気が一気に広がりやすいため、科学者たちは病気に強いバナナや、いろいろな品種を研究しています。日本に輸入されるバナナの多くは、フィリピンなどから来ています。
みんなが驚く豆知識
世界で作られるバナナの多くは、キャベンディッシュという品種のなかまです。種ではなく、株から出る芽などを使ってふやすので、同じ系統のバナナは遺伝子がとてもよく似ています。そのため、ある病気が広がると、多くの株が同じように病気になるおそれがあります。
植物学のなかまわけでは、バナナは「ベリー(液果)」に入ります。ところが、名前に「ベリー」とつくイチゴは、植物学ではベリーではありません。名前と中身があべこべなのです。
英語ではバナナのふさを hand(手)、1本を finger(指)とよびます。また go bananas という言い回しは「大はしゃぎする、カンカンにおこる」という意味。バナナは英語でも大かつやくです。

おうちでやってみよう
皮をむいたバナナの先を、指でそっとおしてみよう。うまくいくと、たてに3つにわかれるよ。バナナの中は、もともと3つの部屋が合わさってできているからです。まん中の黒いつぶつぶ(種のなごり)も虫めがねで見てみよう。
英文と解説は、このコーナーのために子ども向けに書き下ろしたものです(AIと人が作成。Codex で英語・和訳・事実をチェックし、人の目でも順次確認しています)。100年以上前の原文をそのまま載せている「おはなし」のページとは分けています。






