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天気予報はなぜわかるの?
How do weather forecasts work?

世界中で空気のようすをはかり、そのデータをスーパーコンピューターで計算して、これからの空を予想しているんだよ。
やさしい英語でEasy English ・ 英検5〜4級くらい
Every day, many people and machines check the weather. They check how hot or cold the air is. They also check the wind, rain, and clouds. Satellites look at clouds from space. Big, fast computers use all this information. Then weather experts use the results to say what the weather may be like tomorrow.
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毎日、たくさんの人や機械が天気を調べています。空気がどれくらい暑いか、寒いかを調べます。風や雨、雲も調べます。人工衛星は宇宙から雲を見ています。大きくて速いコンピューターが、これらの情報をすべて使います。そして、天気の専門家がその結果を使って、明日の天気がどうなりそうかを伝えます。
ふつうの英語でStandard English ・ 英検3〜準2級くらい
A weather forecast starts with a picture of the air right now. Thousands of weather stations measure temperature, rain, and wind. Weather balloons carry small machines high into the sky. Radar finds rain, and satellites, like Japan's Himawari, take photos of the clouds from space. Next, all of this information goes into a supercomputer. Air follows the rules of science, so the computer can use math to work out how the air will move, warm up, or cool down, step by step into the future. Finally, human forecasters check the results and make the forecast that you see on TV. Forecasts for tomorrow are right most of the time, but forecasts for two weeks later are much harder. Tiny changes today can grow into big changes later, so nobody can know the weather far ahead perfectly.
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天気予報は、「今の空気のすがた」を知ることから始まります。何千もの観測所が、気温や雨や風をはかっています。気球は、小さな機械を空の高いところまで運びます。レーダーは雨を見つけ、日本の「ひまわり」のような気象衛星は、宇宙から雲の写真をとります。次に、これらの情報がすべてスーパーコンピューターに入れられます。空気は科学のきまりに従って動くので、コンピューターは計算によって、空気がどう動き、あたたまり、冷えていくのかを、一歩一歩、未来に向かって求めることができます。最後に、予報をする人たちが結果をたしかめて、テレビで見る天気予報を作ります。明日の予報はたいてい当たりますが、2週間先の予報はずっとむずかしくなります。今日のほんの小さなちがいが、あとで大きなちがいに育つことがあるので、だれも遠い先の天気を完ぺきに知ることはできないのです。
この質問の英単語
- weather天気
- satellites人工衛星
- computersコンピューター
- forecast予報
- temperature気温
- balloons気球
- future未来
超絶解説もっと知りたい人へ
まずは地球の「いま」をはかる
天気予報の第一歩は、今の空気のようすを正確に知ることです。日本には「アメダス」という自動の観測所が約1300か所あり、雨の量などを休まずはかっています。気象衛星「ひまわり」は、赤道の上空約3万6000キロメートルから地球を見つめ、日本のまわりなら2分30秒ごとに雲の写真をとります。さらに、観測の機械をつけた気球を空へ飛ばし、上空の気温や風もはかります。この気球の観測は、世界中で同じ時刻にいっせいに行われ、データは国どうしで交換されます。天気には国境がないので、世界中が協力しているのです。
空気の未来を計算する
集めたデータは、スーパーコンピューターに入れられます。空気の動きは、「おされると動く」「あたためられるとふくらむ」といった物理のきまりに従っています。そこで、地球の空気をこまかいマス目に区切り、それぞれのマスの空気が少し先にどうなるかを、きまりにもとづいて計算します。それを何千回もくり返して、明日や1週間後の空を予想するのです。この方法を「数値予報(すうちよほう)」といいます。
手計算で6週間かかった予報
この方法を最初にためしたのは、イギリスのルイス・リチャードソンという科学者です。コンピューターのない100年以上前、彼はたった6時間先の予報を、紙とえんぴつで計算しました。かかった時間は約6週間。しかも答えは大はずれでした。それでも彼は「6万4000人が大きなホールに集まって手分けして計算すれば、天気の変化に追いつける」という夢をえがきました。その夢は1950年、アメリカのコンピューター「ENIAC(エニアック)」による初期の数値予報で、現実に近づきました。日本でも1959年にコンピューターを使った予報が始まり、その後、観測技術や計算方法が進んで、天気予報の精度は大きく上がりました。
チョウのはばたきが竜巻を起こす?
それでも、2週間以上先の天気を正確に当てることは、今もできません。1960年代、アメリカの気象学者エドワード・ローレンツは、コンピューターに入れる数字をほんの少し(小数点以下の細かいところだけ)変えただけで、計算を進めると、まるでちがう天気になってしまうことに気づきました。今の小さなちがいが、時間とともにどんどん大きくなるのです。彼はこれを「ブラジルでチョウがはばたくと、テキサスで竜巻が起こるか?」という題の講演で説明し、「バタフライ効果」とよばれるようになりました。そこで今の予報では、少しずつちがう数字で何十回も計算し、結果がそろえば自信あり、ばらばらなら自信なし、と判断しています。
みんなが驚く豆知識
日本で最初の天気予報は、1884年(明治17年)6月1日。「全国一般風ノ向キハ定リナシ天気ハ変リ易シ但シ雨天勝チ」、つまり「風向きはいろいろ、天気は変わりやすく、雨がち」という、日本全体でたった1文の予報でした。
「降水確率30%」は、「30%の場所で降る」や「30%の時間降る」という意味ではありません。「同じような予報が100回出たら、そのうち約30回は1ミリ以上の雨が降る」という意味です。
英語の forecast は、fore(前もって)+ cast(投げる)からできたことばです。天気の予想を weather forecast とよんで広めたのは、イギリス気象局を作ったロバート・フィッツロイ。ダーウィンを乗せたビーグル号の船長だった人です。

おうちでやってみよう
1週間、テレビやインターネットの「明日の天気」をノートに書いておき、次の日に本当の天気と○×でくらべてみよう。何回当たったかな? 夕焼けや雲の形もいっしょに記録すると、自分でも天気を予想できるようになるかも。
英文と解説は、このコーナーのために子ども向けに書き下ろしたものです(AIと人が作成。Codex で英語・和訳・事実をチェックし、人の目でも順次確認しています)。100年以上前の原文をそのまま載せている「おはなし」のページとは分けています。






