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雨雲はなぜ灰色なの?
Why are rain clouds gray?

雨雲はとても厚く、水のつぶもぎっしりつまっているので、太陽の光が下までとどきにくく、下から見ると暗い灰色に見えるんだよ。
やさしい英語でEasy English ・ 英検5〜4級くらい
Some clouds are thin. Light from the sun goes through them, so they look white. Rain clouds are very thick. They have lots of water drops. Not much light can get through to the bottom. So from below, rain clouds look gray. From the top, they are white!
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うすい雲もあります。太陽の光が通りぬけるので、白く見えます。雨雲はとても厚いです。水のつぶがたくさんあります。底まで通りぬけられる光は、少ししかありません。だから、下から見ると、雨雲は灰色に見えます。上から見ると、白いのです!
ふつうの英語でStandard English ・ 英検3〜準2級くらい
Clouds are white because their tiny water drops scatter all colors of sunlight. A thin cloud lets plenty of light pass through, so it shines brightly. Rain clouds are different. They can be several kilometers thick and are packed with many more drops, some of them quite large. When sunlight enters the top, it bounces from drop to drop, and much of it is sent back up into space. Only a little light makes it to the bottom. So when you stand under a rain cloud, you are looking at its shadowy underside. That is why it looks gray or even dark. If you flew above it in a plane, you would see a bright white cloud shining in the sun. The gray color is not dirt. It is a sign that the cloud is full of water.
日本語の訳を見る
雲が白いのは、小さな水のつぶが、太陽の光のすべての色を散らばらせるからです。うすい雲は光をたくさん通すので、明るくかがやきます。雨雲はちがいます。雨雲は厚さが数キロメートルにもなることがあり、ずっとたくさんのつぶがぎっしりつまっていて、中にはかなり大きなつぶもあります。太陽の光が雲の上から入ると、つぶからつぶへとはね返り、その多くは宇宙へ送り返されます。底までたどり着く光は、ほんの少しです。だから雨雲の下に立つと、あなたは雲のかげになった底を見ていることになります。そのため、灰色や、ときには黒っぽく見えるのです。飛行機で雲の上を飛べば、太陽の光でかがやく真っ白な雲が見えるでしょう。灰色は、よごれではありません。雲が水でいっぱいだというしるしなのです。
この質問の英単語
- clouds雲
- thick厚い
- dropsつぶ
- scatter散らばらせる
- light光
- gray灰色
- bottom底
超絶解説もっと知りたい人へ
白い雲も灰色の雲も、材料は同じ
白い雲と灰色の雨雲は、ちがうものでできているわけではありません。どちらも、小さな水のつぶや氷のつぶの集まりです。ちがうのは、厚さと、つぶの多さと大きさです。晴れた日にぽっかりうかぶ雲は、厚さが数百メートルくらいのことが多く、光がまわりから入ってきて、雲全体が明るく見えます。ところが雨をふらせる雲は、厚さが数キロメートルにもなり、水のつぶもぎっしり。雲の中には、雨つぶになりかけた大きなつぶもたくさんあります。この「厚さ」こそが、灰色の正体なのです。
光のピンボール
太陽の光が厚い雲の中に入ると、水のつぶにぶつかってはね返り、また別のつぶにぶつかってはね返り……と、まるでピンボールのように何度も向きを変えます。そのうちに、多くの光は雲の上のほうから宇宙へもどっていってしまい、底まで通りぬけられる光は、ほんのわずかになります。ティッシュペーパーを思いうかべてください。1枚なら光がよくすけますが、何十枚も重ねると、向こうはほとんど見えず暗くなります。雨雲は、何十枚も重ねたティッシュのようなものなのです。だから飛行機から見ると真っ白な雲も、下から見ると灰色になるのです。
雨雲にはいろいろな種類がある
空一面をどんよりとおおう灰色の雲は「乱層雲(らんそううん)」で、「雨雲」ともよばれます。しとしとと長い時間、雨や雪をふらせる雲です。いっぽう、夏にもくもくとわき上がる入道雲は「積乱雲(せきらんうん)」といい、背の高さは10キロメートル以上にもなります。横から太陽が当たると、てっぺんは白くかがやいているのに、真下に入ると夜のように真っ暗になることもあります。積乱雲は、はげしい雨やかみなり、ひょうをもたらす雲です。
黒い雲は天気からのお知らせ
雲の色は、天気の変化を知るヒントになります。西の空がだんだん灰色になってきたら、天気が下り坂になるサインかもしれません。また、晴れていたのに急に空が暗くなり、冷たい風がふいてきたら、積乱雲が近づいてきたしるしです。そんなときは、かみなりや強い雨にそなえて、早めに建物の中に入りましょう。昔の人も、雲の色や形を見て天気を予想し、農作業や漁に役立ててきました。
みんなが驚く豆知識
英語のことわざ Every cloud has a silver lining(どの雲にも銀のふちどりがある)は、「どんなに悪いことにも、よいところがある」という意味です。黒い雲のうしろに太陽があると、雲のふちが銀色に光ることから生まれました。
積乱雲のてっぺんは高さ10キロメートル以上にもなり、ジェット機が飛ぶ高さ(約10キロメートル)をこえることがあります。飛行機は、積乱雲をさけて遠回りして飛ぶことがあるのです。
金星はぶあつい雲にすっぽりおおわれていて、太陽の光の約4分の3をはね返します。そのため、夜空では月の次に明るくかがやいて見えます。厚い雲は、上から見るととても明るいのです。

おうちでやってみよう
明るい昼間に、ティッシュペーパーを1枚、窓にかざしてみよう。光がよくすけるね。2枚、4枚、8枚……と重ねていくと、だんだん暗い灰色に見えてくるよ。厚い雨雲が灰色に見えるのも、これとにたしくみなんだ。
英文と解説は、このコーナーのために子ども向けに書き下ろしたものです(AIと人が作成。Codex で英語・和訳・事実をチェックし、人の目でも順次確認しています)。100年以上前の原文をそのまま載せている「おはなし」のページとは分けています。






