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ハエはなぜ手(足)をすり合わせるの?
Why do flies rub their legs together?

足についたごみを落として、おそうじをしているんだよ。ハエは足で味を感じたり、足の先で天井にくっついたりするから、足をきれいにしておくことがとても大切なんだ。
やさしい英語でEasy English ・ 英検5〜4級くらい
A fly rubs its legs together. It is cleaning them! A fly tastes food with its feet. It also sticks to walls with its feet. Dirty feet do not work well. So the fly rubs off the dust again and again.
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ハエは、足をすり合わせます。足をそうじしているのです!ハエは、足で食べ物の味を感じます。また、足を使ってかべにくっつきます。足がよごれていると、うまく働きません。そのため、ハエは何度もほこりをこすり落とします。
ふつうの英語でStandard English ・ 英検3〜準2級くらい
When a fly lands, it often rubs its front legs together, as if it is saying "please." But it is really cleaning itself. A fly's body is covered with tiny hairs that pick up dust and pollen. Its feet are very important tools. On its feet, a fly has taste sensors, so it can taste food just by stepping on it. The tips of its feet also have soft pads with tiny hairs and a little sticky liquid. These pads let the fly walk on walls and even ceilings. If the sensors and pads get dirty, they do not work well. So the fly rubs its legs together to scrape off dirt. It also rubs its head and wings with its legs. Scientists found that small flies usually clean their head first.
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ハエはとまると、よく前足をすり合わせます。まるで「おねがい」と言っているようです。でも、本当は体をそうじしているのです。ハエの体は、ほこりや花粉がつきやすい細かい毛でおおわれています。ハエの足は、とても大事な道具です。足には味を感じるセンサーがあるので、ハエは食べものの上を歩くだけで味がわかります。足の先には、細かい毛と少しねばねばした液がついた、やわらかいパッドもあります。このパッドのおかげで、ハエはかべや天井さえ歩けるのです。センサーやパッドがよごれると、うまく働きません。だから、ハエは足をすり合わせて、よごれをこすり落とします。足で頭や羽もこすります。科学者は、小さなハエがたいてい頭からそうじすることを発見しました。
この質問の英単語
- rubsこする
- cleaningそうじする
- tastes味わう
- feet足(足先)
- dustほこり
- padsパッド・やわらかいふくらみ
- ceilings天井
超絶解説もっと知りたい人へ
「手をする」のは、おそうじタイム
江戸時代の俳人・小林一茶は「やれ打つな蠅が手をすり足をする」とよみました。ハエが手を合わせて「たたかないで」とおねがいしているように見えたのですね。でも、本当はおそうじをしているのです。ハエの体は細かい毛でおおわれていて、ほこりや花粉、食べもののかすがすぐにつきます。ハエは6本の足のうち、前足どうしをこすり合わせたり、前足で頭や目をこすったり、後ろ足で羽やおなかをなでたりして、ごみを落としているのです。
足でごちそうの味見をする
ハエの足先には、味を感じる毛がたくさん生えています。ハエは食べものの上にとまっただけで、それがあまいかどうかがわかるのです。実験で、ハエの足にさとう水をちょんとさわらせると、口がにゅっとのびてきます。足は「歩く道具」であり「舌」でもあるのです。チョウも同じで、アゲハチョウのメスは前足で葉っぱをトントンたたいて味をたしかめ、幼虫が食べられる葉かどうかを見分けてから卵を産みます。足がよごれていたら、ごちそうを見のがしてしまいます。だからハエは、いつも足をきれいにしておきたいのです。
天井を歩けるひみつ
ハエの足の先には、2本のつめと、2つのやわらかいパッドがあります。パッドには細い毛がびっしり生えていて、そこから少しだけねばねばした液が出ます。このおかげで、ハエはつるつるのガラスや天井でも、さかさまに歩けるのです。天井にとまるときは、飛びながらくるっと体をひねり、足を天井へのばしてぴたっとつかまることが、高速カメラを使った研究でわかっています。でも、パッドにほこりがつくと、すべりやすくなります。足をすり合わせるのは、すべり止めの手入れでもあるのです。
そうじには順番がある
小さなショウジョウバエを使った研究では、体中に細かい粉をかけて、そうじのようすを観察しました。すると、ハエはまず目や触角(しょっかく)のある頭をそうじし、そのあとおなか、羽、胸の順にきれいにすることが多いとわかりました。目や触角は、敵を見つけたり、においをかいだりする大事な場所なので、いちばん先にきれいにするのだと考えられています。ただし、ハエの足はばいきんも運んでしまいます。食べものにハエがとまらないよう、ふたやカバーをしておきましょう。
みんなが驚く豆知識
ハエの羽は、じつは2枚だけ。後ろの羽は小さな「こんぼう」のような形に変わっていて、飛んでいる間ずっとふるえ、体のかたむきを感じとるセンサーの役目をしています。だからハエは、空中で急に向きを変えられるのです。
ショウジョウバエは、1秒間に約200回も羽ばたきます。ブーンという羽音は、このものすごい速さの羽ばたきから生まれます。人間が1秒に1回うでを動かすあいだに、200回ですよ!
英語には a fly on the wall(かべにとまったハエ)という言い回しがあります。だれにも気づかれずに、その場のようすをこっそり見ている人のことです。「その会議、a fly on the wall になって見てみたいな」のように使います。

おうちでやってみよう
ハエや小さな虫がとまっていたら、さわらずに、そっと観察してみよう。前足、頭、羽……どこをどんな順番でそうじしているかな? ルーペがあると、足の先の毛も見えるかもしれないよ。
英文と解説は、このコーナーのために子ども向けに書き下ろしたものです(AIと人が作成。Codex で英語・和訳・事実をチェックし、人の目でも順次確認しています)。100年以上前の原文をそのまま載せている「おはなし」のページとは分けています。






