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窓ガラスがくもるのはなぜ?のイラスト

天気 ・ 49/300

窓ガラスがくもるのはなぜ?

Why do windows fog up?

ひとことで言うと

部屋の中のあたたかくしめった空気が冷たいガラスにふれて冷やされ、水じょう気が小さな水のつぶになってくっつくからだよ。

やさしい英語でEasy English ・ 英検5〜4級くらい

On a cold day, the window glass is cold. The air in your room is warm, and it has water in it. When the warm air touches the cold glass, it gets cold. The water turns into tiny drops on the glass. So the window looks white and foggy.

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寒い日には、窓のガラスが冷たくなっています。部屋の空気はあたたかく、その中には水が入っています。あたたかい空気が冷たいガラスにふれると、空気は冷たくなります。水は、ガラスの上でとても小さなつぶに変わります。だから、窓が白くくもって見えるのです。

ふつうの英語でStandard English ・ 英検3〜準2級くらい

Air always has some water vapor in it, even when you cannot see it. Warm air can hold a lot of water vapor, but cold air can hold much less. In winter, the glass of a window is cold because the air outside is cold. Inside, your room is warm, and people breathing, cooking, and taking baths add more water vapor to the air. When this warm, wet air touches the cold glass, it cools down quickly. It cannot hold all of its water vapor anymore, so some of it turns into millions of tiny drops on the glass. These drops bend light in many directions, and the window looks foggy. A cold glass of juice on a summer day gets wet on the outside for the same reason. The temperature where this starts is called the dew point.

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空気の中には、見えなくても、いつも水じょう気が入っています。あたたかい空気は水じょう気をたくさんふくめますが、冷たい空気はずっと少ししかふくめません。冬は、外の空気が冷たいので、窓のガラスも冷たくなっています。部屋の中はあたたかく、人が息をしたり、料理をしたり、お風呂に入ったりすることで、空気の中の水じょう気がさらにふえます。このあたたかくしめった空気が冷たいガラスにふれると、すぐに冷やされます。もう水じょう気をぜんぶはかかえていられないので、その一部が、ガラスの上で何百万もの小さな水のつぶに変わります。このつぶが光をいろいろな方向に曲げるので、窓がくもって見えるのです。夏の日に、冷たいジュースを入れたコップの外側がぬれるのも、同じ理由です。これが始まる温度を、露点(ろてん)といいます。

この質問の英単語

  • window窓
  • glassガラス
  • touchesふれる
  • foggyくもった
  • water vapor水じょう気
  • dew point露点

超絶解説もっと知りたい人へ

見えない水が、ガラスの上にあらわれる

空気の中には、いつも水じょう気がまざっています。でも水じょう気は気体なので、目には見えません。空気がふくむことのできる水じょう気の量は温度で決まっていて、1立方メートル(たて・横・高さが1メートルの箱)の空気が持てるのは、20℃なら約17グラムなのに、0℃ではたった約5グラムです。冬の窓ガラスは、外の空気で冷やされています。部屋のあたたかくしめった空気が冷たいガラスにふれると、そこだけ急に冷やされ、持ちきれなくなった水じょう気が水のつぶになってガラスにくっつきます。これを「結露(けつろ)」といいます。何もないように見える空気の中から水があらわれる、ちょっとした手品のようなできごとです。

くもり始める温度「露点」

空気が冷えていって、水じょう気がつぶになり始める温度を「露点」といいます。たとえば、気温20℃で、しめりぐあい(湿度)が60%の部屋なら、露点はおよそ12℃。ガラスの温度が12℃より低くなると、くもり始めます。部屋の空気がしめっているほど露点は高くなり、窓はくもりやすくなります。人が息をしたり、料理でお湯をわかしたり、洗たく物を部屋にほしたりすると、空気の中の水じょう気がふえて、窓がくもりやすくなるのです。

くもりの正体は、小さな水の「レンズ」

くもったガラスが、すりガラスのように白く見えるのはなぜでしょう。それは、ガラスについた数えきれないほどの小さな水てきが、1つ1つレンズのように光をいろいろな方向へ曲げてしまうからです。ところが、せっけんや「くもり止め」をうすくぬったガラスでは、水がつぶにならずに、うすい膜のように平らに広がります。平らな水の膜は光をあまり曲げないので、向こう側がすけて見えるのです。くもりにくいお風呂の鏡にも、このしくみが使われています。

夏の冷たいコップも、朝つゆも同じなかま

夏に冷たいジュースをコップに入れると、外側に水てきがつきます。コップから水がしみ出したのではありません。まわりの空気の水じょう気が、冷たいコップで冷やされてつぶになったものです。草の葉にできる朝つゆも同じです。夜のあいだに葉が冷えて、空気の中の水じょう気がつぶになるのです。車の窓がくもったときにエアコンをつけるのは、空気をかわかして水じょう気をへらすためです。結露はカビの原因にもなるので、冬は部屋の空気をときどき入れかえるとよいでしょう。

みんなが驚く豆知識

  1. 1立方メートルの空気が持てる水じょう気は、30℃なら約30グラムもあるのに、0℃ではたった約5グラム。あたたかくしめった空気が急に冷えると、持ちきれない水がどっと出てくるのです。

  2. アフリカのナミブ砂漠にすむゴミムシダマシという虫のなかまは、霧の出た朝、さか立ちのような姿勢で背中を風に向けます。背中についた霧のつぶが集まって水てきになり、口へ流れてくるのを飲むのです。

  3. 窓がくもることを、英語では The window is fogging up. や The window is steaming up. と言います。めがねがくもったら My glasses fogged up! です。fog は、もともと「霧」という意味のことばです。

おうちでやってみよう

氷水を入れたコップを、ぬれてもよいお皿やトレーの上に置いてみましょう。少しすると、外側に水てきがついてきます。この水がどこから来たのか考えてみましょう。冬なら、窓ガラスや鏡に「ハーッ」と息をかけて、くもったところに指で絵をかいてみましょう。

英文と解説は、このコーナーのために子ども向けに書き下ろしたものです(AIと人が作成。Codex で英語・和訳・事実をチェックし、人の目でも順次確認しています)。100年以上前の原文をそのまま載せている「おはなし」のページとは分けています。

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