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「おいしい」と感じるのはなぜ?
Why does food taste good?

舌で感じる「味」と、鼻で感じる「におい」と、体の「これがほしい!」という合図を、脳がまとめて「おいしい!」と決めているからだよ。
やさしい英語でEasy English ・ 英検5〜4級くらい
Your tongue has tiny taste buds. They find five tastes: sweet, salty, sour, bitter, and umami. Your nose smells the food, too. Your brain puts these things together. Food can make your brain feel happy. Then you may smile and say, "Yummy!"
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あなたの舌には、小さな味らいがあります。味らいは、あまい、しょっぱい、すっぱい、にがい、うま味の5つの味を見つけます。鼻も食べもののにおいをかぎます。脳がこれらをまとめます。食べものによって、脳がうれしいと感じることがあります。すると、にっこりして「おいしい!」と言うかもしれません。
ふつうの英語でStandard English ・ 英検3〜準2級くらい
When you eat, taste buds on your tongue check the food. They can find five basic tastes: sweet, salty, sour, bitter, and umami. Umami is the rich taste in foods such as soup and meat. Each taste gives your brain clues. Sweet foods often contain sugars, which can provide energy. Salty taste usually comes from sodium, a mineral your body needs in small amounts. Umami often comes from amino acids, the building blocks of proteins. Bitter or very sour food can sometimes be a warning, but it is not always bad. Taste is only part of flavor. When you chew, smells travel from the back of your mouth into your nose. Food may seem less tasty when your nose is blocked. Your brain also uses the food's feel, appearance, and your memories. Hunger can change how good food seems, too.
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食べるとき、舌の味らいが食べものを調べます。味らいは、あまい、しょっぱい、すっぱい、にがい、うま味という5つの基本の味を見つけます。うま味は、スープや肉などにある、こくのある味です。それぞれの味は、脳に手がかりをあたえます。あまい食べものには、エネルギーになる糖がふくまれていることがよくあります。塩味はおもに、体に少し必要なミネラルであるナトリウムから生まれます。うま味は、たんぱく質の材料になるアミノ酸などから生まれます。にがすぎたり、すっぱすぎたりする味が注意の合図になることもありますが、いつも悪いものとはかぎりません。味は風味の一部にすぎません。かむと、においが口のおくから鼻へ進みます。鼻がつまると、食べものがおいしく感じにくくなることがあります。脳は、食べものの口ざわりや見た目、思い出も使います。おなかのすき具合によっても、おいしさは変わります。
この質問の英単語
- tongue舌
- taste buds味らい(味を感じる小さな器官)
- brain脳
- smellsにおい
- bitterにがい
- sourすっぱい
- hungryおなかがすいた
超絶解説もっと知りたい人へ
舌の上には「味のセンサー」が何千個も
舌の表面のぶつぶつの中には、味らいといって、味を感じる小さなつぼみのような器官がかくれています。おとなでは数千個から1万個ほどあるといわれ、のどのおくや上あごにもあります。味らいの中の細胞は、1〜2週間ほどで新しく生まれかわります。熱いものでやけどしても、しばらくすると味がもどるのはこのためです。ちなみに「舌の先はあまさ、おくは苦さ」という「味の地図」は、まちがいです。舌のどこでも5つの味をすべて感じられます。
「うま味」を見つけたのは日本人
昔のヨーロッパでは、基本の味は4つ(あまい・しょっぱい・すっぱい・にがい)だと考えられていました。1908年、東京の化学者・池田菊苗は、昆布だしのおいしさが、そのどれとも同じでないことに気づきました。調べると、グルタミン酸という物質が深く関係していました。池田はこの味を「うま味」と名づけます。その後も研究が続き、1980年代には、うま味は世界の研究者に基本の味として広く認められるようになりました。2000年前後には、舌でうま味を受けとるしくみも見つかりました。今では英語でも umami とよばれています。
「おいしさ」の大部分は鼻が作っている
かんでいるとき、食べもののにおいは口のおくから鼻へぬけていきます。脳はこのにおいを、舌の味といっしょにして「風味」として感じます。イチゴ味とメロン味のちがいも、じつは舌ではなく、ほとんど鼻でかぎ分けています。かぜで鼻がつまると何を食べても同じような味になるのは、このためです。においの種類はとても多く、鼻は舌の5つの味よりずっとこまかい情報を脳に送っています。食べものを鼻に近づけてから食べると、もっとおいしく感じるのも、においのおかげなのです。
体が「これ食べて!」と教えるしくみ
あまい味は、エネルギーになる糖がある手がかりになります。うま味は、たんぱく質の材料になるアミノ酸などがある手がかりです。塩味は、おもに体に少し必要なナトリウムがあることを知らせます。こうした味を感じると、脳のごほうびに関係するしくみがはたらき、「おいしい」と感じることがあります。いっぽう、強い苦味や酸味が、毒やくさった食べものへの注意をうながすこともあります。ただし、苦いものやすっぱいものが、いつも危険なわけではありません。脳は、思い出や、いっしょに食べる人、おなかのすき具合なども合わせて、おいしさを決めています。
みんなが驚く豆知識
ナマズは「泳ぐ舌」とよばれます。ひげだけでなく、体じゅうの皮ふに味を感じるつぶがあり、大きなものでは10万個以上ともいわれます。にごった水の中でも、えさの味を体で感じて見つけられるのです。
ネコは、あまい味を感じることができません。あまさを受けとるセンサーを作る遺伝子がこわれているためです。肉食のネコにとっては、あまい味を知る必要がなかったのかもしれません。
英語には Hunger is the best sauce.(空腹は最高のソース)ということわざがあります。スペインの有名な小説『ドン・キホーテ』にも、ほぼ同じ言葉が出てきます。おなかがすくと、何でもおいしいのは世界共通なのです。

おうちでやってみよう
おうちの人に、りんごジュースとぶどうジュースを小さなコップに入れてもらおう。目をつぶって鼻をつまんだまま飲むと、どっちかわかるかな?そのあと鼻から指をはなすと、急に味がはっきりするよ。においの力を体で感じてみよう。
英文と解説は、このコーナーのために子ども向けに書き下ろしたものです(AIと人が作成。Codex で英語・和訳・事実をチェックし、人の目でも順次確認しています)。100年以上前の原文をそのまま載せている「おはなし」のページとは分けています。






