
こころとくらし ・ 277/300
国によってなぜ時間がちがうの?
Why is it a different time in other countries?

地球はまわっているので、太陽の光が当たっている場所と夜の場所が同時にあるからだよ。それぞれの場所の昼と夜に合わせて時計を決めているんだ。
やさしい英語でEasy English ・ 英検5〜4級くらい
The Earth is round, and it spins. The Sun shines on one side of Earth. On that side, it is daytime. On the other side, it is night. So when it is morning in Japan, it may be night somewhere else. People set clocks in different places to roughly match the Sun.
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地球は丸くて、回っています。太陽は地球の片側を照らします。そちら側は昼で、反対側は夜です。だから、日本が朝のとき、ほかの場所では夜かもしれません。人々は、それぞれの場所で太陽の動きにだいたい合うように時計の時刻を決めています。
ふつうの英語でStandard English ・ 英検3〜準2級くらい
The Earth spins once about every 24 hours. As it turns, different places face the Sun at different times. When it is noon in Japan, much of the other side of the world is in darkness. Long ago, each town set its clocks by the Sun, so nearby towns could have slightly different times. This became confusing for railway timetables. In 1884, representatives from many countries chose the line through Greenwich in London as zero degrees longitude. Standard time zones then became widely used. Because the Earth turns about 15 degrees each hour, neighboring zones often differ by one hour, although borders and laws create exceptions. Japan uses one time zone, UTC+9. London uses UTC in winter and UTC+1 in summer. So 9 p.m. in Tokyo is noon in London in winter, but 1 p.m. there during British summer time.
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地球は、およそ24時間で1回転します。地球が回ると、場所によって太陽の方を向く時刻が変わります。日本が正午のとき、地球の反対側の多くは暗い時間です。昔は町ごとに太陽を見て時計を合わせていたので、近くの町でも時刻が少しずつちがいました。そのため、鉄道の時刻表が分かりにくくなりました。1884年、多くの国の代表が集まり、ロンドンのグリニッジを通る線を経度0度に決めました。その後、共通の標準時を使う時間帯が広く使われるようになりました。地球は1時間におよそ15度回るので、となり合う時間帯は1時間ちがうことが多いですが、国境や法律による例外もあります。日本の時刻はUTCより9時間進んでいます。ロンドンは冬にはUTC、夏にはUTCより1時間進んだ時刻を使います。そのため、東京が午後9時なら、ロンドンは冬には正午、夏時間の時期には午後1時です。
この質問の英単語
- spinsまわる
- daytime昼間
- clocks時計
- timetables時刻表
- time zones時間帯
- degrees度(角度)
- ahead進んで
超絶解説もっと知りたい人へ
地球は1時間に15度まわる
地球は24時間で1回転、つまり360度まわります。360÷24=15なので、1時間に15度ずつまわる計算です。だから、東へ15度(経度)進むごとに、太陽が南の空でいちばん高くなる時刻(正午)が1時間ずつ早くなります。日本の東のはしの北海道と西のはしの沖縄では、本当の太陽の正午に1時間半ほどの差がありますが、日本全体では同じ時刻を使っています。
汽車が時計をそろえさせた
時計がなかったころ、人々は太陽の位置で時刻を決めていました。それぞれの町が「自分の町の正午」を使っていたので、となり町と数分ずれるのは当たり前でした。ところが19世紀、汽車が走り始めると大問題になりました。駅ごとに時計がちがっていては、時刻表が作れません。イギリスやアメリカでは、まず鉄道会社が時刻をそろえ始めました。そして1884年、アメリカのワシントンで国際会議が開かれ、ロンドンのグリニッジ天文台を通る線を経度0度(本初子午線)とすることが決まりました。
日本の時刻は兵庫県明石市が基準
日本の標準時は、東経135度の線を基準にしています。この線は兵庫県明石市などを通っていて、明石市立天文科学館は「子午線の町」のシンボルになっています。日本の標準時は1888年から使われています。世界の時刻の基準であるUTCより9時間進んでいるので、「UTC+9」と表します。ロンドンとの時差は、冬には9時間ですが、ロンドンが夏時間を使う時期には8時間です。ちなみに、日本でも第二次世界大戦後の1948年から1951年まで、夏に時計を1時間進める「サマータイム」を行っていました。
世界のおもしろい時間帯
中国はとても広い国で、地理的には5つほどの時間帯に分かれてもおかしくありませんが、国全体で北京と同じ一つの時刻を使っています。そのため、西の地方では、冬に朝10時ごろになってやっと明るくなる所もあります。一方、フランスは本土と海外の領土を合わせると12の標準時を使っていて、夏時間の時期には13の時差があると数えることもできます。インドはUTCより5時間30分、ネパールは5時間45分進んでいて、1時間きざみではない時間帯もあります。また、太平洋のキリバスの一部の島々はUTCより14時間進んでいて、世界でいち早く新しい日をむかえる場所の一つです。
みんなが驚く豆知識
南太平洋のサモアは、近くのオーストラリアやニュージーランドと曜日をそろえるため、2011年に日付変更線の反対側へ移り、12月30日をまるごと飛ばしました。
フランスは、海外の島々などをふくめると12もの時間帯を使っていて、世界でいちばん多い国です。広い中国は、国全体でたった1つの時刻を使っています。
英語の o'clock(〜時)は、of the clock(時計による)を短くした言葉です。昔は太陽による時刻と区別するために、こう言ったといわれています。

おうちでやってみよう
部屋を暗くして、懐中電灯を「太陽」にし、地球儀かボールをゆっくり回してみよう(おうちの人といっしょに)。日本が明るいとき、ブラジルやイギリスはどうなっているかな?
英文と解説は、このコーナーのために子ども向けに書き下ろしたものです(AIと人が作成。Codex で英語・和訳・事実をチェックし、人の目でも順次確認しています)。100年以上前の原文をそのまま載せている「おはなし」のページとは分けています。






