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山の上はなぜ寒いの?のイラスト

天気 ・ 40/300

山の上はなぜ寒いの?

Why is it cold on top of mountains?

ひとことで言うと

太陽は地面をあたため、地面は近くの空気をあたためるよ。でも、山をのぼる空気は、気圧が低くなるとふくらんで冷えるんだ。これが、山の上が寒い大きな理由だよ。

やさしい英語でEasy English ・ 英検5〜4級くらい

The top of a mountain is closer to the sun, but it is cold! The sun warms the ground, and the ground warms nearby air. High up, there is less air pushing down. When air rises, it spreads out and gets cooler. This is the main reason high mountains are cold.

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山のてっぺんは太陽に近いのに、寒いです!太陽は地面をあたため、地面は近くの空気をあたためます。高いところでは、空気を上からおす力が弱くなります。空気がのぼると、広がって冷たくなります。これが、高い山が寒い大きな理由です。

ふつうの英語でStandard English ・ 英検3〜準2級くらい

You might think mountaintops should be warm because they are closer to the sun. But a few kilometers is almost nothing compared with the 150 million kilometers between Earth and the sun. Sunlight passes through the air without warming it much. It heats the ground, and the ground warms nearby air. However, the main reason high places are cold is lower air pressure. High up, less air presses down. When air rises, the lower pressure lets it spread out. The air uses energy as it spreads, so its temperature falls. On average, the temperature in the lower atmosphere drops about six and a half degrees Celsius for every thousand meters of height, although weather can change this pattern. At the top of Mount Fuji, 3,776 meters high, the average temperature in August is only about six degrees Celsius.

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山のてっぺんは太陽に近いので、あたたかいはずだと思うかもしれません。でも、数キロメートルのちがいは、地球と太陽の間の1億5000万キロメートルにくらべると、ほとんどありません。太陽の光は、空気をあまりあたためずに通りぬけます。光は地面をあたため、地面は近くの空気をあたためます。しかし、高い場所が寒い一番大きな理由は、気圧が低いことです。高いところでは、上からおす空気が少なくなります。空気がのぼると、低い気圧のために広がります。空気は広がるときにエネルギーを使うので、温度が下がります。天気によって変わりますが、低い空の気温は、平均すると高さが1000メートル上がるごとに約6.5℃下がります。高さ3776メートルの富士山のてっぺんでは、8月の平均気温も約6℃しかありません。

この質問の英単語

  • mountain山
  • air空気
  • ground地面
  • sunlight太陽の光
  • pressure気圧
  • cools冷える
  • temperature気温

超絶解説もっと知りたい人へ

太陽に近いのに寒いなぞ

富士山のてっぺんは、海の高さより約3.8キロメートル太陽に近い場所です。でも、太陽までの距離は約1億5000万キロメートル。ほんの少し近づくだけでは、太陽の光の強さはほとんど変わりません。太陽の光は、すき通った空気をあまりあたためず、まず地面をあたためます。地面は、その近くの空気をあたためます。ただし、山の上が寒い一番大きな理由は、地面から遠いことではありません。高いところほど気圧が低く、のぼった空気がふくらんで冷えることが大切なのです。

空気は、ふくらむと冷える

もう1つの理由は、空気のふくらみです。わたしたちの頭の上には、何十キロメートルもの空気が積み重なっていて、その重さで、まわりの空気はぎゅっとおされています。高いところほど、上にのっている空気が少ないので、おす力(気圧)が弱くなります。富士山のてっぺんの気圧は、平地の約3分の2しかありません。空気のかたまりがのぼっていくと、まわりからおされる力が弱くなって、風船のようにふくらみます。空気は、ふくらむときに自分の熱を使うので、温度が下がるのです。反対に、自転車の空気入れで空気をおしちぢめると、空気入れのつつがあたたかくなります。

1000メートルで約6.5℃

平均すると、高さが1000メートル上がるごとに、気温は約6.5℃下がります。富士山の高さ3776メートルなら、海の近くより約25℃も低くなる計算です。じっさい、富士山のてっぺんの8月の平均気温は約6℃。東京の8月の平均気温(約27℃)より20℃以上も低く、真夏でも冬のような寒さです。1月の平均気温は、なんとマイナス18℃くらい。だから、夏に富士山に登る人も、セーターや上着、手ぶくろを持っていきます。山に登るときは、ふもとが暑くても、必ずあたたかい服を用意しましょう。

空のずっと上は、また熱くなる?

ジェット機が飛ぶ高さ約1万メートルでは、外の気温はマイナス50℃前後にもなります。でも、ふしぎなことに、もっと上へ行くと、気温はまた上がり始めます。高さ十数キロメートルから50キロメートルくらいまでは、オゾンという気体が太陽の紫外線をすいこんで、まわりをあたためているからです。さらに何百キロメートルも上の、宇宙との境目あたりでは、温度が1000℃以上にもなります。ただし、そこは空気がとてつもなくうすいので、人がいても熱さを感じることはないといわれています。

みんなが驚く豆知識

  1. アフリカのキリマンジャロ(高さ5895メートル)は赤道のすぐ近くにあるのに、てっぺんには氷河があります。暑い国でも、高い山の上は雪と氷の世界なのです。ただし、その氷河は年々小さくなっています。

  2. 富士山のてっぺんでは気圧が低いため、水は約87℃でふっとうします。そのため、ふつうになべでごはんをたくと、しんが残りやすいといわれています。

  3. 英語の make a mountain out of a molehill(モグラ塚から山をつくる)は、「小さなことを大げさにさわぎ立てる」という意味です。モグラがほった小さな土の山を、高い山のように言うことから生まれました。

おうちでやってみよう

おうちの人と山や高原へ出かけるとき、ふくろ入りのお菓子を1つ持っていって、ふもとと上でふくらみ方をくらべてみよう。上ではパンパンにふくらむよ。まわりの空気のおす力が弱くなるからなんだ。

英文と解説は、このコーナーのために子ども向けに書き下ろしたものです(AIと人が作成。Codex で英語・和訳・事実をチェックし、人の目でも順次確認しています)。100年以上前の原文をそのまま載せている「おはなし」のページとは分けています。

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