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木の葉はなぜ秋に落ちるの?のイラスト

植物 ・ 154/300

木の葉はなぜ秋に落ちるの?

Why do leaves fall off trees in autumn?

ひとことで言うと

冬は寒くて水が足りなくなるので、木は水をにがす葉っぱを自分で落として、体を守っているんだよ。

やさしい英語でEasy English ・ 英検5〜4級くらい

In winter, it is very cold. The ground can freeze. Trees cannot drink much water. Leaves let water go out into the air. So the tree drops its leaves before winter. This saves water. In spring, new leaves grow again!

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冬はとても寒いです。地面がこおることもあります。木は水をあまり飲めません。葉っぱは、水を空気の中へ出してしまいます。そこで木は、冬の前に葉っぱを落とします。こうすると水を節約できます。春になると、また新しい葉っぱが生えてきます!

ふつうの英語でStandard English ・ 英検3〜準2級くらい

Leaves are like the tree's solar panels, but they are also like open windows. Every day, a lot of water leaves the tree through tiny holes in its leaves. In summer, that is fine because the roots can drink more. But in winter, the ground gets cold or even freezes, so the roots cannot take in much water. The days are also short, so the leaves cannot make much food. Keeping thin leaves would cost the tree more than it gets back. So before winter, the tree first pulls useful nutrients out of the leaves. Then it grows a special thin layer of cells where each leaf joins the branch. This layer cuts the leaf off like a dotted line, and the leaf falls. Next spring, new buds open into fresh leaves.

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葉っぱは木のソーラーパネルのようなものですが、開いた窓のようなものでもあります。毎日、たくさんの水が、葉っぱにある小さな穴から木の外へ出ていきます。夏は、根がもっと水を飲めるので問題ありません。でも冬は、地面が冷たくなったり、こおったりさえするので、根は水をあまりとり入れられません。昼も短いので、葉っぱは食べ物をあまり作れません。うすい葉っぱをもち続けると、得られるものより失うもののほうが多くなってしまうのです。そこで冬の前に、木はまず葉っぱから役に立つ栄養をとりもどします。それから、葉っぱが枝とつながるところに、特別なうすい細胞の層を作ります。この層が切り取り線のように葉っぱを切りはなし、葉っぱは落ちます。次の春には、新しい芽が開いて、みずみずしい葉っぱになります。

この質問の英単語

  • freezeこおる
  • roots根
  • solar panelsソーラーパネル(太陽光パネル)
  • layer層
  • branch枝
  • buds芽、つぼみ
  • nutrients栄養

超絶解説もっと知りたい人へ

葉っぱは「開けっぱなしの窓」

葉っぱの裏には「気孔(きこう)」という目に見えないほど小さな穴がたくさんあり、ここから二酸化炭素をとり入れ、酸素や水蒸気を外へ出しています。大きな木は、夏の暑い日には1日に何百リットルもの水を空へ出すことがあります。根からどんどん水を吸える夏なら問題ありませんが、冬は土が冷えたりこおったりして、根が水をうまく吸えません。葉っぱをつけたままだと、木は水を失ってかれてしまうおそれがあるのです。

冬の葉っぱは「赤字」

冬は昼が短く、日ざしも弱いので、葉っぱが光合成で作れる糖はわずかです。いっぽうで、うすい葉っぱは寒さでこおってこわれやすく、雪がつもれば重みで枝が折れることもあります。作れる栄養より失うものの方が多い、いわば「赤字」の状態です。そこで、寒い冬がある地域の多くの木は、冬の間は葉っぱを落として、芽の状態でじっと春を待つ作戦をとるようになりました。こうした木を「落葉樹(らくようじゅ)」といいます。

落とす前に「お引っこし」

木は葉っぱをただ捨てるわけではありません。落とす前に、葉っぱの中の葉緑素やたんぱく質などを分解し、そこにふくまれる窒素などの大切な栄養を、枝や幹、根へと運び出します。木の種類によっては、葉っぱの窒素の半分ほどを回収するといわれます。紅葉や黄葉は、そのお引っこしの最中の姿でもあるのです。回収した栄養は冬の間たくわえられ、春に新しい葉っぱを作るときに使われます。

切り取り線は木が自分で作る

葉っぱは、風だけでむりやり引きちぎられるわけではありません。秋になると、葉っぱのつけねに「離層(りそう)」という、はがれやすい細胞の層ができます。まるで紙の切り取り線のように、ここから葉っぱが切りはなされ、風や葉っぱの重さも加わって落ちます。落ちたあとの枝には、コルクのような層ができて、傷口からばい菌が入ったり、水分が逃げたりしないように守ります。枝をよく見ると、葉っぱが落ちたあとの「葉痕(ようこん)」が、顔のような形に見えることもあります。

冬でも葉っぱを落とさない木

マツやスギ、ツバキのように、冬でも緑の葉をつけている木もあります。こうした木を「常緑樹(じょうりょくじゅ)」といいます。マツの葉は細い針の形で、表面がろうのようなものでおおわれているので、水が逃げにくく、寒さにも強いのです。常緑樹も葉っぱが一生落ちないわけではなく、数年ごとに少しずつ古い葉を落として入れかえています。アメリカの高い山にすむブリッスルコーンパインというマツは、1本の葉が何十年も枝についていることがあります。

みんなが驚く豆知識

  1. 大きな木は、夏の暑い日には1日に何百リットルもの水を葉っぱから空へ出すことがあります。おふろ1〜2はい分ほどの水が、目に見えない水蒸気になって出ていくのです。

  2. 落ち葉はごみではありません。ミミズや小さな虫、キノコやカビが落ち葉を食べて分解し、森の栄養たっぷりのふかふかの土(腐葉土)に変えていきます。

  3. 英語で落葉樹は deciduous tree といいます。deciduous はラテン語の「落ちる」から来た言葉で、子どもの「乳歯」も deciduous teeth(落ちる歯)とよばれます。

おうちでやってみよう

冬に落葉樹の枝をよく見てみよう。葉っぱが落ちたあと(葉痕)のすぐ上に、小さな冬芽がついているよ。虫めがねで見ると、葉痕が顔のように見えることもある。どんな顔か絵にかいてみよう。

英文と解説は、このコーナーのために子ども向けに書き下ろしたものです(AIと人が作成。Codex で英語・和訳・事実をチェックし、人の目でも順次確認しています)。100年以上前の原文をそのまま載せている「おはなし」のページとは分けています。

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