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植物はなぜ水がいるの?

Why do plants need water?

ひとことで言うと

植物は、水を材料にして日光で栄養を作り、水で栄養を運び、水の力で体をピンと立たせているからだよ。

やさしい英語でEasy English ・ 英検5〜4級くらい

Plants need water to live. They use water and sunlight to make food. Water also helps carry food to different parts of the plant. It helps soft stems and leaves stay firm. Without enough water, a plant may droop. A plant that is only a little dry may stand up again after it gets water.

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植物は、生きるために水が必要です。植物は水と日光を使って、食べ物を作ります。水は、食べ物を植物のいろいろな部分へ運ぶのも助けます。また、やわらかいくきや葉を、しっかりさせます。水が足りないと、植物はしおれることがあります。少し水が足りないだけなら、水をもらうとまた立ち上がることがあります。

ふつうの英語でStandard English ・ 英検3〜準2級くらい

Water does many jobs inside a plant. First, it is one of the raw materials for making food. In the leaves, plants use the energy of sunlight to turn water and carbon dioxide from the air into sugar. The oxygen we breathe actually comes from the water that plants split apart! Second, water is the plant's delivery system. It carries minerals from the soil up through thin tubes in the stem, and it moves sugar to the roots and fruits. Third, water keeps the plant firm. Each cell is filled with water, like a balloon, so the stems and leaves stay stiff. When there is not enough water, the cells go soft and the plant droops. Most of the water a plant drinks finally escapes from its leaves as invisible vapor.

日本語の訳を見る

水は、植物の中でたくさんの仕事をしています。第一に、水は食べ物を作るための材料の1つです。葉っぱの中で、植物は日光のエネルギーを使い、水と空気中の二酸化炭素を糖に変えます。わたしたちが吸っている酸素は、じつは植物が分解した水から生まれているのです!第二に、水は植物の配達のしくみです。土の中の養分を、くきの中の細い管を通して運び上げ、糖を根や実へと運びます。第三に、水は植物をしっかりさせます。1つ1つの細胞は風船のように水でいっぱいなので、くきや葉はピンとしていられます。水が足りないと、細胞はふにゃふにゃになり、植物はしおれます。植物が飲んだ水のほとんどは、最後には目に見えない水蒸気となって葉っぱから出ていきます。

この質問の英単語

  • water水
  • carbon dioxide二酸化炭素
  • oxygen酸素
  • minerals養分、ミネラル
  • cells細胞
  • droopsしおれる、たれ下がる
  • vapor水蒸気

超絶解説もっと知りたい人へ

仕事その1:栄養づくりの材料

植物は、葉っぱの中で日光のエネルギーを使い、水と二酸化炭素から糖(栄養)を作ります。これが光合成です。このとき水は分解されて、そこから酸素が生まれます。1941年、アメリカの研究者たちは、目じるしをつけた特別な酸素をふくむ水を植物に与える実験で、出てくる酸素が二酸化炭素からではなく、水から来ていることを確かめました。わたしたちが今吸っている酸素は、もとをたどれば植物が分けた水の一部なのです。

仕事その2:体じゅうの配達便

植物のくきや根の中には、水の通り道である「道管(どうかん)」と、栄養の通り道である「師管(しかん)」が、ストローのように通っています。根から吸った水は、土の中の窒素やカリウムなどの養分をとかしこんで、道管を通って葉っぱまで運び上げられます。葉で作られた糖は、水にとけて師管を通り、根や花や実へ届けられます。わたしたちの血が栄養を運ぶように、植物では水が配達の役目をしているのです。

仕事その3:体をピンと立たせる

植物には骨がありません。それでも葉やくきがピンとしているのは、1つ1つの細胞が水でパンパンにふくらんでいるからです。空気を入れた風船やビーチボールがかたくなるのと同じしくみです。水が足りなくなると細胞の中の水がへり、風船がしぼむように葉やくきはしおれます。水不足がひどすぎなければ、しおれたホウセンカやアサガオに水をあげると、数時間で元気をとりもどすことがあります。これは、細胞にまた水が満ちるからです。ただし、細胞がすでに傷んでいると、水をあげても元にはもどりません。

飲んだ水のほとんどは空へ

おどろくことに、植物が根から吸った水のうち、光合成などで体に使われるのはほんの数%。残りのほとんどは、葉っぱの気孔から水蒸気として空気中へ出ていきます。これを「蒸散(じょうさん)」といいます。蒸散で葉の表面の水が出ていくと、そのぶん道管の中の水が上へ引っぱり上げられます。水のつぶ同士が手をつなぐようにくっつき合う性質のおかげで、高さ100メートルをこえる木のてっぺんまで、ポンプなしで水がのぼっていくのです。

蒸散は植物のあせ

蒸散には、植物の体を冷やすはたらきもあります。わたしたちがあせをかくと、あせが蒸発するときに熱をうばって体が冷えるのと同じです。夏の日に森や公園の木かげがすずしく感じるのは、日かげになるだけでなく、木々が蒸散でまわりの空気の熱をうばっているからでもあります。いっぽうサボテンは、気孔を夜だけ開くなどの工夫で水をにがさず、雨の少ない砂漠でも生きられるようになりました。

みんなが驚く豆知識

  1. 植物が根から吸った水のうち、体を作るのに使われるのはほんの数%。のこりの9割以上は、葉っぱから水蒸気として空気中へ出ていきます。

  2. 現在知られている生きた木の中で最も高いのは、アメリカにあるセコイアの仲間「ハイペリオン」で、高さは約116メートルです。水はポンプなしで、根からそのてっぺん近くまで運ばれています。

  3. 英語の wilt は「しおれる」という意味の動詞。水が足りなくてしおれた植物は wilted plant と言い、つかれて元気のない人のたとえにも使われます。

おうちでやってみよう

セロリやハクサイの葉を、食紅をとかした水にさしておこう。数時間から1日たつと、葉の先まで色水がのぼって、水の通り道が見えるよ。白い花のカーネーションでもためせるよ。

英文と解説は、このコーナーのために子ども向けに書き下ろしたものです(AIと人が作成。Codex で英語・和訳・事実をチェックし、人の目でも順次確認しています)。100年以上前の原文をそのまま載せている「おはなし」のページとは分けています。

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