
天気 ・ 27/300
雲はなにでできているの?
What are clouds made of?

雲は、とても小さな水のつぶや氷のつぶが、空にたくさん集まったものだよ。湯気と同じ仲間なんだ。
やさしい英語でEasy English ・ 英検5〜4級くらい
Clouds look soft like cotton. But they are made of water! They are tiny drops of water or tiny bits of ice. The drops are very, very small. They are so small and light that they stay up in the air. Many drops float together in the sky. That is a cloud.
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雲は、わたのようにふわふわに見えます。でも、雲は水でできているのです!雲は、小さな水のつぶか、小さな氷のかけらです。つぶは、とてもとても小さいです。とても小さくて軽いので、空中にうかんでいられます。たくさんのつぶが、いっしょに空にうかんでいます。それが雲です。
ふつうの英語でStandard English ・ 英検3〜準2級くらい
A cloud is made of countless tiny water drops or ice crystals. Each drop is about one hundredth of a millimeter wide, much thinner than a hair. You can see a mini cloud at home: the white steam above a cup of hot tea is not a gas, but tiny drops that form when hot water vapor cools. In the sky, the same thing happens when warm, wet air rises and cools. Clouds can be very heavy. A normal fluffy cloud may hold water as heavy as about a hundred elephants! So why doesn't it fall? The drops are spread out over a huge space, and each one is so small that it falls very slowly. Rising air keeps pushing them back up. Many high clouds are made mostly of ice crystals.
日本語の訳を見る
雲は、数えきれないほどの小さな水のつぶや、氷の結晶でできています。水のつぶ1つの大きさは約100分の1ミリで、かみの毛よりずっと細いです。家でもミニ雲を見ることができます。熱いお茶の上の白い湯気は気体ではなく、熱い水蒸気が冷えてできた小さな水のつぶなのです。空でも、あたたかくしめった空気がのぼって冷えると、同じことが起きます。雲はとても重いこともあります。ふつうのふわふわした雲でも、ゾウ約100頭分の重さの水をふくんでいることがあります!では、なぜ落ちてこないのでしょう。つぶは広い空間に散らばっていて、1つ1つがとても小さいので、とてもゆっくりとしか落ちません。そして、のぼってくる空気が、つぶをおし上げます。高いところにある雲の多くは、おもに氷の結晶でできています。
この質問の英単語
- clouds雲
- dropsつぶ
- ice氷
- floatうかぶ
- steam湯気
- heavy重い
- crystals結晶
超絶解説もっと知りたい人へ
雲の正体は、空にうかぶ「湯気」
水蒸気は、じつは目に見えません。わたしたちが「湯気」とよんでいる白いものは、水蒸気が冷えてできた、小さな水のつぶの集まりです。やかんでお湯をわかしているところを、おうちの人に見せてもらうと、注ぎ口のすぐ近くはすき通っていて、少しはなれたところから白くなっているのがわかります。すき通っている部分が本当の水蒸気で、冷えて水のつぶになったところから白く見えるのです。空にうかぶ雲も、これとまったく同じしくみでできた、大きな大きな湯気なのです。
なぜ雲は白いの?
雲のつぶは、光の波の長さと比べると大きいので、赤も青も緑も、すべての色の光をほとんど同じようにはね返したり散らばらせたりします。すべての色がまざると、わたしたちの目には白く見えます。空が青いのは、空気のつぶが青い光だけを多く散らばらせるからですが、雲のつぶは色をえこひいきしないのです。だから晴れた日の雲は、まぶしいほど真っ白にかがやきます。夕方、太陽の光そのものが赤っぽくなると、雲も赤やオレンジにそまります。
雲に名前をつけた薬屋さん
1802年、イギリスのルーク・ハワードという人が、雲を形で分類するアイデアを発表しました。ハワードは薬をつくる仕事をしながら、空を観察するのが大好きなアマチュアの研究者でした。ハワードは、学者の共通の言葉だったラテン語を使って、もくもくと積み重なる雲を cumulus(積雲)、横に広がる層のような雲を stratus(層雲)、髪の毛のようなすじ雲を cirrus(巻雲)と名づけました。この考えがもとになって、今では世界中で、雲を10種類に分ける「十種雲形(じっしゅうんけい)」が使われています。
ほかの星にも雲がある
雲があるのは地球だけではありません。金星は、とても強い酸である硫酸(りゅうさん)のつぶでできた、ぶあつい雲にすっぽりおおわれています。木星のしまもようは、アンモニアなどでできた雲の帯で、その中の大赤斑(だいせきはん)は、地球がすっぽり入るほど大きな雲のうずまきです。火星のうすい空にも、ときどき水の氷でできた白い雲がうかびます。でも、地球の雲のように、水のつぶで雨をふらせ、生きものに水をとどけてくれる雲は、とても特別なのです。
みんなが驚く豆知識
いつ宇宙から地球を見ても、表面のおよそ3分の2が雲におおわれています。雲は太陽の光をはね返して地球を冷やしたり、毛布のように熱をにがさなかったりして、地球の温度を大きく左右しています。
雲の英語名にはラテン語が生きています。cumulus は「積み重ね」、cirrus は「まき毛」、nimbus は「雨雲」という意味です。また英語の on cloud nine(9番の雲の上)は、「最高に幸せ」という意味で使われます。
飛行機雲は、エンジンから出るガスの中の水蒸気が、上空のマイナス40℃くらいより冷たい空気で一気に冷やされてできる、人がつくった雲です。すぐ消えるか長く残るかで、上空のしめり具合がわかります。

おうちでやってみよう
寒い日に、窓ガラスや鏡にはーっと息をかけてみよう。白くくもるのは、息の中の水蒸気が冷えて、小さな水のつぶになったから。たくさんの水のつぶが空で集まったものが、雲なんだよ。
英文と解説は、このコーナーのために子ども向けに書き下ろしたものです(AIと人が作成。Codex で英語・和訳・事実をチェックし、人の目でも順次確認しています)。100年以上前の原文をそのまま載せている「おはなし」のページとは分けています。






