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食べもの ・ 177/300

アイスクリームはなぜとけるの?

Why does ice cream melt?

ひとことで言うと

まわりの空気や口の中の熱がアイスに伝わると、中の小さな氷のつぶがとけて水にもどるから。アイスは砂糖のおかげで、0℃より低い温度からとけはじめるよ。

やさしい英語でEasy English ・ 英検5〜4級くらい

Ice cream is very cold. It has tiny pieces of ice inside. The air around it is warmer. Heat moves from the warm air into the cold ice cream. The ice pieces melt and turn into liquid. So the ice cream drips!

日本語の訳を見る

アイスクリームは、とても冷たいです。中には、小さな氷のつぶが入っています。まわりの空気は、アイスより暖かいです。熱は、暖かい空気から冷たいアイスクリームへと移ります。氷のつぶはとけて、液体に変わります。だから、アイスクリームはぽたぽたたれるのです!

ふつうの英語でStandard English ・ 英検3〜準2級くらい

Ice cream is a mix of milk, cream, sugar, tiny ice crystals, and lots of little air bubbles. It is kept very cold in the freezer, at about minus 18 degrees Celsius. When you take it out, the air around it is much warmer. Heat always moves from warmer things to colder things, so heat flows into the ice cream. The water molecules in the ice crystals start to shake faster and break free, and the ice turns back into liquid. Sugar makes this happen even sooner. Because of the sugar, ice cream starts to melt below zero degrees, while plain ice melts at zero. The air bubbles slow the melting a little because air does not transfer heat well. That's why ice cream feels soft and melts so smoothly in your warm mouth.

日本語の訳を見る

アイスクリームは、牛乳、生クリーム、砂糖、小さな氷の結晶、そしてたくさんの小さな空気のあわがまざったものです。冷凍庫の中で、約マイナス18℃というとても冷たい温度で保存されています。取り出すと、まわりの空気はアイスよりずっと暖かいです。熱はいつも、暖かいものから冷たいものへと移るので、熱がアイスクリームの中へ流れこみます。氷の結晶の中の水の分子は、だんだん速くふるえはじめ、ばらばらにはなれて、氷は液体にもどります。砂糖があると、これがもっと早く起こります。砂糖のおかげで、アイスクリームは0℃より低い温度でとけはじめますが、ただの氷は0℃でとけます。空気のあわは、とけるのを少しおそくします。空気は熱を伝えにくいからです。だから、アイスクリームはやわらかく感じられ、暖かい口の中でなめらかにとけるのです。

この質問の英単語

  • meltとける
  • heat熱
  • crystals結晶
  • freezer冷凍庫
  • sugar砂糖
  • liquid液体
  • bubblesあわ

超絶解説もっと知りたい人へ

アイスは『4つのチーム』でできている

アイスクリームを顕微鏡で見ると、四つのものが組み合わさっていることがわかります。一つめは小さな氷の結晶。二つめは、牛乳や生クリームからきた脂肪のつぶ。三つめは、空気のあわ。そして四つめが、それらのすきまをうめる、砂糖やたんぱく質がとけたこいシロップです。アイスは、作るときにかきまぜながら冷やして、空気をたっぷりふくませます。空気が入るぶん、体積はもとの液より大きくなり、口あたりがふんわりやわらかくなります。空気の量は商品によってさまざまで、こってりしたアイスほど空気が少なめなことが多いのです。

熱は、暖かいほうから冷たいほうへ

冷凍庫の中は約マイナス18℃。夏の部屋が30℃なら、温度の差はおよそ50℃もあります。熱はかならず温度の高いほうから低いほうへ移るので、まわりの空気、日光、アイスを持つ手、そしてスプーンからも、アイスに熱がどんどん流れこみます。熱をもらった水の分子は、だんだんはげしくふるえるようになり、氷の結晶の決まったならび方をたもてなくなって、ばらばらの液体にもどります。これが『とける』ということです。空気のあわは熱を伝えにくいので、ほんの少し、とけるのをおそくしてくれます。

0℃より前に、とけはじめるわけ

ただの氷は0℃でとけますが、アイスクリームは0℃より低い温度でも、少しずつやわらかくなっていきます。水に砂糖などがとけていると、こおる温度(とける温度)が下がるからです。じつはマイナス18℃の冷凍庫の中でも、アイスの水分の一部はこおらずに、こいシロップとして残っています。だから、スプーンですくえるかたさになっているのです。氷に塩をかけるとぐんと冷たくなるのも、同じなかまのしくみです。明治の初めのアイス作りでも、氷と塩を使って冷やしていました。

日本のアイスは4つに分けられる

日本では、冷たいおやつは乳成分の量によって四つに分けられています。乳固形分が15%以上で、そのうち乳脂肪分が8%以上のものが「アイスクリーム」です。乳固形分が10%以上で乳脂肪分が3%以上なら「アイスミルク」、乳固形分が3%以上なら「ラクトアイス」です。乳固形分が3%より少ないものなどは「氷菓」とよばれます。また、アイスにはふつう賞味期限が書かれていません。マイナス18℃以下で正しくほぞんすれば、品質がほとんど変わらないためです。

みんなが驚く豆知識

  1. アイスクリームには、賞味期限が書かれていないことが多いです。マイナス18℃以下でほぞんすれば品質がほとんど変わらないため、表示を省略してよいと決められています。

  2. 日本で初めてアイスクリームが売られたのは、1869年(明治2年)の横浜です。『あいすくりん』という名前で、とても高いおやつでした。

  3. 冷たいものを急いで食べて頭がキーンといたくなることを、英語で brain freeze(脳がこおる)や ice cream headache(アイスクリーム頭痛)といいます。

おうちでやってみよう

ジッパーつきの小さな袋に牛乳と砂糖を入れてしっかりとじ、氷と塩を入れた大きな袋の中で5〜10分ふってみよう。アイスができるよ。手が冷えるのでタオルで包んでね。

英文と解説は、このコーナーのために子ども向けに書き下ろしたものです(AIと人が作成。Codex で英語・和訳・事実をチェックし、人の目でも順次確認しています)。100年以上前の原文をそのまま載せている「おはなし」のページとは分けています。

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