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カメムシはなぜくさいの?のイラスト

虫 ・ 126/300

カメムシはなぜくさいの?

Why do stink bugs smell bad?

ひとことで言うと

くさいにおいは、鳥やトカゲなどの敵から身を守るための「武器」なんだよ。体にある特別なふくろから、においの汁を出しているんだ。

やさしい英語でEasy English ・ 英検5〜4級くらい

Stink bugs have a secret weapon. It is a bad smell! When a bird or a lizard comes, the bug lets out a smelly liquid. The enemy says, "Yuck!" and goes away. The bug is safe. The smell also tells other stink bugs, "Danger! Run!"

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カメムシには、ひみつの武器があります。それは、くさいにおいです! 鳥やトカゲが来ると、カメムシはくさい液を出します。敵は「うえっ!」と言って、どこかへ行ってしまいます。カメムシは助かります。においは、ほかのカメムシにも「きけん! にげろ!」と伝えます。

ふつうの英語でStandard English ・ 英検3〜準2級くらい

Stink bugs are small insects with bodies shaped like shields. When an enemy, such as a bird or a lizard, attacks, they release a strong-smelling liquid. Adult stink bugs make this liquid in scent glands in the middle part of the body, called the thorax. The liquid comes out through small openings on the underside, between the middle and back legs. Many animals dislike its taste and smell, so they may let the bug go. The smell can also work like an alarm. When other stink bugs nearby detect it, they know there may be danger and may fly away or drop to the ground. Some of the same kinds of chemicals are also found in coriander leaves. That is why some people say coriander smells like stink bugs!

日本語の訳を見る

カメムシは、盾のような形の体をした小さな虫です。鳥やトカゲなどの敵におそわれると、強いにおいの液を出します。おとなのカメムシは、体のまん中にある胸部という部分の臭腺(しゅうせん)で、この液を作ります。液は、体のうら側にある中足と後ろ足の間の小さなあなから出ます。多くの動物は、この液の味やにおいをきらうので、カメムシをはなすことがあります。においは警報のような働きもします。近くのカメムシが感じ取ると、きけんかもしれないと気づき、飛んでにげたり、地面に落ちたりします。同じなかまの成分は、コリアンダーの葉にもふくまれています。そのため、「パクチーはカメムシのにおいがする」と言う人もいるのです!

この質問の英単語

  • weapon武器
  • smellにおい
  • enemy敵
  • shield盾(たて)
  • liquid液体
  • alarm警報
  • dangerきけん

超絶解説もっと知りたい人へ

においは身を守る「化学兵器」

カメムシは、背中が盾(たて)のような形をした虫です。英語では shield bug(盾の虫)ともよばれます。日本語の「カメムシ」という名前も、背中の形がカメのこうらににていることから来ているといわれます。体が小さく、かむ力も強くないカメムシにとって、においは大事な武器です。鳥やトカゲ、クモなどにおそわれると、くさい汁をシュッと出します。敵はびっくりして、くわえたカメムシをはき出してしまいます。においの成分には、生きものの口や目をしげきするものもふくまれています。

においのふくろは、どこにある?

おとなのカメムシは、むねの中に「臭腺(しゅうせん)」という、においの液を作るしくみを持っています。液は、体のうら側にある中足と後ろ足の間あたりの小さなあなから出ます。幼虫のころは、においを出すあなが背中側のおなかにあります。においの成分は種類によってちがい、アルデヒドのなかまなど、いくつもの物質が混ざっています。少ないと青い葉やハーブに近く感じるものもありますが、たくさん集まると、つんとする強いにおいになります。

「にげろ!」を伝える合図

においは、仲間への合図にもなります。カメムシがにおいを出すと、近くにいる仲間がそれを感じとって、あわてて飛び立ったり、葉から落ちたりします。においは「きけんがせまっているぞ!」という警報の役目もしているのです。このように、仲間に何かを伝えるために出す物質を「フェロモン」といいます。カメムシは、においをいつも出しているわけではなく、おどろいたときやつかまれたときに出します。

くさいだけじゃない、カメムシの世界

カメムシのなかまは、世界に何千種類もいて、色や形もさまざまです。アカスジカメムシのように赤と黒のしまもようがかっこいいものや、宝石のようにかがやくものもいます。エサキモンキツノカメムシというカメムシは、背中に黄色いハートのもようがあり、お母さんが卵や生まれたばかりの幼虫の上におおいかぶさって、敵から守ります。秋になると、家のかべやせんたく物に集まってくることがありますが、これは冬をこすための、あたたかくてかくれやすい場所を探しているのです。つかまえるときは、手でつままずに、紙やガムテープでそっと取ると、においがつきません。

みんなが驚く豆知識

  1. パクチー(コリアンダー)の葉の香りには、カメムシのにおいと同じなかまの成分がふくまれています。そのため、パクチーには「カメムシソウ」というあだ名もあります。好ききらいが分かれるのは、このにおいのせいかもしれません。

  2. メキシコのタスコという町では、「フミル」とよばれるカメムシのなかまを食べる習慣があり、毎年フミルのお祭りも開かれます。生のまま、トルティーヤにはさんで食べることもあるそうです。

  3. パクチーの英語名 coriander は、古代ギリシャ語の koris(トコジラミ=においを出す虫)から来たという説があります。昔のギリシャの人も、この葉のにおいは虫ににていると感じていたのかもしれません。

おうちでやってみよう

カメムシを見つけたら、つかまずに観察しよう。体が盾の形をしているか、背中にどんなもようがあるか見てみよう。もし服についたら、手でつぶさず、紙にそっとのせて外へにがしてあげよう。

英文と解説は、このコーナーのために子ども向けに書き下ろしたものです(AIと人が作成。Codex で英語・和訳・事実をチェックし、人の目でも順次確認しています)。100年以上前の原文をそのまま載せている「おはなし」のページとは分けています。

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