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冬に息が白くなるのはなぜ?のイラスト

天気 ・ 43/300

冬に息が白くなるのはなぜ?

Why can we see our breath in winter?

ひとことで言うと

はいた息にふくまれる目に見えない水じょう気が、冷たい空気で冷やされて、小さな水のつぶになるからだよ。

やさしい英語でEasy English ・ 英検5〜4級くらい

Your breath is warm. It has water in it, but you cannot see the water. It is a gas. In winter, the air is cold. The cold air cools your breath. The water turns into tiny drops. Now you can see it! It looks like a little cloud.

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あなたの息はあたたかいです。息の中には水が入っていますが、その水は見えません。それは気体だからです。冬は、空気が冷たいです。冷たい空気が、あなたの息を冷やします。水は、とても小さなつぶに変わります。すると、それが見えるのです! 小さな雲のように見えます。

ふつうの英語でStandard English ・ 英検3〜準2級くらい

Every time you breathe out, your breath carries water vapor, which is water in the form of an invisible gas. Your breath is warm, almost as warm as your body. Water vapor can stay as a gas more easily at warm temperatures than at cold ones. So when your warm breath meets cold winter air, it cools down very quickly. Some of the vapor then turns into tiny drops of liquid water. This change is called condensation. The drops are so small that they float in the air. Together, they scatter light in every direction, so you see a little white cloud. A moment later, the cloud disappears because the tiny drops mix with drier air and evaporate. On a warm summer day, your breath usually does not cool enough to make these drops, so you cannot see it.

日本語の訳を見る

息をはくたびに、あなたの息は水じょう気を運んでいます。水じょう気とは、目に見えない気体になった水のことです。息はあたたかく、体温と同じくらいです。あたたかい温度では、冷たい温度のときよりも、水じょう気は気体のままでいられます。だから、あたたかい息が冬の冷たい空気に出会うと、息はとても早く冷やされます。すると、水じょう気の一部が小さな液体の水のつぶに変わります。この変化を凝結(ぎょうけつ)といいます。つぶはとても小さいので空気の中にうかびます。つぶが光をあらゆる方向へちらすため、小さな白い雲が見えるのです。少しすると、小さなつぶはまわりのかわいた空気とまざって蒸発し、雲は消えます。あたたかい夏の日には、ふつう、息はつぶができるほど冷えないので、見えません。

この質問の英単語

  • breath息
  • warmあたたかい
  • dropsつぶ・しずく
  • water vapor水じょう気
  • condensation凝結
  • cloud雲

超絶解説もっと知りたい人へ

息の中は、しめった空気でいっぱい

わたしたちがはく息は、肺の中で体温近くまであたためられ、水じょう気をたっぷりふくんだ状態で出てきます。肺の内側はいつもしめっているので、息は、その温度でふくめる限界近くまで水じょう気をかかえているのです。ふだん息が見えないのは、水じょう気が気体だからです。気体の水は、空気と同じように、すきとおっていて見えません。

水じょう気が気体でいられる量は、温度で変わる

水じょう気が凝結せず、気体のままでいられる量には限度があり、その限度は温度によって変わります。1立方メートル(たて・横・高さが1メートルの箱)の中で気体でいられる水じょう気は、35℃なら最大で約40グラムですが、0℃では最大でも約5グラムです。体温近くの息が冬の冷たい空気の中へ出ると、息は一気に冷やされ、限度をこえた水じょう気が小さな水のつぶにもどります。これが凝結です。できたつぶは100分の1ミリほどか、それより小さいので、空気の中をただよい、光をあちこちにちらして白く見えます。つまり白い息は、口の近くにできた小さな雲なのです。

白い息が見えやすい日、見えにくい日

白い息は、気温が低いほど、そしてまわりの空気がしめっているほど見えやすくなります。空気がしめっていると、できたつぶがなかなか水じょう気にもどれず、長く残るからです。反対に、からからにかわいた日は、白くなってもすぐに消えてしまいます。寒い朝には、イヌやウマ、ウシの息も白く見えます。体があたたかい生きものなら、みんな同じしくみで白い息をはくのです。

やかんの湯気も、飛行機雲も、なかまです

やかんの口から出る白い「湯気」は、水じょう気そのものではなく、冷やされてできた小さな水のつぶです。よく見ると、やかんの口のすぐ近くはすきとおっていて、少しはなれたところから白くなっています。そのすきとおった部分に、本当の水じょう気があります。空の高いところを飛ぶ飛行機のうしろにできる飛行機雲は、エンジンから出た水じょう気が、とても冷たい空気の中で小さな氷の結晶になったものです。白い息や湯気はおもに水のつぶ、飛行機雲はおもに氷の結晶でできています。空にある雲も、場所や温度によって、水のつぶ、氷の結晶、またはその両方でできています。どれも、小さなつぶが光をちらすので白く見えるのです。

みんなが驚く豆知識

  1. 人は息をするだけで、1日におよそ300〜400ミリリットル、コップ2はい分ほどの水を体の外へ出しているといわれます。寒い朝の白い息は、その水が目に見えるようになったものです。

  2. クジラが海面で白い「しお」をふき上げるのは、海水をふいているのではありません。おもに、はいた息の中の水じょう気が冷えてできたつぶに、鼻のまわりの海水などがまざったもの。いわば、クジラの白い息です。

  3. 英語では、白い息が見えることを I can see my breath. と言います。名詞の breath(ブレス:息)と、動詞の breathe(ブリーズ:息をする)は、つづりも発音も少しちがうので気をつけましょう。

おうちでやってみよう

寒い日に外で、口を大きく開けて「ハーッ」と息をはくのと、口をすぼめて「フーッ」とはくのをくらべてみよう。白さや広がり方がちがうかな? 手に息をかけて、あたたかさのちがいもたしかめてみよう。

英文と解説は、このコーナーのために子ども向けに書き下ろしたものです(AIと人が作成。Codex で英語・和訳・事実をチェックし、人の目でも順次確認しています)。100年以上前の原文をそのまま載せている「おはなし」のページとは分けています。

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