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花はなぜいろんな色なの?
Why are flowers so colorful?

ハチやチョウ、鳥などに見つけてもらって花粉を運んでもらうためだよ。来てほしい生きものによって、目立つ色がちがうから、花の色もいろいろなんだ。
やさしい英語でEasy English ・ 英検5〜4級くらい
Many flowers need visitors. Bees, butterflies, and birds carry pollen from flower to flower. Bright colors help these animals find flowers. Different animals see colors in different ways. Bees can see blue and purple well. Many birds can see red well. So flowers come in many colors!
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多くの花は、お客さんに来てもらう必要があります。ハチやチョウや鳥は、花粉を花から花へ運びます。明るい色は、これらの動物が花を見つけるのに役立ちます。動物によって、色の見え方はちがいます。ハチは青やむらさきをよく見ることができます。多くの鳥は赤をよく見ることができます。だから、花にはいろいろな色があるのです!
ふつうの英語でStandard English ・ 英検3〜準2級くらい
A flower's bright color works like a sign that says, "Food here!" Flowers give sweet nectar to animals, and in return, the animals carry pollen to other flowers so that seeds can grow. But animals do not all see colors the same way. Bees cannot see red well, but they can see ultraviolet light, which our eyes cannot see. Many flowers have ultraviolet patterns, like landing lines that point bees to the nectar. Birds, on the other hand, see red very well, so many flowers visited by birds are red. Many moths fly at night, so flowers visited by these moths are often white, which is easy to see in the dark. The colors come from natural pigments inside the petals. Over millions of years, flowers and their helpers have changed together.
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花のあざやかな色は、「ここに食べ物があるよ!」という看板のように働きます。花は動物にあまい蜜をあげ、そのお返しに、動物はたねが育つように花粉をほかの花へ運びます。でも、動物がみんな同じように色を見ているわけではありません。ハチは赤がよく見えませんが、紫外線という、わたしたちの目には見えない光を見ることができます。多くの花には紫外線の模様があり、ハチを蜜まで案内する着陸のしるしのようになっています。いっぽう鳥は赤がとてもよく見えるので、鳥がおとずれる花の多くは赤いのです。多くのガは夜に飛ぶので、こうしたガがおとずれる花は、暗い中でも見えやすい白であることが多いです。色は、花びらの中にある自然の色素から生まれます。何百万年もかけて、花とその運び屋は、いっしょに変化してきたのです。
この質問の英単語
- colorful色とりどりの
- pollen花粉
- nectar蜜
- ultraviolet紫外線
- pattern模様
- petals花びら
- pigments色素
超絶解説もっと知りたい人へ
花の色は「お店の看板」
多くの花は、同じ種類のほかの花から花粉を受けとると、よいたねを作りやすくなります。そこで、虫や鳥に花粉を運んでもらう花の多くは、蜜などの「ごほうび」を用意し、色という「看板」でお客さんをよびこみます。緑の葉っぱの中で、赤や黄色や青の花はよく目立ちますね。お客さんがいつも同じ種類の花をおとずれてくれると、その種類の花粉が正しく届きやすくなります。花の色や形が種類ごとにちがうのは、花を見分けて覚えてもらうのに役立つためでもあるのです。
ハチには赤が見えにくい
ミツバチの目は、わたしたちとはちがう色の世界を見ています。人間は赤・緑・青の3つの色を感じるしくみで色を見ていますが、ミツバチは紫外線・青・緑を感じます。そのため、赤はミツバチには暗い色にしか見えず、かわりに人間には見えない紫外線が見えるのです。20世紀のはじめ、オーストリアのフォン・フリッシュは、色のついた紙と砂糖水を使った実験で、ミツバチが色を見分けられることを証明し、のちにノーベル賞を受けました。
見えない「着陸ライン」
人間には黄色一色に見える花も、紫外線カメラでとると、真ん中だけが暗く、まるで的(まと)や滑走路のような模様が浮かび上がることがあります。これは「蜜標(みつひょう)」とよばれ、ハチに「蜜はこっちだよ」と教える道しるべです。わたしたちが見ている花の色は、花が見せたい色の一部にすぎないのかもしれません。花だんの花も、ハチの目で見るとまったくちがう景色に見えているのです。
鳥には赤、ガには白
鳥は赤い色がよく見えます。アメリカ大陸のハチドリがおとずれる花には、赤いものがたくさんあります。日本にはハチドリはいませんが、冬に赤い花をさかせるツバキには、メジロなどの小鳥がやってきて、蜜を吸いながら花粉を運びます。いっぽう、夜に飛ぶガをよぶ花は、暗い中でも目立つ白っぽいものが多く、においも強めです。花の色は、どんなお客さんをよびたいかで決まってきたのです。
色のもとになる主な色素
花びらの色は、いくつかの色素と、そのまわりのしくみによって決まります。多くの赤・むらさき・青には「アントシアニン」が、多くの黄色やだいだい色には「カロテノイド」がかかわっています。オシロイバナやサボテンの仲間では、「ベタレイン」という色素が赤・むらさき・黄色などを作ります。このほかの色素もあります。同じアントシアニンでも、まわりの性質や、いっしょにある物質によって赤にも青にも変わります。アジサイの色が土の性質によって青やピンクに変わるのも、こうしたしくみに関係しています。
みんなが驚く豆知識
ミツバチには赤い色がよく見えません。そのかわり、人間には見えない紫外線が見え、花の真ん中に浮かぶ「蜜はこっち」という模様をたよりに蜜を見つけます。
バラには青い色素を作る力がなく、「青いバラ」は長い間むりだとされていました。日本の会社が遺伝子の技術で青い色素をもつバラを作り、2009年から販売しています。
英語の blue rose(青いバラ)は、長い間「ありえないもの、手に入らないもの」のたとえとして使われてきました。今は花言葉が「夢かなう」とされることもあります。

おうちでやってみよう
公園や花だんで、ハチがとまっている花の色を記録してみよう。何色の花に多く来ているかな?ハチには近づきすぎず、そっと観察しようね。
英文と解説は、このコーナーのために子ども向けに書き下ろしたものです(AIと人が作成。Codex で英語・和訳・事実をチェックし、人の目でも順次確認しています)。100年以上前の原文をそのまま載せている「おはなし」のページとは分けています。






