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虫の足はなぜ6本なの?
Why do insects have six legs?

体の「胸」の部分に、足が3対ついているのが昆虫の基本のつくりだからだよ。なぜ進化の中で6本になったのかは、まだはっきりわかっていないんだ。多くの昆虫は3本の足で体をささえながら歩くことがあるけれど、速さや足場によって歩き方を変えるよ。
やさしい英語でEasy English ・ 英検5〜4級くらい
Insects have six true legs. Ants, bees, and beetles all have this body plan. The legs grow from the middle part of the body. Many insects often move three legs while the other three stay on the ground. But they can change their steps when they walk slowly or cross rough ground.
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昆虫には、本当の足が6本あります。アリもハチもカブトムシも、この体のつくりは同じです。足は体の真ん中の部分から生えています。多くの昆虫は、3本の足を動かし、ほかの3本を地面につけて歩くことがよくあります。でも、ゆっくり歩くときや、でこぼこの地面を進むときには、足の動かし方を変えます。
ふつうの英語でStandard English ・ 英検3〜準2級くらい
The basic insect body has three parts: the head, the thorax, and the abdomen. Three pairs of true legs grow from the thorax, making six legs in all. Wings, when an insect has them, also grow from the thorax. Why did this six-legged body plan evolve? Scientists do not know for sure. Many insects use a tripod gait when they move quickly. They lift the front and back legs on one side and the middle leg on the other side. The three legs left on the ground form a steady triangle. However, insects can use other stepping patterns when they move slowly or walk over rough ground. Insects evolved from crustacean relatives long ago, but exactly how their six-legged body plan developed is still being studied.
日本語の訳を見る
昆虫の基本の体は、頭・胸・腹の3つの部分に分かれています。胸からは本当の足が3対、全部で6本生えています。羽を持つ昆虫では、羽も胸から生えます。なぜ、この6本足の体が進化したのでしょう。科学者にも、まだはっきりとはわかっていません。多くの昆虫は、速く動くときに三脚歩行をします。片側の前足と後ろ足、反対側の真ん中の足を上げ、地面に残った3本の足で安定した三角形を作ります。ただし、ゆっくり動くときや、でこぼこの地面を歩くときには、別の足の動かし方もします。昆虫は大昔、甲殻類に近いなかまから進化しましたが、6本足の体がどのようにできたのかは、今も研究されています。
この質問の英単語
- legs足
- insect昆虫
- body体
- ground地面
- triangle三角形
- balanceバランス
- ancestors祖先
超絶解説もっと知りたい人へ
昆虫の体は「3つのブロック」
昆虫の体は、頭・胸・腹の3つの部分に分かれています。頭には目や触角(しょっかく)、口があり、胸には足と羽、腹には食べものを消化したり卵を作ったりする器官がつまっています。足は、胸の3つの節(ふし)に1対ずつ、合わせて6本ついています。アリでもチョウでもカブトムシでも、この決まりは同じです。「昆虫」という言葉は、この体のつくりを持つ虫だけを指します。クモ(8本)やムカデ(たくさん)、ダンゴムシ(14本)は、虫とよばれていても昆虫ではありません。
6本は「ころばない」数?
多くの昆虫は速く進むとき、片側の前足と後ろ足、反対側の真ん中の足を同時に動かし、残りの3本で体をささえます。これを「三脚歩行(さんきゃくほこう)」といいます。地面についた3本の足が三角形を作るため、体を安定させやすい歩き方です。ただし、昆虫はいつもこの歩き方をするわけではありません。ゆっくり進むときや、でこぼこの所を歩くときには、地面につける足の数や順番を変えます。6本足が進化した本当の理由は、まだはっきりわかっていません。人が作る歩くロボットにも、昆虫の安定した動きをまねた6本足のものがあります。
祖先は足がたくさんあった
昆虫は、エビやカニをふくむ甲殻類に近い生きものから進化したと考えられています。ただし、最初の昆虫の祖先がどんな姿で、6本足の体がどのようにできたのかは、まだはっきりわかっていません。今の昆虫では、体の場所ごとに足を作るかどうかを決める遺伝子が働いています。胸では本当の足が作られますが、ふつう、腹では作られません。ただし、イモムシの腹にある足のようなものは「腹脚(ふくきゃく)」といい、胸にある本当の足とは作りがちがいます。チョウになると、腹脚はなくなります。
6本の足は「使い分け」名人
昆虫は、6本の足をさまざまな道具に変えてきました。カマキリの前足は、えものをつかまえるカマです。バッタの後ろ足は、大ジャンプのためのバネです。ゲンゴロウの後ろ足は、水をかくオールの形をしています。ミツバチの後ろ足には、花粉をためるかごのような部分があります。タテハチョウのなかまは、前足が小さくなっていて、ぱっと見ると足が4本しかないように見えます。6本という数は同じでも、使い方は昆虫の数だけあるのです。
みんなが驚く豆知識
昆虫は、名前がつけられているものだけでも約100万種。地球上で知られている動物の種類の半分以上が昆虫です。まだ名前のない昆虫が、何百万種もいると考えられています。
昆虫かもしれない約4億年前の化石が見つかっていますが、本当に昆虫なのかについては研究者の意見が分かれています。まちがいなく昆虫といえる化石は、それより新しい時代のものです。昆虫は恐竜が現れるよりずっと前から地球にいて、空を飛んだ最初の動物も昆虫だったと考えられています。
英語の insect は、ラテン語で「切りこみが入ったもの」という意味の言葉から来ています。体がいくつにもくびれて、節に分かれているからです。昆虫学を entomology というのも、ギリシャ語の同じ意味の言葉からです。

おうちでやってみよう
アリやダンゴムシなど、身近な小さな生きものの足を、さわらずに観察してみよう。足が6本なら、頭・胸・腹に分かれているか、触角が1対あるかも見てみよう。6本足だけで昆虫と決めず、図かんでたしかめてね。アリが歩くとき、どの足がいっしょに動くかも観察してみよう。
英文と解説は、このコーナーのために子ども向けに書き下ろしたものです(AIと人が作成。Codex で英語・和訳・事実をチェックし、人の目でも順次確認しています)。100年以上前の原文をそのまま載せている「おはなし」のページとは分けています。






