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ハチはなぜさすの?
Why do bees sting?

自分の体や、大切な巣を守るためだよ。ハチは、こわい思いをしたときや、巣がねらわれたと思ったときにさすんだ。
やさしい英語でEasy English ・ 英検5〜4級くらい
Bees sting to protect their home and themselves. A bee does not want to hurt you. It usually stings only when it feels scared. Only female bees can sting. If a bee comes near, stay calm. Do not wave your hands. Walk away slowly.
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ハチは、自分の家と自分自身を守るためにさします。ハチは、あなたをきずつけたいわけではありません。ふつうは、こわいと感じたときだけさすのです。さすことができるのは、メスのハチだけです。ハチが近くに来たら、落ち着きましょう。手をふりまわしてはいけません。ゆっくりはなれましょう。
ふつうの英語でStandard English ・ 英検3〜準2級くらい
Bees sting to defend themselves and their nest. A beehive is full of honey and babies, so many animals, like bears, want to get in. Bees cannot fight with big teeth or claws, so they use their stingers. Only female bees have stingers, because the stinger is a changed body part that was once used for laying eggs. Male bees cannot sting at all. When a honeybee stings a person, its stinger has tiny hooks, so it gets stuck in the skin. The bee flies away, but the stinger stays, and sadly the bee dies. The stinger also sends out a smell that tells other bees, 'Danger! Come help!' So if you are stung, move away calmly. Most bees are gentle when they are away from their nest, and they only sting when they feel attacked.
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ハチは、自分自身と巣を守るためにさします。ハチの巣ははちみつと赤ちゃんでいっぱいなので、クマなど、たくさんの動物が入りこもうとします。ハチは大きな歯やツメで戦えないので、針を使うのです。針を持っているのはメスのハチだけです。針は、もともとたまごを産むために使われていた体の部分が変化したものだからです。オスのハチは、まったくさすことができません。ミツバチが人をさすと、針に小さなかえしがあるので、皮ふにささってぬけなくなります。ハチは飛んでいきますが、針は残り、悲しいことにそのハチは死んでしまいます。針からはにおいも出て、ほかのハチに「危ないぞ!助けに来て!」と知らせます。だから、もしさされたら、落ち着いてその場をはなれましょう。巣からはなれた所にいるハチはたいていおだやかで、こうげきされたと感じたときだけさすのです。
この質問の英単語
- sting(針で)さす
- protect守る
- nest巣
- stinger(ハチの)針
- femaleメス
- calm落ち着いた
- danger危険
超絶解説もっと知りたい人へ
針は「たまごを産む管」が変身したもの
ハチの針は、もともとはたまごを産むための管でした。長い進化のあいだに、その管が身を守るための針に変わったのです。だから、針を持っているのはメスだけ。オスのハチには針がなく、さすことができません。ミツバチの巣で、花のみつを集めたり巣を守ったりしているのは、すべてメスのはたらきバチです。ミツバチのオスはずんぐりした体つきで、ふだんは巣の中ですごし、女王バチと結婚することがおもな役目です。
ミツバチの針は「一度きり」
ミツバチのはたらきバチの針には、つりばりのような小さな「かえし」がたくさんついています。そのため、人などのほ乳類の皮ふをさすと、針がぬけなくなります。ハチがはなれようとすると、針と毒のふくろがおなかからちぎれて、ハチは死んでしまいます。命がけの守りなのです。しかも、ちぎれた毒のふくろは筋肉の力で動き続け、毒を送りこみ続けます。さされたら、早めに針をとりのぞくことが大切です。いっぽう、スズメバチやアシナガバチの針にはかえしがほとんどなく、何度でもさすことができます。
においで「助けて!」をよぶ
ミツバチがさすと、針のまわりから警報フェロモンというにおいが出ます。このにおいはバナナのような香りがすることがあり、近くのなかまに「敵がいるぞ、集まれ!」と知らせる合図になります。だから、1ぴきにさされたら、さわがずに静かにその場からはなれることが大切です。また、巣を守っているハチは、黒い色やすばやい動きに強く反応することがあります。ただし、なぜ黒いものに反応しやすいのかは、はっきり分かっていません。「黒いクマを敵としてきたから」という説もありますが、確かめられた事実ではありません。ハチが近くに来たら、手ではらわず、ゆっくりはなれましょう。
ニホンミツバチの「熱でやっつける」作戦
日本にすむニホンミツバチは、大きなスズメバチにおそわれたとき、おどろくような作戦で戦います。何百びきものミツバチがスズメバチにいっせいに飛びかかり、ボールのように取りかこむのです。そして、はねの筋肉をふるわせて熱を出し、ボールの中を46℃くらいまで上げます。スズメバチはミツバチより少し低い温度で弱ってしまうため、ミツバチは、針ではかなわない大きな相手を、熱でやっつけることができるのです。小さなハチたちの、チームワークの勝利です。
みんなが驚く豆知識
アメリカの研究者が、自分の体の25か所をわざとミツバチにさせて、どこがいちばんいたいかを調べたことがあります。いちばんいたかったのは鼻のあなの中、2番目は上くちびるでした(ぜったいにまねしないでね)。
ミツバチのはたらきバチは、ほかの虫をさしたときは針がぬけるので、死にません。針がぬけなくなって命を落とすのは、皮ふに弾力のある、人などのほ乳類をさしたときなのです。
英語の sting は「針でさす」だけでなく、「(ことばなどが)ちくっと心にささる」という意味でも使います。His words stung me. は「彼のことばが胸にささった」という意味です。

おうちでやってみよう
外で遊ぶときにハチに出会ったらどうするか、家族で練習してみよう。「止まる→手をふりまわさない→ゆっくり後ろにさがる」。山や公園に行くときは、白っぽい服や帽子を選ぶと、ハチをおこらせにくいといわれているよ。
英文と解説は、このコーナーのために子ども向けに書き下ろしたものです(AIと人が作成。Codex で英語・和訳・事実をチェックし、人の目でも順次確認しています)。100年以上前の原文をそのまま載せている「おはなし」のページとは分けています。






