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雨はなぜ降るの?のイラスト

天気 ・ 26/300

雨はなぜ降るの?

Why does it rain?

ひとことで言うと

海や地面の水が蒸発して空にのぼり、冷やされて雲のつぶになって、そのつぶが集まって重くなると、雨になって落ちてくるからだよ。

やさしい英語でEasy English ・ 英検5〜4級くらい

The sun warms the sea. Some water goes up into the air. You cannot see it. High in the sky, it gets cold. The water makes tiny drops. Many drops make a cloud. Small drops join and get big and heavy. Then they fall as rain.

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太陽が海をあたためます。水の一部が空気の中にのぼっていきます。それは目に見えません。空の高いところは寒いです。水は小さなつぶになります。たくさんのつぶが雲になります。小さなつぶがくっついて、大きく重くなります。そして、雨になって落ちてくるのです。

ふつうの英語でStandard English ・ 英検3〜準2級くらい

Rain is part of a never-ending journey of water. When the sun heats seas, lakes and wet ground, some water turns into an invisible gas called water vapor. Warm air carries the vapor up high, where the air is much colder. There, the vapor turns back into tiny drops of water around specks of dust. Billions of these drops form a cloud. Cloud drops are so small that they fall very slowly and seem to float. But inside the cloud, they bump into each other and join together. It takes about a million cloud drops to make one raindrop! When drops grow large enough, they fall faster than rising air can keep them in the cloud. They then reach the ground as rain. In Japan, most rain actually starts as snow or ice high in the cloud and melts on the way down.

日本語の訳を見る

雨は、水の終わりのない旅の一部です。太陽が海や湖、ぬれた地面をあたためると、水の一部は「水蒸気」という目に見えない気体に変わります。あたたかい空気は水蒸気を高いところへ運び、そこでは空気がずっと冷たくなっています。そこで水蒸気は、ちりのつぶのまわりで、小さな水のつぶにもどります。このつぶが何十億も集まって雲になります。雲のつぶはとても小さいので、とてもゆっくりとしか落ちず、うかんでいるように見えます。でも雲の中では、つぶどうしがぶつかってくっつき合います。雨つぶ1つを作るには、雲のつぶがおよそ100万こ必要です!つぶが十分に大きくなると、雲の中をのぼる空気より速く落ちるようになります。そして、雨となって地面にとどきます。日本では、ほとんどの雨は、じつは雲の高いところで雪や氷として生まれ、落ちてくるとちゅうでとけたものです。

この質問の英単語

  • water水
  • air空気
  • dropsつぶ
  • cloud雲
  • heavy重い
  • rain雨
  • water vapor水蒸気

超絶解説もっと知りたい人へ

雨つぶは「ちり」から生まれる

空気の中には、目に見えない水蒸気がいつもふくまれています。でも、ただ冷えるだけでは、水蒸気はなかなか水のつぶになれません。そこで活やくするのが、空気中にただよう、とても小さなちりです。海の波しぶきからできた塩のつぶ、土ぼこり、花粉、けむりのつぶなどが「たね」になり、そのまわりに水がくっついて、雲のつぶが生まれます。雲のつぶの大きさは直径0.01ミリほどで、かみの毛の太さの10分の1くらいです。いっぽう、雨つぶの直径は1ミリくらいのものが多く、直径では約100倍です。体積は直径を3回かけて比べるので、約100万倍になります。つまり、1ミリほどの雨つぶ1つには、雲のつぶ約100万こ分の水がふくまれているのです。

日本の雨は、もとは雪だった?

日本のような地いきでは、雲の上のほうは夏でも0℃より冷たくなっています。そこには、0℃より冷たいのにこおらずにいる水のつぶと、小さな氷のつぶがまざっています。ふしぎなことに、氷のつぶは、まわりの水のつぶから水蒸気をどんどんうばって大きくなり、やがて雪になって落ち始めます。とちゅうの空気があたたかければとけて雨に、冷たいままなら雪のまま地上にとどきます。このようにしてできる雨を「冷たい雨」といいます。いっぽう、熱帯のあたたかい海の上などでは、氷にならずに水のつぶどうしがぶつかってできる「暖かい雨」もたくさんふります。

雨つぶは涙の形じゃない

絵本では、雨つぶはよく涙のような、先のとがった形でかかれます。でも本当の雨つぶは、ちがう形をしています。小さな雨つぶは、ほとんどまん丸です。大きくなると、落ちるときに下から空気におされて、底が平らな、ハンバーガーのパンのような形になります。そして直径5ミリくらいをこえると、空気におされて形がくずれ、いくつかの小さなつぶに分かれてしまいます。大きな雨つぶが落ちる速さは秒速約9メートル。それ以上速くはならないので、雨にうたれても、けがをすることはないのです。

同じ水が、空と地上をぐるぐる回る

空気の中の水蒸気は、平均すると9日ほどで、雨や雪になって地上にもどってくると考えられています。地上にもどった水は、川を流れ、海に入り、また太陽にあたためられて空にのぼります。地球にある水の量はほとんど変わらず、同じ水がこの旅を何度もくり返しているのです。もしかすると、今日あなたのかさにあたった雨つぶの水は、大昔に恐竜が飲んだ水と同じものかもしれません。雨は、地球をめぐる大きな水の旅の、ほんの一場面なのです。

みんなが驚く豆知識

  1. 雨がふり始めたときの、あのなつかしいにおいには名前があります。英語で petrichor(ペトリコール)。1964年にオーストラリアの科学者が名づけた言葉で、ギリシャ語の「石」と「神さまの体を流れる液」を組み合わせたものです。

  2. インドのマウシンラムという村は、世界でいちばん雨が多い場所のひとつで、1年に約1万1800ミリもの雨がふります。東京の1年分の雨(約1600ミリ)の7倍以上です。

  3. 雨がふるのは地球だけではありません。土星の衛星タイタンでは、天然ガスの成分であるメタンの雨がふり、メタンの川や湖まであることが、探査機カッシーニの観測でわかりました。

おうちでやってみよう

雨の日に、おうちの人といっしょに、小麦粉を平らに入れたおぼんを数秒だけ外に出してみよう。雨つぶが落ちたところに小さな粉の玉ができるよ。玉の大きさを比べると、雨つぶの大きさがいろいろなことがわかるよ。

英文と解説は、このコーナーのために子ども向けに書き下ろしたものです(AIと人が作成。Codex で英語・和訳・事実をチェックし、人の目でも順次確認しています)。100年以上前の原文をそのまま載せている「おはなし」のページとは分けています。

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