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牛乳はなぜ白いの?
Why is milk white?

牛乳には、目に見えないほど小さな脂肪のつぶとたんぱく質のつぶが数えきれないほどうかんでいて、あらゆる色の光をあちこちにはね返すから、白く見えるんだ。
やさしい英語でEasy English ・ 英検5〜4級くらい
Milk is mostly water. But it also has tiny drops of fat and tiny bits of protein. They are too small to see. Light hits them and bounces all around. All the colors of light mix together, so milk looks white.
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牛乳は、ほとんどが水です。でも、小さな脂肪のつぶや、小さなたんぱく質のつぶも入っています。小さすぎて目には見えません。光がそれらに当たって、あちこちにはね返ります。すべての色の光がまざり合うので、牛乳は白く見えるのです。
ふつうの英語でStandard English ・ 英検3〜準2級くらい
Water is clear, and milk is about 87 percent water, so why is milk white? The secret is in the other 13 percent. Milk is full of tiny drops of fat and tiny balls of protein called casein. They are much too small to see, but there are trillions of them in a single glass. When light goes into milk, it hits these tiny drops and balls and bounces off in every direction, again and again. Light from the sun or a lamp contains all the colors, from red to violet. The drops and balls scatter all of these colors evenly, so when the colors come back to your eyes together, you see white. Clouds and snow look white for a similar reason. Skim milk, which has less fat, can look a little bluish.
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水はとうめいで、牛乳は約87パーセントが水です。では、なぜ牛乳は白いのでしょう?ひみつは、残りの13パーセントにあります。牛乳には、小さな脂肪のつぶと、カゼインという小さなたんぱく質のつぶがいっぱい入っています。小さすぎて目には見えませんが、コップ1ぱいの中に何兆こもあります。光が牛乳に入ると、この小さなつぶに当たって、あらゆる方向へ何度も何度もはね返ります。太陽や電灯の光には、赤からむらさきまで、すべての色がふくまれています。つぶは、それらの色を全部同じようにはね返して散らばらせるので、色がいっしょに目に戻ってくると、白く見えるのです。雲や雪が白く見えるのも、にた理由です。脂肪の少ないスキムミルクは、ちょっと青っぽく見えることがあります。
この質問の英単語
- fat脂肪
- proteinたんぱく質
- light光
- colors色
- bouncesはね返る
- scatter散らばらせる
- clearとうめいな
超絶解説もっと知りたい人へ
牛乳の9わりは水なのに
牛乳の成分を見てみると、約87%が水。残りは、乳糖という糖が約5%、脂肪が約4%、たんぱく質が約3%、そしてカルシウムなどのミネラルです(季節や牛によって少し変わります)。とうめいな水が9わりもあるのに、なぜまっ白なのでしょう。ポイントは、水にとけずに『うかんでいる』つぶです。脂肪は、1000分の数ミリほどの小さなつぶになってうかんでいます。たんぱく質の大部分をしめるカゼインも、1万分の1ミリほどの、さらに小さなつぶの集まり(カゼインミセルといいます)になっています。その数は、コップ1ぱいで何兆こにもなります。
光のピンボールで、白になる
太陽や電灯の白い光には、赤、オレンジ、黄、緑、青、むらさきの光がまざっています。牛乳に入った光は、無数のつぶにぶつかって進む向きを変え、またべつのつぶにぶつかって…と、ピンボールのように何度もはね返されます。脂肪のつぶは光の波の長さとくらべて大きめなので、どの色の光もほぼ同じようにはね返します。こうして、すべての色の光がそろって目に届くので、わたしたちには白く見えるのです。雲や雪、あわ立てた石けんが白いのも、同じなかまの理由です。
スキムミルクはちょっと青い?
脂肪をのぞいたスキムミルク(脱脂乳)をよく見ると、ほんのり青白く見えることがあります。大きな脂肪のつぶがへり、小さなカゼインのつぶがおもに光を散らすようになるからです。とても小さなつぶは、青い光をとくに散らしやすい性質があります。これは、空が青く見えるのとにたしくみです。また、バターやチーズが黄色っぽいのは、牛が食べた草にふくまれるカロテンという黄色い色素が、脂肪にとけこんでいるからです。ヤギはカロテンをビタミンAに変えてしまうので、ヤギのミルクは牛乳よりもっと白いといわれます。
『カバのミルクはピンク』のうそ
インターネットなどで「カバのミルクはピンク色」という話を見かけることがありますが、これはまちがいです。カバのミルクがピンク色だという確かな根拠はなく、白っぽい色です。カバの皮ふからは、日焼けをふせいだり、ばい菌をおさえたりする役目をもつ、赤っぽい液が出ます。しかし、この液とミルクはべつのものです。うわさがどう生まれたかは、はっきりわかっていません。ちなみに、子牛を産んだばかりの牛が出す最初の乳(初乳)は、ふつうの牛乳よりも黄色っぽい色をしています。
みんなが驚く豆知識
「カバのミルクはピンク色」という話は、じつはまちがいです。カバの皮ふからは赤っぽい液が出ますが、ミルクとはべつのものです。カバのミルクは白っぽく、うわさがどう生まれたかは、はっきりわかっていません。
日本の乳牛(ホルスタイン)は、1日に約30キログラムもの乳を出します。1リットルの牛乳パックで、30本近くになる量です。
英語の galaxy(銀河)は、ギリシャ語で『ミルク』を意味する gala から来たことば。天の川も英語で Milky Way(ミルクの道)とよばれます。

おうちでやってみよう
とうめいなコップの水に牛乳を数てき入れてまぜ、部屋を少し暗くします。電池式の懐中電灯の光を横から当てると、横から見た光は青っぽく見えます。次に、コップの向こう側に白い紙を置くと、紙に届く光がオレンジっぽく見えることがあります。光を目に向けたり、直接のぞきこんだりしないでね。
英文と解説は、このコーナーのために子ども向けに書き下ろしたものです(AIと人が作成。Codex で英語・和訳・事実をチェックし、人の目でも順次確認しています)。100年以上前の原文をそのまま載せている「おはなし」のページとは分けています。






