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ダンゴムシはなぜ丸くなるの?
Why do pill bugs roll up into a ball?

敵から身を守るためだよ。かたい背中を外側にして丸くなると、やわらかいおなかや足をかくせるし、体の水分もにげにくくなるんだ。
やさしい英語でEasy English ・ 英検5〜4級くらい
A pill bug has a hard back and a soft belly. When an ant or a bird comes, the pill bug rolls up into a ball. Now the soft parts are inside. The hard ball keeps it safe. Rolling up also keeps its body from drying out.
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ダンゴムシは、かたい背中とやわらかいおなかを持っています。アリや鳥が来ると、ダンゴムシはくるっと丸くなります。これで、やわらかい部分は内側になります。かたいボールになって、身を守るのです。丸くなると、体がかわきにくくもなります。
ふつうの英語でStandard English ・ 英検3〜準2級くらい
A pill bug's back is covered with hard plates, like a suit of armor. But its belly and legs are soft. When an enemy, such as an ant or a spider, touches it, the pill bug quickly rolls into a tight ball. The hard plates fit together perfectly, so the enemy cannot reach the soft parts. Rolling up also helps in another way. Pill bugs lose water easily through their bodies, and they can dry out in the sun. When they are rolled up, less of their body touches the dry air. Here is a surprise: pill bugs are not insects. They have fourteen legs, and they are related to crabs and shrimp! They even breathe with special body parts on their belly that need to stay a little wet.
日本語の訳を見る
ダンゴムシの背中は、よろいのようなかたい板でおおわれています。でも、おなかと足はやわらかいのです。アリやクモなどの敵にさわられると、ダンゴムシはすばやく、ぎゅっと丸いボールになります。かたい板がぴったり組み合わさるので、敵はやわらかい部分にとどきません。丸くなることは、別の点でも役に立ちます。ダンゴムシは体から水分がにげやすく、日なたではかわいてしまうことがあります。丸くなると、かわいた空気にふれる体の部分が少なくなるのです。ここでびっくりの話です。ダンゴムシは昆虫ではありません。足は14本あって、カニやエビのなかまなのです! しかも、おなかにある、少ししめっていないといけない特別な部分で息をしています。
この質問の英単語
- hardかたい
- bellyおなか
- rolls up丸くなる
- ballボール・球
- armorよろい
- plates板
- insects昆虫
超絶解説もっと知りたい人へ
よろいのボール作戦
ダンゴムシの背中は、かたい板が何枚もならんだ、よろいのようになっています。おなか側には足がたくさんあり、やわらかい部分が集まっています。アリやクモなどの敵にさわられると、ダンゴムシは頭とおしりを近づけて、くるりと丸くなります。かたい板がすき間なく組み合わさり、やわらかいおなかや足が内側にかくれます。これで敵にかまれにくくなりますが、どんな敵からも必ず身を守れるわけではありません。
かんそうを防ぐボール
丸くなるのには、もうひとつ理由があります。ダンゴムシは体から水分がにげやすく、かわいた所が苦手です。丸くなると、空気にふれる体の面積が小さくなり、水分がにげにくくなります。ダンゴムシが昼間、石や落ち葉の下のしめった所にかくれているのも、そのためです。
じつはエビやカニのなかま
ダンゴムシは「虫」という名前がついていますが、昆虫ではありません。昆虫の足は6本ですが、ダンゴムシの足は14本(7対)もあります。じつは、エビやカニと同じ「甲殻類(こうかくるい)」のなかまです。海にすんでいた祖先の子孫が、陸でくらすようになったと考えられています。ダンゴムシは、おなか側の後ろのほうにある、えらのような部分で息をしています。この部分は少ししめっていないと、うまく働きません。お母さんは、おなかにある「育房(いくぼう)」というふくろで卵を守り、子どもはそこから小さなダンゴムシの姿で出てきます。
体を半分ずつ、だっぴする
ダンゴムシは、大きくなるために古いからをぬぐ「だっぴ」をします。そのやり方がとてもかわっています。まず体の後ろ半分のからをぬぎ、しばらくたってから前半分をぬぐのです。だっぴの途中のダンゴムシは、体の前と後ろで色がちがって見えます。ぬいだからは、自分で食べてしまうこともあります。からの材料になるカルシウムを、むだにしないためだと考えられています。
右、左、右……のふしぎ
ダンゴムシを迷路に入れると、右に曲がったら次は左、左に曲がったら次は右、と交互に曲がることが多いことが知られています。これを「交替性転向反応(こうたいせいてんこうはんのう)」といいます。こうすると、同じ所をぐるぐる回らずに、まっすぐ遠くへ進めるので、敵からにげるのに役立つと考えられています。
みんなが驚く豆知識
日本でよく見るオカダンゴムシは、もともとはヨーロッパの生きものです。明治時代ごろに、船の荷物などにまぎれて日本にやってきたと考えられています。今では、日本中の公園や庭で見られます。
ダンゴムシによくにたワラジムシは、体をボールのように丸められません。背中の板の形がちがい、すき間なく組み合わさらないからです。敵が近づくと、丸くなるかわりに、すばやく走ってにげます。
英語ではダンゴムシを pill bug(薬のつぶの虫)や roly-poly(ころころしたもの)とよびます。学名の Armadillidium は、同じように体を丸めて身を守る動物、アルマジロにちなんだ名前です。

おうちでやってみよう
厚紙で、曲がり角が二つつづく道を作り、ダンゴムシをそっと歩かせてみよう。最初に右へ曲がったとき、次はどちらへ曲がるかな? 道の向きも変えながら何回か記録しよう。強い日ざしをさけ、観察が終わったら、見つけた場所にそっとかえしてあげてね。
英文と解説は、このコーナーのために子ども向けに書き下ろしたものです(AIと人が作成。Codex で英語・和訳・事実をチェックし、人の目でも順次確認しています)。100年以上前の原文をそのまま載せている「おはなし」のページとは分けています。






