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こころとくらし ・ 271/300

一週間はなぜ7日なの?

Why are there seven days in a week?

ひとことで言うと

大昔の人が、月の満ち欠けの区切りや、空で特別な動きをする7つの天体(太陽・月・5つの惑星)をもとに、7日をひと区切りにしたと考えられているよ。

やさしい英語でEasy English ・ 英検5〜4級くらい

A week has seven days. Why seven? Long ago, people watched the sky. They knew the sun, the moon, and five bright planets. That makes seven. The moon also changes a lot in about seven days. These may be two reasons why people chose seven days for a week.

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1週間は7日です。なぜ7なのでしょう。昔の人々は空をながめていました。そして、太陽と月と、5つの明るい惑星を知っていました。あわせて7つです。月の形も、約7日で大きく変わります。人々が7日を1週間にした理由には、この2つが関係しているのかもしれません。

ふつうの英語でStandard English ・ 英検3〜準2級くらい

The seven-day week is very old, and it probably has more than one root. The moon takes about 29.5 days to go from one new moon to the next. One quarter of that is a little more than seven days. Ancient people also knew seven bright objects that moved against the background stars: the sun, the moon, Mercury, Venus, Mars, Jupiter, and Saturn. These objects were considered special, and their names were later given to the days in the planetary week. The Jewish tradition of resting on the seventh day also helped the seven-day week spread. The Romans adopted a seven-day week, and it eventually traveled around the world. In Japanese, the days still use the names of the sun, the moon, and the five planets. Many other languages have related names, too.

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7日で1週間というしくみはとても古く、もとになったものは一つではないと考えられています。新月から次の新月までは約29.5日です。その4分の1は、7日より少し長いくらいです。昔の人々は、星座を作る星とはちがう動きをする7つの明るい天体も知っていました。太陽、月、水星、金星、火星、木星、土星です。これらは特別なものだと考えられ、のちに惑星と結びついた週のそれぞれの日に名前がつけられました。7日目に休むというユダヤ教の伝統も、7日週が広まるのを助けました。ローマ人も7日週を取り入れ、それがやがて世界中に広がりました。日本語の曜日には、今も太陽と月と5つの惑星の名前が使われています。ほかの多くの言葉にも、これらと結びついた曜日名があります。

この質問の英単語

  • week週
  • planets惑星
  • shape形
  • full moon満月
  • ancient古代の・大昔の
  • tradition伝統
  • named名づけられた

超絶解説もっと知りたい人へ

1日・1か月・1年は空が決めたのに

1日は地球が1回まわる時間、1か月はだいたい月が満ち欠けする時間、1年は地球が太陽のまわりを1周する時間です。どれも空の動きで決まっています。ところが「1週間=7日」だけは、空の動きとぴったりは合っていません。月の満ち欠けは約29.5日なので、4つに分けると約7.4日。ちょうど7日ではないのです。つまり週は、自然と人間の考えがまざって生まれた、ちょっとふしぎな区切りなのです。

7つの「動く星」の秘密

望遠鏡のない時代にも、昔の人は、星座を作る星とはちがう動きをする7つの明るい天体を知っていました。太陽、月、水星、金星、火星、木星、土星です。これらは特別な力を持つと考えられ、それぞれが1時間ずつ順番に時間を見守るという考え方が生まれました。当時、地球から遠いと考えられた順(土星→木星→火星→太陽→金星→水星→月)に1時間ずつわり当てると、毎日の最初の1時間を受け持つ天体は、土星・太陽・月・火星・水星・木星・金星の順になります。これが土・日・月・火・水・木・金という曜日のならびのもとになったという説明が広く受け入れられています。

日本語とフランス語はそっくり

日本語の曜日名は、この7つの天体の名前です。おもしろいのは、ヨーロッパの言葉とも対応していることです。フランス語で火曜日は mardi(マルス=火星の日)、水曜日は mercredi(メルクリウス=水星の日)、木曜日は jeudi(ユピテル=木星の日)、金曜日は vendredi(ウェヌス=金星の日)。日本語とぴったり同じです。この考え方は中国を通じて平安時代の日本に伝わり、藤原道長の日記にも曜日が書かれています。ただし、日曜日を休む今のしくみが日本の役所で始まったのは、明治時代の1876年からです。

週を変えようとした国もあった

フランス革命のあと、1793年にフランスは、10日を一つの区切りにする新しい暦を使い始めました。働く人の休みが10日に1回になったことや、教会の7日週と合わなかったことなどから、人々にはなかなか受け入れられませんでした。この暦は1805年に廃止されました。旧ソ連でも、1929年から5日や6日を区切りにするしくみがためされましたが、1940年に7日週へもどりました。7日週は、それだけ人々の生活や宗教、習慣に深く根づいていたのです。ちなみに、カレンダーを日曜日から書くか月曜日から書くかは、国や習慣によってちがいます。

みんなが驚く豆知識

  1. 英語の曜日には北ヨーロッパの神さまがかくれています。Tuesday は戦いの神ティウ、Wednesday は神々の王ウォドン(オーディン)、Thursday はかみなりの神トール、Friday は女神フリッグ(フレイヤとする説も)の日です。

  2. フランス革命のあと、フランスでは10日を一つの区切りにした暦が使われました。休みが少なくなったことや、教会の7日週と合わなかったことなどから広くは定着せず、1805年に廃止されました。

  3. 日本の火・水・木・金・土曜日と、フランス語の mardi(火星)、mercredi(水星)、jeudi(木星)、vendredi(金星)、英語の Saturday(土星)は、同じ星を表しています。

おうちでやってみよう

カレンダーで、満月の日に印をつけてみよう。次の満月まで何日あるか数えて、7でわってみます。1週間とどれくらいずれているかな?月を毎晩観察すると、半月まで約1週間なのがわかります。

英文と解説は、このコーナーのために子ども向けに書き下ろしたものです(AIと人が作成。Codex で英語・和訳・事実をチェックし、人の目でも順次確認しています)。100年以上前の原文をそのまま載せている「おはなし」のページとは分けています。

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