
天気 ・ 36/300
夏はなぜ暑いの?
Why is it hot in summer?

地球がかたむいているせいで、夏は太陽が空の高いところを通り、光がまっすぐ強く当たって、昼の時間も長くなるからだよ。太陽に近づくからではないんだ。
やさしい英語でEasy English ・ 英検5〜4級くらい
The Earth is a little tilted. In summer, our part of the Earth leans toward the sun. The sun goes high in the sky. Its light hits the ground strongly. The days are long, too. So the ground and air get hot.
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地球は少しかたむいています。夏は、わたしたちの住んでいるところが、太陽のほうにかたむきます。太陽は空の高いところを通ります。その光は、地面に強く当たります。昼の時間も長いです。だから地面や空気が熱くなるのです。
ふつうの英語でStandard English ・ 英検3〜準2級くらい
Many people think summer is hot because the Earth is closer to the sun. Surprisingly, that is not true. The Earth is actually closest to the sun in early January! The real reason is that the Earth is tilted. As it travels around the sun, the northern half, where Japan is, leans toward the sun in summer. Then the sun climbs high in the sky, and its light hits the ground more directly. Think of a flashlight. Pointed straight down, it makes a small, bright spot. Pointed at a slant, the same light spreads out and becomes weaker. Summer days are also long, so the ground has more time to warm up. In Australia, which is in the southern half, Christmas comes in summer!
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夏が暑いのは、地球が太陽に近づくからだと思っている人がたくさんいます。ところが、それは正しくありません。地球が太陽にいちばん近づくのは、じつは1月のはじめなのです!本当の理由は、地球がかたむいていることです。地球は太陽のまわりを回りながら、夏には、日本がある北半分が太陽のほうにかたむきます。すると太陽は空の高いところまでのぼり、その光が地面によりまっすぐ当たります。かい中電灯を思いうかべてみてください。真下に向けると、小さくて明るい光の輪ができます。ななめに向けると、同じ光が広がって弱くなります。また、夏は昼が長いので、地面があたたまる時間もたっぷりあります。南半分にあるオーストラリアでは、クリスマスは夏にやってきます!
この質問の英単語
- sun太陽
- tiltedかたむいた
- light光
- ground地面
- summer夏
- flashlightかい中電灯
- directlyまっすぐに
超絶解説もっと知りたい人へ
地球はかたむいたまま回るコマ
地球は、北極と南極を結ぶ軸(地軸)を中心に、1日に1回まわっています。この軸は、地球が太陽のまわりを回る面に対してまっすぐ立つ向きから、約23.4度かたむいています。しかも、かたむいた向きをほぼ変えないまま、1年かけて太陽のまわりを回ります。そのため、6月ごろには北半球が太陽のほうへ、12月ごろには南半球が太陽のほうへかたむくことになります。日本は北半球にあるので、6〜8月ごろに太陽の光をたっぷり受けて夏になり、12〜2月ごろは光が少なくなって冬になるのです。もし地球がかたむいていなかったら、季節の変化はほとんどなかったでしょう。
太陽の高さで、光の強さが約2倍
東京では、夏至(6月21日ごろ)の正午の太陽の高さは約78度。ほとんど真上から照りつけます。いっぽう冬至(12月22日ごろ)の正午は約31度で、ななめから光が当たります。同じ広さの地面が受ける太陽の光の量をくらべると、夏至の正午は冬至の正午の約2倍にもなります。さらに、昼の長さもちがいます。東京では、夏至の昼は約14時間半、冬至の昼は約9時間45分。夏は「強い光」が「長い時間」当たるので、地面も空気もぐんぐんあたたまるのです。
太陽に近いのは、じつは冬
地球が回る道は、きれいな円ではなく、少しだけつぶれただ円です。地球が太陽にいちばん近づくのは1月のはじめで約1億4700万キロメートル、いちばん遠ざかるのは7月のはじめで約1億5200万キロメートルです。つまり日本が夏のとき、地球は太陽からいちばん遠いところにいるのです!距離のちがいは約3パーセントしかなく、季節を決めるほどの力はありません。もし距離で季節が決まるなら、北半球と南半球が同時に夏になるはずですが、実際には、日本が夏のときオーストラリアは冬です。
いちばん暑いのが8月なのはなぜ?
太陽がいちばん高くなるのは6月の夏至なのに、いちばん暑いのは7月の終わりから8月です。これは、地面や海があたたまるのに時間がかかるからです。おふろをわかしても、すぐには熱くならないのと同じですね。とくに海はなかなかあたたまらず、なかなか冷めません。さらに日本では、6〜7月は梅雨の雲が日ざしをさえぎります。2025年8月5日には、群馬県伊勢崎市で日本の観測史上最高の41.8℃が記録されました。暑い日は、水をこまめに飲んで、熱中症に気をつけましょう。
みんなが驚く豆知識
英語では、夏のいちばん暑い時期を dog days(犬の日々)とよびます。昔のギリシャやローマで、この季節におおいぬ座のシリウス(ドッグスター)が太陽といっしょにのぼり、暑さを強めると考えられていたからです。
北極や南極の近くでは、夏になると一日じゅう太陽がしずまない日が続きます。真夜中でも太陽が地平線の上にあるので、夜の12時なのに外が明るいのです。
日本の最高気温の記録は、2025年8月5日に群馬県伊勢崎市で観測された41.8℃です。おふろのお湯(40℃くらい)よりも熱い空気に、町がつつまれたのです。

おうちでやってみよう
晴れた日に、おうちの人といっしょに、朝と正午ごろの同じ場所で、まっすぐ立てた水筒の影の長さを、ひもで測ってくらべてみよう。太陽が高い正午ごろは、影が短くなります。太陽を直接見ないで、車が来ない安全な場所で調べてね。季節をまたいで同じ観察をすると、夏のほうが冬より正午の影が短いこともわかります。
英文と解説は、このコーナーのために子ども向けに書き下ろしたものです(AIと人が作成。Codex で英語・和訳・事実をチェックし、人の目でも順次確認しています)。100年以上前の原文をそのまま載せている「おはなし」のページとは分けています。






