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かみなりはなぜ光るの?のイラスト

天気 ・ 30/300

かみなりはなぜ光るの?

Why does lightning flash?

ひとことで言うと

かみなり雲の中で氷のつぶがぶつかり合うと、プラスとマイナスの電気が雲の中で分かれてたまり、その電気が一気に流れるとき、空気がものすごく熱くなって光るからだよ。

やさしい英語でEasy English ・ 英検5〜4級くらい

Lightning is a giant electric spark. In a big storm cloud, small pieces of ice bump into each other. This makes some parts of the cloud positive and other parts negative. When the difference gets big enough, electricity moves through the air very fast. The air gets very hot and glows. That bright light is the flash!

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かみなりは、電気の巨大な火花です。大きなかみなり雲の中では、小さな氷のつぶがぶつかり合います。すると、雲のある場所はプラスに、別の場所はマイナスになります。そのちがいが十分に大きくなると、電気が空気の中をものすごい速さで流れます。空気はとても熱くなって光ります。その明るい光が、いなずまです!

ふつうの英語でStandard English ・ 英検3〜準2級くらい

Lightning comes from tall storm clouds called thunderclouds. Inside, strong winds carry water drops and bits of ice up and down. When small ice crystals and soft balls of ice crash into each other, electric charge moves between them. Usually the top of the cloud becomes positive (plus) and the lower part becomes negative (minus). When the difference grows too large, electric charge rushes through the air in a giant spark, between parts of the cloud or down to the ground. The path of the lightning is only a few centimeters wide, but it heats the air to about thirty thousand degrees Celsius, about five times the temperature of the sun's surface. The air glows brightly, and we see a flash. Scientists are still studying exactly how this charge separation happens.

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かみなりは、「かみなり雲」とよばれる背の高いあらしの雲から生まれます。雲の中では、強い風が水のつぶや氷のかけらを上へ下へと運んでいます。小さな氷の結晶と、やわらかい氷の玉がぶつかり合うと、電荷(でんか)がそのあいだを移動します。ふつうは、雲の上のほうがプラス、下のほうがマイナスになります。そのちがいが大きくなりすぎると、電荷は巨大な火花となって空気の中を一気に流れます。雲の中の別の場所へ流れることもあれば、地面へ流れることもあります。かみなりの通り道の太さはほんの数センチですが、空気を約3万℃まで熱くします。これは太陽の表面の温度の約5倍です。空気が明るく光り、わたしたちにはピカッと見えるのです。電荷がどのように分かれるのか、そのくわしいしくみは今も科学者が研究しています。

この質問の英単語

  • lightningかみなり(いなずま)
  • electricity電気
  • spark火花
  • cloud雲
  • ice氷
  • flashピカッという光
  • ground地面

超絶解説もっと知りたい人へ

犯人は雲の中の「氷のおしくらまんじゅう」

かみなりを生むのは、夏にもくもくとのびる積乱雲です。積乱雲の中では、上に向かう風が秒速数十メートルもの強さでふいていて、氷のつぶがはげしく上がったり下がったりしています。小さな氷の結晶と、「あられ」とよばれるやわらかい氷の玉がぶつかると、電気のやりとりが起こります。軽い氷の結晶はプラスの電気をもって雲の上のほうへ、重いあられはマイナスの電気をもって雲の下のほうにたまる、というのが有力な説です。下じきで髪の毛をこすると静電気が起きるのと、少し似ていますね。ただし、くわしいしくみは、今も研究が続けられています。

ピカッの一瞬に起きていること

かみなりが地面に落ちるときは、まず雲から地面に向かって、目に見えにくい電気の通り道が、ジグザグに少しずつのびていきます。それが地面に近づくと、地面の高い木や建物からも、むかえに行くように電気の通り道がのびて、2つがつながります。その瞬間、強い電流が一気に流れ、通り道の空気が約3万℃に熱せられて、まぶしく光るのです。1回のかみなりの中で、強い電流が何回かくり返し流れることが多いので、ピカピカとまたたいて見えます。電圧は1億〜10億ボルトほどにもなります。多くのかみなりは1秒より短いですが、長く続くものもあります。

かみなりは電気だった!

1752年、アメリカのベンジャミン・フランクリンは、かみなり雲の下でたこをあげ、かみなりの正体が電気であることを確かめようとしたといわれています。でも、これはとても危険な実験で、同じころヨーロッパで似た実験をして命を落とした科学者もいました。ぜったいにまねしてはいけません。フランクリンはこの研究から、高い建物にかみなりを安全に地面へにがす「避雷針(ひらいしん)」を考え出しました。今でも、高いビルやタワーのてっぺんには避雷針がついています。

冬のかみなりは日本の名物

かみなりといえば夏のイメージですが、北陸地方など日本海側では、冬にもかみなりがよく鳴ります。冬のかみなりがこんなに多い場所は、世界でもめずらしく、ノルウェーの海岸などとならぶ数少ない地いきです。ちょうど寒ブリがとれる季節に鳴るので「ぶりおこし」とよばれてきました。また、日本語の「稲妻(いなずま)」は「稲の妻(つま)」という意味で、昔の人は、かみなりが稲を実らせると考えていました。じっさいに、かみなりには空気中のちっ素を、植物の栄養になる形に変えるはたらきがあるのです。

みんなが驚く豆知識

  1. 地球全体では、1秒間に平均約44回もかみなりが光っています。これはNASAの人工衛星の観測でわかった数字です。南アメリカ・ベネズエラのマラカイボ湖のあたりは、世界でいちばんかみなりが多い場所とされています。

  2. 「かみなりは同じ場所に2度落ちない」というのはまちがいです。高いものにはくり返し落ちやすく、アメリカのエンパイア・ステート・ビルには、平均で1年に20回以上も落ちています。

  3. 英語の a bolt from the blue(青空からのかみなり)は、「まったく思いがけないできごと」という意味です。晴れた青空からいきなりかみなりが落ちるように、とつぜんのおどろきを表します。

おうちでやってみよう

かわいた日に風船をふくらませて、セーターやかみの毛でこすってから、かみの毛に近づけてみよう。かみの毛が風船に引きよせられるね。これが静電気。かみなりも静電気のなかまで、雲の中で氷のつぶがぶつかり合うなかで、プラスとマイナスの電気が分かれてたまることから始まるんだ。

英文と解説は、このコーナーのために子ども向けに書き下ろしたものです(AIと人が作成。Codex で英語・和訳・事実をチェックし、人の目でも順次確認しています)。100年以上前の原文をそのまま載せている「おはなし」のページとは分けています。

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