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植物はなぜ光のほうへのびるの?
Why do plants grow toward the light?

光の当たらないかげ側に『のびなさい』という合図の物質(オーキシン)が集まり、かげ側の細胞がよくのびるので、くきが光のほうへ曲がるからだよ。
やさしい英語でEasy English ・ 英検5〜4級くらい
Plants need light to make food. So they grow toward the light. The dark side of the stem grows faster than the bright side. Then the stem bends to the light. Put a plant by a window. Soon it leans to the window!
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植物は、栄養を作るために光が必要です。だから、光のほうへのびていきます。くきの暗い側は、明るい側よりも速くのびます。すると、くきは光のほうへ曲がります。植物をまどのそばにおいてみましょう。やがて、まどのほうへかたむきますよ!
ふつうの英語でStandard English ・ 英検3〜準2級くらい
Plants use sunlight to make their own food, so getting light is very important. But how does a plant without eyes find the light? Young shoots can sense light, especially blue light. When light comes from one side, more of a plant hormone called auxin reaches the darker side of the stem. Auxin helps cells grow longer. So the cells on the dark side grow longer than those on the bright side, and the stem bends toward the light. About 140 years ago, Charles Darwin and his son studied young grass plants. When they covered the tips, the plants did not bend toward light. Their experiment showed that the tip was important for sensing light and sending a message to the lower part.
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植物は日光を使って自分の栄養を作るので、光を手に入れることはとても大切です。でも、目のない植物は、どうやって光を見つけるのでしょう?若いくきは、光、とくに青い光を感じることができます。光が片方から来ると、オーキシンという植物ホルモンが、くきの暗い側へより多く運ばれます。オーキシンは、細胞が長くのびるのを助けます。そのため、暗い側の細胞が明るい側より長くのび、くきは光のほうへ曲がります。約140年前、チャールズ・ダーウィンとその息子は、若いイネ科植物を調べました。先をおおうと、植物は光のほうへ曲がりませんでした。この実験から、先の部分が光を感じ、下の部分へ合図を送るうえで大切だとわかりました。
この質問の英単語
- light光
- stemくき
- bends曲がる
- cells細胞
- tip先・先っぽ
- auxinオーキシン(植物ホルモン)
- sense感じとる
超絶解説もっと知りたい人へ
かげ側がグングンのびる
植物が光のほうへ曲がるのは、光の側がちぢむからではありません。かげ側のほうがよくのびるからです。合図にかかわるのは、オーキシンという植物ホルモンです。オーキシンは、くきの先や若い葉などで作られ、下へ運ばれて、細胞が長くのびるのを助けます。光が横から当たると、かげ側へより多くのオーキシンが運ばれます。そのため、かげ側の細胞が明るい側の細胞より長くのび、くきは光の側へ曲がっていきます。細胞の数が急にふえるのではなく、1つ1つの細胞ののび方に差ができて曲がる、というのがポイントです。
ダーウィン親子の『ぼうし』実験
進化論で有名なチャールズ・ダーウィンは、息子のフランシスといっしょに植物の動きも研究し、1880年に本にまとめました。二人はイネのなかまのカナリーグラスの芽を使い、先っぽに小さなぼうしをかぶせると、光を横から当てても曲がらないことを見つけました。先以外をかくしても、ちゃんと曲がります。『光を感じるのは先っぽで、そこから何かが下へ伝わる』と考えたのです。その『何か』は、その後の研究で取り出され、ギリシャ語の『ふえる』ということばから、オーキシンと名づけられました。ダーウィンは、ミミズや食虫植物など、身近な生き物のくらしにも強い興味をもって研究した人でした。
目のない植物の『光センサー』
植物には目がありませんが、細胞の中に光を感じるたんぱく質(光受容体といいます)をもっています。くきが光へ曲がるときに働くのは、おもに青い光を感じるセンサーです。そのため、青い光を横から当てると、くきはよく曲がります。多くの植物の根は重力の向きにのび、光をさけるようにのびることもあります。ただし、根の光への反応は、植物の種類や光の色によってちがいます。くきは上や光の方向へ、根はおもに下や土の中へとのびます。宇宙ステーションのように重力の影響がとても小さい場所でも、植物が光を手がかりに向きを決めてのびることが、実験で確かめられています。
ヒマワリの『太陽追いかけ』のほんとう
『ヒマワリは一日中、太陽を追いかけて回る』と思われがちですが、じつはそれは若いときだけ。つぼみのころは、昼は東から西へ顔を向け、夜のうちに東へもどります。2016年のアメリカの研究で、これは体内時計とくきののび方の組み合わせで起きていることがわかりました。花が咲くころには東を向いたまま止まります。朝日で温まった花には、ハチがたくさんやって来るのです。
みんなが驚く豆知識
光のほうへ曲がることを、英語で phototropism(フォトトロピズム)といいます。photo は『光』、trop は『向きを変える』という意味。写真の photo と同じなかまのことばです。
ヒマワリが太陽を追って向きを変えるのは、つぼみのある若いころだけ。花が咲くと、ほとんどが東を向いたまま止まります。朝日で温まった花には、ハチがよく来るのです。
もやしが白くてひょろ長いのは、暗い所で育てるから。植物は暗いと、光をさがしてくきを急いでのばし、緑色の色素もあまり作りません。

おうちでやってみよう
大人に手伝ってもらい、くつの箱に厚紙で仕切りを作って迷路にし、すみに芽が出たジャガイモをおこう。反対側の小さな穴も、大人にあけてもらってください。ふたをして明るい場所におくと、数週間でくきが迷路をぬけて穴をめざします。実験に使った芽やジャガイモは食べないでください。
英文と解説は、このコーナーのために子ども向けに書き下ろしたものです(AIと人が作成。Codex で英語・和訳・事実をチェックし、人の目でも順次確認しています)。100年以上前の原文をそのまま載せている「おはなし」のページとは分けています。






