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ハムスターはなぜほおに食べものをつめるの?
Why do hamsters stuff food in their cheeks?

ほおの中の「ほおぶくろ」は、食べものを運ぶポケット。安全な巣まで運んでためておき、あとでゆっくり食べるためなんだよ。
やさしい英語でEasy English ・ 英検5〜4級くらい
Hamsters have big pockets in their cheeks. They put food in these pockets. Then they carry the food back to their home. They save it there and eat it later. Their cheeks can get very, very big!
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ハムスターのほおには、大きなポケットがあります。ハムスターはそのポケットに食べものを入れます。そして、食べものを自分の家まで運びます。そこにためておいて、あとで食べるのです。ほおは、とってもとっても大きくふくらみます!
ふつうの英語でStandard English ・ 英検3〜準2級くらい
A hamster's cheeks have special stretchy pockets called cheek pouches. They go all the way back to its shoulders. In the wild, hamsters live in dry places where food is not always easy to find. Going out to look for food can also be dangerous, because owls, foxes, and snakes may be watching. So a hamster fills its pouches as fast as it can, runs back to its home under the ground, and pushes the food out with its front paws. It stores the food in a special room and eats it later. The pouches are dry inside, so the food stays dry, too. That is why your pet hamster still stuffs its cheeks, even when its food bowl is full.
日本語の訳を見る
ハムスターのほおには、よくのびる「ほおぶくろ」という、とくべつなポケットがあります。ほおぶくろは、かたのあたりまでずっとつながっています。野生のハムスターは、食べものがいつも見つかるとはかぎらない、かわいた土地にすんでいます。食べものをさがしに外へ出るのは危険でもあります。フクロウやキツネやヘビがねらっているかもしれないからです。そこでハムスターは、できるだけ急いでほおぶくろをいっぱいにし、地面の下の家へかけもどって、前足で食べものをおし出します。そして食べものをとくべつな部屋にためておき、あとで食べるのです。ほおぶくろの中はかわいているので、食べものもかわいたままです。だからペットのハムスターも、えさ入れがいっぱいでも、ほおに食べものをつめるのです。
この質問の英単語
- cheeksほお
- pocketsポケット
- carry運ぶ
- storesたくわえる
- dangerous危険な
- pouchesふくろ
- wild野生
超絶解説もっと知りたい人へ
ほおぶくろは「のびるリュックサック」
ハムスターのほおぶくろは、口の両わきから、かたのあたりまでのびる、うすくてよくのびるふくろです。食べものを入れると風船のようにふくらみ、体重の2割ほどもの食べものを運べるといわれます。おもしろいのは、ふくろの中がかわいていること。つば(だ液)が出ないので、たねや穀物がぬれてふやけたりしません。巣にもどると、前足でほおをうしろから前へおして、たねをポロポロ出します。食べものを運ぶためだけの、とくべつなポケットなのです。
野生のハムスターは「地下の家」の名人
ペットでおなじみのゴールデンハムスターのふるさとは、シリアやトルコのかわいた土地です。昼はあなの中でねむり、夕方から夜に活動します。地面の下には長いトンネルがあり、ねる部屋、食べもの部屋、トイレまで分かれています。外は、上からフクロウ、地上からキツネやヘビがねらう危険な世界。だから見つけた食べものはその場で食べず、ほおにつめてすばやく持ち帰り、安全な部屋でゆっくり食べるのです。ヨーロッパにすむ大型のハムスターの仲間には、冬にそなえて数キロもの食べものを巣にためこむものもいます。
ペットのハムスターのふしぎなルーツ
1930年、シリアの町アレッポの近くで、研究者が野生のゴールデンハムスターの母親と11ひきの子どもをつかまえました。その子どもの一部が研究所で育てられ、子孫が世界各地へ広まりました。今、研究所や家庭で飼われているゴールデンハムスターの多くは、このときの一家の子孫だといわれています。ただし、その後、別の野生のハムスターも飼育されるようになりました。
えさ入れがいっぱいでも、つめるわけ
ペットのハムスターは、毎日えさをもらえるので、本当はためこむ必要はありません。それでもほおにつめて、巣のすみにかくすのは、野生のころからのくせが体にしみついているからです。食べものがいつ手に入らなくなるかわからない世界では、「見つけたら、とりあえず運んでためる」ハムスターのほうが生きのびやすかったのでしょう。巣のおくに、たねの山ができていることがあるのはそのためです。
ほおぶくろを持つなかまたち
ほおぶくろを持つ動物はハムスターだけではありません。シマリスもほおぶくろに木の実をつめて運びます。じつは、日本にいるニホンザルにもほおぶくろがあります。えさを見つけると急いでほおにつめこみ、安全な場所に移ってから取り出して食べるのです。食べものをうばい合うライバルが多い動物にとって、「とりあえずつめて、あとで食べる」作戦は、とても役に立つ知えなのですね。
みんなが驚く豆知識
ハムスターは体重の2割ほどの食べものをほおに入れて運べるといわれます。人間でいうと、体重30kgの子が、6kgの荷物をほっぺに入れて運ぶようなものです。
ほおぶくろを持つのはハムスターだけではありません。日本のニホンザルにもほおぶくろがあり、えさを急いでつめこんで、安全な所に移ってからゆっくり食べます。
英語の hamster は、ドイツ語の Hamster から来たことばです。ドイツ語には hamstern という動詞もあり、「食べものなどをためこむ」という意味です。この動詞は、食べものをためる動物のハムスターの名からできました。

おうちでやってみよう
ハムスターを飼っていたら、ほおぶくろに食べものを入れて巣に運び、前足でおし出すところを観察してみよう。ひまわりのたねを何こ入れたか数えるのもおもしろいよ(あげすぎに注意)。
英文と解説は、このコーナーのために子ども向けに書き下ろしたものです(AIと人が作成。Codex で英語・和訳・事実をチェックし、人の目でも順次確認しています)。100年以上前の原文をそのまま載せている「おはなし」のページとは分けています。






