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冬でも緑のままの木があるのはなぜ?のイラスト

植物 ・ 170/300

冬でも緑のままの木があるのはなぜ?

Why do some trees stay green in winter?

ひとことで言うと

常緑樹の葉は、ろうのような膜で水をにがさず、寒さにも強いつくり。古い葉は少しずつ入れかえるので、冬でも緑のままに見えるんだ。

やさしい英語でEasy English ・ 英検5〜4級くらい

Some trees drop their leaves in fall. But pine trees keep their green leaves in winter. Their leaves are thin, like needles. They have a waxy coat. This keeps water inside and helps the leaves stay safe in the cold.

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秋に葉を落とす木もあります。でも、マツの木は冬も緑の葉をつけたままです。マツの葉は、針のように細いです。ろうのような膜でおおわれています。これが水を中にとどめて、寒さの中でも葉が無事でいられるように助けます。

ふつうの英語でStandard English ・ 英検3〜準2級くらい

In winter, the ground can freeze, and it's hard for trees to get water. Thin, wide leaves lose water and get damaged by the cold, so many trees drop them in fall and rest until spring. But evergreen trees, like pines and camellias, keep their leaves. Their leaves are built to be tough. Pine needles are narrow, so they lose little water, and both needles and camellia leaves have a shiny, waxy coat that holds water in. Many evergreen leaves also store sugar, which helps keep them from freezing, a little like antifreeze. Evergreens do lose leaves, too. They just drop a few old ones at a time and grow new ones, so the tree always looks green. On sunny winter days, they can even make a little food from sunlight.

日本語の訳を見る

冬には地面がこおることがあり、木は水を手に入れにくくなります。うすくて広い葉は水をうしない、寒さでいたんでしまうので、多くの木は秋に葉を落として、春まで休みます。でも、マツやツバキのような常緑樹は、葉をつけたままです。その葉は、じょうぶなつくりになっています。マツの葉は細いので、水をあまりうしないません。そして、マツの葉もツバキの葉も、水を中にとどめる、つやつやしたろうのような膜をもっています。多くの常緑樹の葉は糖もためていて、それがこおるのをふせぐのに役立ちます。ちょっと『こおりどめ』のようなものです。常緑樹も葉を落とします。ただ、古い葉を少しずつ落としては新しい葉を出すので、木はいつも緑に見えるのです。晴れた冬の日には、日光から少し栄養を作ることさえできます。

この質問の英単語

  • leaves葉
  • needles針(針のような葉)
  • waxyろうのような
  • freezeこおる
  • evergreen常緑の
  • sugar糖

超絶解説もっと知りたい人へ

葉を落とすのは『冬じたく』

まず、冬に葉を落とす木(落葉樹といいます)のことから考えてみましょう。葉は日光から栄養を作る工場ですが、同時に、表面から水がどんどん出ていく場所でもあります。冬は土がこおったり冷たくなったりして、根から水をすい上げにくくなります。うすくて広い葉をつけたままだと、水がにげて木がかわいてしまい、葉も寒さでこわれてしまいます。そこで落葉樹は、秋に葉の中の大事な栄養を枝へ回収し、葉のつけねに切り取り線のようなそう(離層)を作って葉を落とします。紅葉や黄葉は、そのとちゅうで見られる色なのです。

常緑樹の葉の3つのくふう

では、冬も葉をつけたままの木(常緑樹といいます)は、どうしているのでしょう。一つめは、ろうのような膜。ツバキやクスノキの葉がつやつや光るのは、表面の膜が厚いからで、水がにげるのをふせぎます。二つめは、形。マツやスギの針のような葉は、表面積が小さいので水がにげにくく、雪も積もりにくいのです。三つめは、中身。冬になると葉の中に糖などをためて、細胞の中の水をこおりにくくします。こうした守りのおかげで、寒い冬でも葉をこわさずにすみ、暖かい日には少しずつ光合成もできるのです。

葉の寿命は数年から数十年

常緑樹の葉も、永遠に生きるわけではありません。たとえばマツの葉は、多くの種類で2〜4年ほどで入れかわります。いっせいに落とさず、古い葉から少しずつ落とすので、いつ見ても緑なのです。アメリカの山に生えるマツのなかま『ブリッスルコーンパイン』は、1本の葉を最長で約45年も使い続けるという記録があります。この木は、4800年以上生きた個体が知られる、世界でもっとも長生きな木のなかまでもあります。

葉を落とす針葉樹、冬に赤くなるスギ

『針のような葉の木は常緑』とはかぎりません。日本のカラマツや、化石の木ともよばれるメタセコイアは、針葉樹なのに秋に葉が黄色や茶色になって落ちます。また、冬のスギ林をよく見ると、葉が赤茶色になっていることがあります。かれたのではなく、強い日光や寒さから葉を守るための色素ができたためで、春になるとまた緑にもどります。緑のまま冬をこすのにも、いろいろな作戦があるのです。

みんなが驚く豆知識

  1. アメリカの山に生えるマツのなかま『ブリッスルコーンパイン』は、1本の葉を最長で約45年も使い続けます。木そのものも、4800年以上生きた記録があります。

  2. カラマツは針葉樹なのに、秋に葉が黄色くなって全部落ちます。『落葉松』という書き方があるのも、まさにそのとくちょうからです。

  3. 英語の evergreen は『いつも緑』という意味。そこから an evergreen song(いつまでも人気の歌)のように、古くならないものにも使われます。

おうちでやってみよう

冬に、マツやツバキの葉と、秋に落ちた落ち葉をくらべてみよう。さわった感じ、厚さ、つやを観察し、水を1てきたらして、はじくかどうかも見てみてね。

英文と解説は、このコーナーのために子ども向けに書き下ろしたものです(AIと人が作成。Codex で英語・和訳・事実をチェックし、人の目でも順次確認しています)。100年以上前の原文をそのまま載せている「おはなし」のページとは分けています。

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