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たまごはゆでるとなぜかたくなるの?
Why do eggs get hard when you boil them?

たまごのたんぱく質は、もとは小さく丸まったひものようなもの。熱でほどけて、となりどうしからみ合い、水をとじこめたまま固まるからだよ。
やさしい英語でEasy English ・ 英検5〜4級くらい
Eggs have lots of protein. Protein is like tiny balls of string. When you heat an egg, the strings open up. They get tangled together. Then the egg becomes hard. The clear part turns white, too!
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たまごには、たんぱく質がたくさん入っています。たんぱく質は、小さく丸めたひものようなものです。たまごを熱すると、ひもがほどけます。ひもどうしがからまり合います。すると、たまごはかたくなります。とうめいな部分も、白くなりますよ!
ふつうの英語でStandard English ・ 英検3〜準2級くらい
A raw egg is runny because it is mostly water with a lot of protein in it. Each protein is like a long string folded up into a tiny ball. These little balls float around freely in the water, so the egg can flow. When you heat the egg, the protein balls shake harder and harder until they unfold. The open strings bump into each other and stick together, making a net. This net traps the water, so the egg turns solid, a bit like jelly. The egg white also changes from clear to white because the tangled net scatters light in many directions. Egg white starts to set at about 60 degrees Celsius, and the yolk at about 65 to 70 degrees. That's why cooks can make an egg with a set yolk but a soft white.
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生たまごがどろっと流れるのは、ほとんどが水で、そこにたくさんのたんぱく質が入っているからです。それぞれのたんぱく質は、長いひもが小さく丸くたたまれたようなものです。この小さな玉は水の中で自由にただよっているので、たまごは流れることができます。たまごを熱すると、たんぱく質の玉はどんどんはげしくふるえ、やがてほどけます。ほどけたひもどうしがぶつかってくっつき、あみを作ります。このあみが水をとじこめるので、たまごはゼリーのように固まります。白身がとうめいから白に変わるのも、からまったあみが光をいろいろな方向へ散らすからです。白身は約60℃で固まりはじめ、黄身は約65〜70℃で固まりはじめます。だから料理人は、黄身は固まっているのに白身はやわらかいたまごを作ることができるのです。
この質問の英単語
- proteinたんぱく質
- heat熱する
- stringひも
- tangledからまった
- yolk黄身
- solid固体の・固まった
- netあみ
超絶解説もっと知りたい人へ
たんぱく質は『折りたたまれたひも』
たまごの白身は、約9わりが水、約1わりがたんぱく質です。たんぱく質は、アミノ酸という小さなつぶが何百もつながった長いひもで、それぞれが決まった形にきちんと折りたたまれています。生たまごの中では、この小さな玉が水の中でばらばらにうかんでいるので、白身はとろりと流れます。熱を加えると、ひもがはげしくゆれて、折りたたまれた形がほどけてしまいます。このように、たんぱく質の形がくずれることを『変性』といいます。
白身と黄身で、固まる温度がちがう
ほどけたひもは、となりのひもとぶつかってくっつき合い、立体的なあみを作ります。あみの目に水がとじこめられるので、たまご全体がぷるんと固まるのです。おもしろいのは、固まりはじめる温度がたんぱく質ごとにちがうこと。白身は約60℃から固まりはじめますが、しっかり固まるには約80℃が必要です。一方、黄身は約65〜70℃で固まります。この差を利用したのが温泉たまご。65〜70℃くらいのお湯にしばらく入れておくと、黄身はねっとり固まり、白身はとろとろのまま、というふしぎなたまごができあがります。
とうめいが白くなるのは『光のじゃま』
生の白身はすきとおっているのに、熱を通すとまっ白になります。生の白身では、たんぱく質の玉が小さくてばらばらなので、光はほとんどじゃまされずに通りぬけます。ところが熱でできたあみは大きくでこぼこで、光があちこちにはね返されてしまいます。いろいろな色の光が全部はね返されて目に届くので、白く見えるのです。雲が白く見えるのと、にた理由です。
ゆでたまごは、もとにもどせない?
一度ゆでたたまごを生にもどすことはできません。ところが2015年、アメリカとオーストラリアの研究チームが、高速で回転する装置を使って、ゆでた白身のたんぱく質の一部を、もとの形にもどすことに成功しました。たまごを生にもどしたわけではありませんが、薬などを作るのに役立つ技術として注目され、イグ・ノーベル賞を受賞しました。また、ゆですぎたたまごの黄身のまわりが緑っぽくなるのは、白身から出た硫黄と黄身の鉄がくっつくため。食べても体に害はありません。
みんなが驚く豆知識
英語には You can't unscramble an egg(いりたまごは元にもどせない)という言い回しがあります。でも2015年、ゆでた白身のたんぱく質の一部を元にもどす研究が、イグ・ノーベル賞を受けました。
ゆですぎたたまごの黄身のまわりが緑っぽくなるのは、白身から出た硫黄と黄身の鉄がむすびつくためです。見た目は変わっても、食べても害はありません。
たまごの白身は、約9わりが水。たった1わりほどのたんぱく質が、熱であみを作って、水ごとぷるんと固めてしまうのです。そのあみが光をはね返すので、とうめいだった白身はまっ白に見えるようになります。

おうちでやってみよう
おうちの人にゆでてもらったたまごと生たまごを、テーブルの上でそっと回してみよう。ゆでたまごはくるくるよく回り、生たまごはすぐ止まるよ。なぜか考えてみてね。
英文と解説は、このコーナーのために子ども向けに書き下ろしたものです(AIと人が作成。Codex で英語・和訳・事実をチェックし、人の目でも順次確認しています)。100年以上前の原文をそのまま載せている「おはなし」のページとは分けています。






