
こころとくらし ・ 265/300
学校にはなぜ行くの?
Why do we have to go to school?

学校は、生きていくのに役立つ知識や考え方を学び、たくさんの人といっしょにすごす練習をする場所だからだよ。
やさしい英語でEasy English ・ 英検5〜4級くらい
At school, you learn to read, write, and count. You learn about animals, stars, and other countries. You also make friends. You learn to share and help each other. These things help you all your life. Going to school is every child's right.
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学校では、読むこと、書くこと、数えることを学びます。動物や星や、ほかの国のことも学びます。友だちもできます。分け合ったり、助け合ったりすることも学びます。こうしたことは、一生ずっと役に立ちます。学校に行くことは、すべての子どもの権利です。
ふつうの英語でStandard English ・ 英検3〜準2級くらい
School is a place where you learn the basic skills you need for life, like reading, writing, and math. With these skills, you can read a map, understand the news, or follow a recipe. School also opens doors to many subjects, such as science, history, music, and sports. You might find something you love there. But school is not only about books. You spend the day with many different people. You learn to work in a team, listen to other ideas, and solve problems together. In Japan, parents and guardians have a duty to make sure children receive an education. This is because education is a right for all children. Sadly, around the world, about 250 million children and young people are still out of school. Learning is a gift that can change your future.
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学校は、読み書きや算数など、生きていくのに必要な基本の力を学ぶ場所です。こうした力があれば、地図を読んだり、ニュースを理解したり、レシピどおりに作ったりできます。学校は、理科、歴史、音楽、スポーツなど、たくさんの教科へのとびらも開いてくれます。そこで大好きなものが見つかるかもしれません。でも、学校は本だけではありません。一日を、いろいろな人といっしょにすごします。チームで協力すること、ほかの人の考えを聞くこと、いっしょに問題をとくことを学びます。日本では、親や保護者には、子どもに教育を受けさせる義務があります。教育はすべての子どもの権利だからです。悲しいことに、世界では今も、約2億5000万人の子どもや若者が学校に通っていません。学ぶことは、あなたの未来を変えられるおくり物なのです。
この質問の英単語
- learn学ぶ
- count数える
- right権利
- skills力・技能
- subjects教科
- duty義務
- education教育
超絶解説もっと知りたい人へ
「義務教育」の義務はだれのもの?
日本の小学校と中学校の9年間は「義務教育」とよばれます。これを「子どもが学校に行かなければならない義務」だと思っている人が多いのですが、じつはちがいます。日本国憲法では、子どもには「教育を受ける権利」があり、義務を負うのは、子どもに教育を受けさせる保護者(おうちの人)と、学校を用意する国や市町村のほうなのです。つまり、学校は「行かされる場所」ではなく、「みんなが使える権利」として守られている場所なのです。
脳は「使った回路」が強くなる
人の脳には、約860億個もの神経細胞(しんけいさいぼう)があるといわれます。新しいことを学ぶと、細胞どうしのつながりが強くなったり、新しくできたりします。子どもの脳はとくに、このつながりを作りかえる力が大きいことが知られています。学校でいろいろな教科を学ぶのは、たくさんの種類の回路を育てて、将来どんな道にも進めるようにするためでもあるのです。今は役に立たないように見える勉強が、何年もあとに思いがけず役立つこともよくあります。また、友だちと意見がぶつかったときにどう話し合うか、という力は、教科書だけでは身につきません。毎日たくさんの人とすごす学校は、その練習にぴったりの場所なのです。
日本の学校は150年ちょっと前に始まった
日本で、全国の子どもが学校に通うしくみ(学制)が始まったのは1872年(明治5年)です。最初のころは、家の仕事を手伝わなければならず、学校に通えない子どももたくさんいました。それから少しずつ通う子どもがふえ、今では日本のほぼすべての子どもが小学校に通っています。江戸時代にも「寺子屋(てらこや)」という学びの場があり、読み書きやそろばんを教えていました。
世界には学校に行けない子どもがいる
ユネスコ(国連の教育などの機関)によると、世界には学校に通えていない子どもや若者が約2億5000万人いるとされています。戦争、まずしさ、家の仕事、近くに学校がないなど、理由はさまざまです。読み書きができないと、薬の説明書や仕事の契約書(けいやくしょ)が読めず、だまされたり、危険な目にあったりすることもあります。学ぶことは、自分の身を守り、自分で人生を選ぶための力なのです。
みんなが驚く豆知識
英語の school は、古代ギリシャ語の「スコレー(scholē)」から来ています。その意味はなんと「ひま・自由な時間」。昔は、時間に余裕のある人が議論したり学んだりする時間のことでした。
モロッコにあるカラウィーイーン大学は、859年に作られたといわれ、今も続く世界最古の教育機関としてギネス世界記録に認められています。
日本で全国の学校制度が始まったのは1872年(明治5年)。当時、学校に通った子どもは3割ほどでしたが、今ではほぼすべての子どもが小学校に通っています。

おうちでやってみよう
「学校で習ったことが役に立った瞬間」を一週間さがしてみよう。買い物で計算した、看板の漢字が読めた、など。見つけたらメモして、週末に家族に発表してみましょう。
英文と解説は、このコーナーのために子ども向けに書き下ろしたものです(AIと人が作成。Codex で英語・和訳・事実をチェックし、人の目でも順次確認しています)。100年以上前の原文をそのまま載せている「おはなし」のページとは分けています。






