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こころとくらし ・ 270/300

英語はなぜいろんな国で話されているの?

Why do people speak English in so many countries?

ひとことで言うと

昔イギリスが世界中に植民地を広げ、そのあとアメリカが科学や経済で大きな力を持ったため、英語が世界の共通語のようになったんだよ。

やさしい英語でEasy English ・ 英検5〜4級くらい

English developed in England. Long ago, Britain was very strong and ruled many lands around the world. Many people in those places had to use English. Later, the United States became very strong, too. Now people use English to talk to people around the world. English is also used on the internet and in science.

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英語はイングランドで発達しました。昔、イギリスはとても強く、世界の多くの土地を支配していました。そうした場所では、多くの人が英語を使わなければなりませんでした。そのあと、アメリカもとても強くなりました。今では、世界中の人と話すために英語が使われています。英語はインターネットや科学でも使われています。

ふつうの英語でStandard English ・ 英検3〜準2級くらい

About 1,500 years ago, English was a small language spoken in part of the island of Great Britain. How did it spread so far? From the 1600s, England, and later Britain, built an empire with colonies in North America, Australia, India, Africa, and many other places. By around 1920, the British Empire covered about a quarter of the world's land. English was used in government and education in many colonies, and many people were forced or pressured to learn it. In the 1900s, the United States became one of the world's most powerful countries. American movies, music, business, and science spread English further. The internet later made it even more useful. Today, about 1.5 billion people use English, and most learned it as an additional language. People from different countries often use it to communicate with one another.

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約1500年前、英語はグレートブリテン島の一部で話される小さな言葉でした。では、どうしてそれほど遠くまで広がったのでしょう。1600年代から、イングランドと、その後のイギリスは、北アメリカ、オーストラリア、インド、アフリカなどに植民地を作り、帝国を広げました。1920年ごろには、大英帝国は世界の陸地の約4分の1をしめていました。多くの植民地では、政府や教育で英語が使われ、多くの人が英語を学ぶよう強いられたり、求められたりしました。1900年代には、アメリカが世界で最も力の強い国の一つになりました。アメリカの映画、音楽、ビジネス、科学によって、英語はさらに広がりました。その後、インターネットによって英語はますます便利になりました。今では約15億人が英語を使い、その多くは英語を母語のほかに学びました。ちがう国の人どうしが話すときにも、英語がよく使われています。

この質問の英単語

  • Englandイングランド
  • strong強い
  • colonies植民地
  • empire帝国
  • powerful力の強い
  • spread広げる・広がる
  • second language第二言語(2つ目の言葉)

超絶解説もっと知りたい人へ

はじまりは海をわたってきた人々

英語のもとになった言葉は、海の向こうから伝わりました。5世紀ごろ、今のドイツ北部やデンマークなどのあたりから、アングル人、サクソン人などが海をわたってグレートブリテン島に移り住みました。かれらが持ちこんだ言葉が、島で変化しながら英語へと発達しました。England という国名も、「アングル人の土地」という意味の古い言葉 Engla land から来ています。英語とドイツ語が同じ仲間なので、英語の water とドイツ語の Wasser、英語の hand とドイツ語の Hand のように、似た言葉があります。

フランス語がどっと入ってきた

1066年、フランスのノルマンディー地方の貴族ウィリアムがイングランドを征服しました。それから数百年、王さまや貴族はフランス語を話し、ふつうの人々は英語を話すという時代が続きました。そのため英語には、何千ものフランス語由来の言葉が入りました。おもしろいのは、農家が世話する生きた動物は英語の cow(ウシ)や pig(ブタ)なのに、貴族の食卓にのる肉はフランス語由来の beef や pork になったことです。英語は、いろいろな言葉をまぜて大きくなった言語なのです。

「日のしずまない帝国」

1600年代から、イギリスは北アメリカ、インド、オーストラリア、アフリカなどに植民地を広げました。1920年ごろには、世界の陸地のおよそ4分の1、人口の約5分の1を支配していたといわれます。いつも、どこかの植民地では太陽が出ていることから「日のしずまない帝国」とよばれました。ただし、これは現地の人々の言葉や文化をおさえつけた歴史でもあります。その後、多くの国が独立しましたが、ちがう言葉を話す民族どうしの共通語として、英語を公用語に残した国も少なくありません。

話す人の多くは「英語が2つ目の言葉」

20世紀になると、アメリカが経済や科学で世界をリードし、映画、音楽、コンピューターを通して英語がさらに広がりました。今、英語を話す人は約15億人いるといわれますが、生まれたときから英語を話す人は4億人ほどで、多くは学校などで学んだ人たちです。国際線のパイロットと管制官は、英語で会話できる力を持つことが国際的なルールで決められています。ちなみに、生まれたときから話す人がいちばん多い言語は中国語(標準中国語)です。

みんなが驚く豆知識

  1. 国際線のパイロットと航空管制官は、英語で会話できる力を持つことが国際ルールで求められています。世界中の空の安全は、英語でつながっているのです。

  2. 英語には日本語から入った言葉もたくさんあります。tsunami(津波)、karaoke(カラオケ)、emoji(絵文字)などは、英語の辞書にものっていて、世界中で通じます。

  3. 牧場で生きているウシは英語の cow、食卓の牛肉はフランス語由来の beef。1066年にフランスから来た貴族が支配したことが、今の英語の単語にも残っています。

おうちでやってみよう

おうちの中で、英語や英語から来たカタカナ言葉をさがしてみよう(テレビ、テーブル、ジュースなど)。10分で何こ見つかるか、家族と競争してみましょう。

英文と解説は、このコーナーのために子ども向けに書き下ろしたものです(AIと人が作成。Codex で英語・和訳・事実をチェックし、人の目でも順次確認しています)。100年以上前の原文をそのまま載せている「おはなし」のページとは分けています。

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