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わたあめはなぜ口の中でとけるの?
Why does cotton candy melt in your mouth?

わたあめは、砂糖をとかしてとても細い糸にし、空気をたっぷりふくませたものだよ。糸が細くて水にふれる面がとても広いので、つばにふれたとたん、あっというまに砂糖がとけてしまうんだ。
やさしい英語でEasy English ・ 英検5〜4級くらい
Cotton candy is made of sugar. A machine heats the sugar and spins it very fast. The sugar comes out as very thin threads. It is mostly air! In your mouth, the water in your spit dissolves the thin threads right away.
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わたあめは砂糖でできています。機械が砂糖を熱して、とても速く回します。砂糖は、とても細い糸になって出てきます。わたあめは、ほとんどが空気です! 口の中では、だ液の水分に細い砂糖の糸がすぐとけます。
ふつうの英語でStandard English ・ 英検3〜準2級くらい
Cotton candy is mostly sugar and air, with a little color and flavor. In the middle of a cotton candy machine, there is a small, very hot bowl with tiny holes in its sides. Sugar is heated until it becomes a thick liquid. The bowl spins very fast, so the liquid sugar shoots out through the holes as very thin threads. The threads cool and harden in the air almost at once. They pile up like a fluffy cloud around a stick. Because each thread is so thin, the sugar has a very large surface area. When you put cotton candy in your mouth, saliva touches much of that surface at once. The sugar dissolves and spreads through the water in your saliva, so you can no longer see the threads. That is why cotton candy seems to vanish on your tongue!
日本語の訳を見る
わたあめは、おもに砂糖と空気でできていて、少しの色や香りがついています。わたあめ機のまん中には、横に小さな穴がたくさんあいた、とても熱い小さな容器があります。砂糖を熱すると、とろりとした液体になります。容器がとても速く回るので、液体の砂糖が穴からとても細い糸になって飛び出します。糸は空気の中ですぐに冷えて固まり、ぼうのまわりに、ふわふわの雲のようにつもります。一本一本の糸がとても細いため、砂糖が水にふれる表面はとても広くなります。わたあめを口に入れると、だ液がその広い表面にいちどにふれます。砂糖はだ液の水分にとけて広がり、細い糸が見えなくなります。だから、わたあめは舌の上で消えたように感じるのです!
この質問の英単語
- sugar砂糖
- machine機械
- spins回る、回す
- threads糸
- air空気
- surface表面
- dissolves(水に)とける
超絶解説もっと知りたい人へ
わたあめマシンは「砂糖のシャワー」
わたあめ機のまん中の小さな容器は、ヒーターで熱く熱せられています。砂糖は、160度をこえるくらいの高い温度でとけて、とろりとした液体になります。容器は1分間に何千回という速さで回っていて、外へ飛び出そうとする力(遠心力)で、とけた砂糖が横の小さな穴からふき出します。細い糸になった砂糖は、まわりの空気でいっしゅんで冷やされ、固まります。このとき砂糖は、角ばった結晶にもどるひまがなく、ガラスのようにすきとおった状態で固まります。それが何万本もつもって、わたのような雲になるのです。
ほとんどが空気!だからすぐとける
大きなわたあめでも、使う砂糖は見た目よりずっと少なく、中身の多くは糸と糸のすきまにある空気です。同じ量の角砂糖とさらさらの砂糖を水に入れると、さらさらの砂糖のほうが早くとけます。つぶが小さいほど、水にふれる表面が広くなるからです。わたあめは、そのきわめつきです。とても細い糸になっているので、口の中でだ液の水分にいっせいにふれ、またたく間にとけます。砂糖がなくなるわけではなく、だ液の中に広がるので、あまい味は口に残ります。
雨の日、わたあめがしぼむわけ
わたあめをしばらく置いておくと、しぼんでベタベタのかたまりになってしまいます。ガラスのような状態の砂糖は、空気中の水分(しっけ)をとてもすいこみやすいからです。水をすった糸どうしがくっつき、ちぢんでしまうのです。じめじめした日ほど早くしぼむので、お店ではふくろに入れて売っていることが多いのです。
発明したのは、歯医者さん?
電気で動くわたあめ機は、1897年、アメリカのテネシー州で、歯医者のウィリアム・モリソンと、おかし職人のジョン・C・ウォートンが考え出しました。1904年のセントルイス万国博覧会で「フェアリー・フロス(ようせいの糸)」という名前で売り出すと大人気になりました。cotton candy(わたのキャンディー)という名前は、1920年代ごろから使われるようになります。日本でもお祭りの屋台でおなじみで、ザラメという大きなつぶの砂糖がよく使われます。さらに最近では、わたあめ機で細い糸を作るしくみが、人工の細い血管を作る研究のヒントにもなっています。
みんなが驚く豆知識
1904年のセントルイス万国博覧会では、わたあめが6万8000箱以上も売れたといわれます。ねだんは1箱25セントで、博覧会の入場料の半分ほどもしたのに大人気でした。
電気で動くわたあめ機を発明した二人のうち、一人のウィリアム・モリソンは歯医者さんでした。ただし、虫歯を増やすために発明したという証拠はありません。おかし職人のジョン・C・ウォートンと力を合わせて、細い砂糖の糸を作る機械を考えました。
わたあめは、アメリカでは cotton candy(わたのキャンディー)、イギリスでは candy floss(キャンディーの糸)、オーストラリアでは fairy floss(ようせいの糸)とよばれます。国によって名前がちがうのです。

おうちでやってみよう
同じ量の角砂糖と、さらさらの砂糖を、水の入った2つのコップにそっと入れて、まぜずにどちらが早くとけるか見てみよう。つぶが小さいほど早くとけるよ。とても細い糸のわたあめが、口の中ですぐ消えるのと同じ理由です。
英文と解説は、このコーナーのために子ども向けに書き下ろしたものです(AIと人が作成。Codex で英語・和訳・事実をチェックし、人の目でも順次確認しています)。100年以上前の原文をそのまま載せている「おはなし」のページとは分けています。






