
こころとくらし ・ 268/300
子どもはなぜ早くねなきゃいけないの?
Why do kids have to go to bed early?

ねているあいだに、体を大きくするホルモンが出たり、脳がその日に学んだことを整理したりするので、子どもにはたっぷりの睡眠が必要なんだよ。
やさしい英語でEasy English ・ 英検5〜4級くらい
Sleep is very important for kids. When you sleep, your body grows. Your brain also keeps the things you learned that day. Kids need more sleep than adults. If you go to bed early, you can sleep enough. Then you can feel good and have lots of energy in the morning.
日本語の訳を見る
子どもにとって、ねむることはとても大切です。ねているあいだに、体は大きくなります。脳も、その日に学んだことをしまっておきます。子どもは大人よりたくさんねむる必要があります。早くねれば、じゅうぶんねむれます。そうすると、朝、気分がよく、元気いっぱいでいられます。
ふつうの英語でStandard English ・ 英検3〜準2級くらい
Your body is busy while you sleep. During deep sleep, especially in the first part of your sleep, your body releases growth hormone. This helps your bones and muscles grow and repairs your body. Your brain is busy, too. It sorts the things you learned during the day and saves the important ones as memories. That is why sleep helps you do better at school. Children aged six to twelve need about nine to twelve hours of sleep every night. That is much more than most adults need. If you go to bed late, you might not get enough sleep before school. Without enough sleep, it is harder to pay attention, and you may feel grumpy. Bright screens can also trick your brain into staying awake. So turn them off well before bedtime.
日本語の訳を見る
ねているあいだも、体はいそがしく働いています。深いねむりのあいだ、とくにねむり始めのほうに、体は「成長ホルモン」を出します。これが骨や筋肉が大きくなるのを助け、体を修理してくれます。脳もいそがしく働いています。その日に学んだことを整理して、大事なものを記憶としてしまっておくのです。だから、睡眠は学校での勉強の助けになります。6〜12歳の子どもは、毎晩9〜12時間ほどの睡眠が必要です。これは、ほとんどの大人が必要な時間よりずっと長いのです。おそくねると、学校の前にじゅうぶんねむれないかもしれません。睡眠が足りないと、集中するのがむずかしくなり、きげんが悪くなることもあります。明るい画面は、脳をだまして起きたままにさせることもあります。だから、ねる時間よりずっと前に消しましょう。
この質問の英単語
- sleepねむる・睡眠
- grows大きくなる
- hormoneホルモン
- bones骨
- memories記憶
- attention注意・集中
- screens画面
超絶解説もっと知りたい人へ
「寝る子は育つ」は本当だった
昔から日本には「寝る子は育つ」ということわざがあります。これは科学的にもおおむね正しいと考えられています。体の成長を助ける「成長ホルモン」は、一日の中でもとくに、ねむり始めの数時間に多い深いねむりのときにたくさん出ます。成長ホルモンは骨や筋肉の成長を助け、昼間にきずついた体を直す働きもします。ただし、出る量はねる時刻だけで決まるわけではありません。毎日じゅうぶんな時間、よくねむることが大切なのです。
ねているあいだに脳は「おかたづけ」
ねむっているあいだ、脳はスイッチが切れているわけではありません。その日に見たこと、学んだことをくり返し再生し、大事なものを長く残る記憶に変えていると考えられています。テスト前に徹夜するより、しっかりねたほうが覚えたことを思い出しやすいという研究もたくさんあります。さらにネズミの研究では、ねむっているあいだに脳のすき間を流れる液体がふえ、昼間にたまったいらない物を洗い流していることもわかってきました。睡眠は、脳のおそうじの時間でもあるのです。
子どもに必要な睡眠時間
アメリカの睡眠の専門家の学会は、6〜12歳の子どもには一晩9〜12時間、13〜18歳には8〜10時間の睡眠をすすめています。朝7時に起きるなら、必要な睡眠時間から考えて、夜7〜10時ごろにねむる計算ですが、合う時刻は年齢や人によってちがいます。また、体内時計に合わせて夜に暗くなると、脳は「メラトニン」というねむりをさそう物質を出しやすくなります。ところが、ねる前にスマホやテレビの明るい光を見ると、メラトニンが出にくくなり、ねつきがおそくなることがあります。ねる前は画面を見る時間をへらすのがおすすめです。
動物たちのふしぎなねむり方
野生のコアラは一日に14時間ほどねむり、さらに何時間も休んで過ごすという調査があります。よくいわれる「一日22時間ねむる」という数字が、すべてのコアラに当てはまるわけではありません。ユーカリの葉から得られるエネルギーが少ないため、長く休んでエネルギーを節約しています。動物園のキリンは一日4〜5時間ほどしかねむりません。イルカは脳の半分ずつをかわりばんこにねむらせ、泳ぎながら息つぎを続けます。グンカンドリという鳥は、空を飛びながら、ほんの数秒ずつねむることが確かめられています。ねむり方はちがっても、まったくねむらないと確かめられた動物は、ほとんどいません。
みんなが驚く豆知識
グンカンドリという海鳥は、何日も海の上を飛び続けるあいだにも、ほんの数秒ずつねむることが、脳波(のうは)の記録で確かめられました。脳の片側だけをねむらせることも、両側をねむらせることもあります。
英語の Early to bed and early to rise makes a man healthy, wealthy, and wise.(早ね早起きは健康・富・かしこさのもと)は、アメリカのフランクリンが1735年に自分の暦にのせて有名になりました。
野生のコアラは一日に14時間ほどねむり、さらに何時間も休んで過ごすという調査があります。よくいわれる「一日22時間ねむる」という数字が、すべてのコアラに当てはまるわけではありません。ユーカリの葉から得られるエネルギーが少ないため、長く休んでエネルギーを節約しています。

おうちでやってみよう
一週間、「ねた時間」と「起きた時間」、そして朝の気分(にこにこ・ふつう・ねむい)をカレンダーに記録してみよう。何時間ねると調子がいいか、自分のベストな睡眠時間を見つけましょう。
英文と解説は、このコーナーのために子ども向けに書き下ろしたものです(AIと人が作成。Codex で英語・和訳・事実をチェックし、人の目でも順次確認しています)。100年以上前の原文をそのまま載せている「おはなし」のページとは分けています。






