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こころとくらし ・ 274/300

うるう年はなぜあるの?

Why do we have leap years?

ひとことで言うと

1年は365日より約6時間長いので、ふつうは4年ごとに2月29日をたします。ただし、季節とのずれを小さくするため、100年ごとに一部のうるう年をぬいているんだよ。

やさしい英語でEasy English ・ 英検5〜4級くらい

One year is a little more than 365 days. The extra time is almost 6 hours. In four years, it is almost one full day. So we usually add a day to February every four years. February 29 is a leap day. A year with this day is called a leap year.

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1年は365日より少し長くなります。あまりの時間は6時間近くあります。4年で、ほぼ1日分になります。そこで、ふつうは4年に1回、2月に1日をたします。2月29日は「うるう日」です。この日がある年を「うるう年」といいます。

ふつうの英語でStandard English ・ 英検3〜準2級くらい

It takes Earth about 365 days and nearly six hours to go around the sun. A calendar with only 365 days starts each new year nearly six hours too early compared with the seasons. That may not sound like much, but it adds up. Without leap years, calendar dates would move about 24 days away from the seasons every 100 years. After a few hundred years, Christmas could fall during autumn weather in the Northern Hemisphere. We therefore usually add February 29 every four years. However, the extra time is a little less than six hours, so there is another rule. Years ending in 00 are not leap years unless they can be divided by 400. Thus, 2000 was a leap year, but 2100 will not be.

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地球が太陽のまわりを回るには、約365日と6時間近くかかります。365日だけのカレンダーでは、季節とくらべて、次の年を毎年6時間近く早く始めることになります。わずかな差に聞こえますが、少しずつたまります。うるう年がなければ、100年で日付と季節が約24日ずれます。数百年たつと、北半球ではクリスマスが秋のような季節に来るかもしれません。そのため、ふつうは4年に1回、2月29日をたします。ただし、あまりの時間は6時間より少し短いので、もう一つルールがあります。00で終わる年は、400でわり切れる年だけがうるう年です。そのため、2000年はうるう年でしたが、2100年はうるう年ではありません。

この質問の英単語

  • leap yearうるう年
  • extraあまりの・追加の
  • addたす・加える
  • behindおくれて
  • slipずれる
  • dividedわられる
  • ruleルール・決まり

超絶解説もっと知りたい人へ

6時間のあまりが大問題

地球が太陽のまわりを1周して同じ季節にもどる時間は、約365.2422日です。カレンダーを365日にしておくと、毎年約6時間ずつ季節とずれていきます。たった6時間でも、100年で約24日、700年あまりで約半年。そのままでは「夏休みが雪の季節になる」なんてことが本当に起こってしまいます。そこで2000年以上前、古代ローマのユリウス・カエサル(シーザー)が、紀元前46年に「4年に1回、1日たす」というルールを決めました。これをユリウス暦といいます。

それでも少しずつずれた

ところが、本当のあまりは6時間より約11分短いのです。4年に1回1日たすと、たしすぎになってしまいます。1年で11分でも、1000年以上たつと大きなずれになりました。16世紀には、春分の日(昼と夜がほぼ同じ長さになる日)が暦の上で10日も早くなっていたのです。そこで1582年、ローマ教皇グレゴリウス13世が新しい暦を作り、10月4日の次の日を一気に10月15日にして、10日分を消しました。そして「00で終わる年は、400でわり切れる年だけうるう年」という今のルールができました。これがグレゴリオ暦です。

日本は1873年から

日本がこのグレゴリオ暦を使い始めたのは1873年(明治6年)です。イギリスはずっとおそく1752年に切りかえ、9月2日の次の日を9月14日にして、11日分を消しました。国によって切りかえの時期がちがったため、同じ日が国によってちがう日付でよばれる、ややこしい時代が長く続きました。日本で、どの年をうるう年にするかが勅令(ちょくれい)ではっきり決められたのは、1898年(明治31年)のことです。

今の暦も完ぺきではない

グレゴリオ暦の1年は平均365.2425日で、本物の1年とのずれは年に約26秒。3000年あまりでやっと1日ずれる計算です。また、地球の自転は少しずつゆらぐため、時計を1秒調整する「うるう秒」も1972年から何度も入れられてきました。ただ、コンピューターの混乱をふせぐため、2035年までにうるう秒をやめることが国際会議で決まっています。時間を正確に数えるのは、人類にとってずっと続く大仕事なのです。

みんなが驚く豆知識

  1. スウェーデンでは、暦の切りかえのやり方でつじつまが合わなくなり、そのずれを直すため、1712年にたった一度だけ「2月30日」という日がありました。

  2. 英語の leap year の leap は「とびこえる」という意味。ふつう、同じ日付は毎年曜日が1つ進みますが、うるう年をはさむと2つ進み、曜日を1つ「とびこえる」ことから来た名前だといわれます。

  3. グレゴリオ暦の400年間には146097日あり、そのうち2月29日は97日です。日付だけで単純に計算すると、2月29日になる割合は約1506分の1です。ただし、実際の出生数は日によって同じではありません。日本の法律では、年齢は誕生日の前の日が終わるときに1つ増えるため、2月29日生まれの人も毎年2月28日が終わるときに年齢が増えます。

おうちでやってみよう

おうちの人の生まれ年や自分の生まれ年が、うるう年かどうか調べてみよう。4でわり切れるかな?00で終わる年なら、400でわり切れるかも確かめます。次の2月29日はいつかも計算してみましょう。

英文と解説は、このコーナーのために子ども向けに書き下ろしたものです(AIと人が作成。Codex で英語・和訳・事実をチェックし、人の目でも順次確認しています)。100年以上前の原文をそのまま載せている「おはなし」のページとは分けています。

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