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ミツバチはなぜはちみつをつくるの?のイラスト

虫 ・ 116/300

ミツバチはなぜはちみつをつくるの?

Why do bees make honey?

ひとことで言うと

花がない冬や雨の日のための「ごはんのたくわえ」だよ。花のみつから水分をとばして、くさりにくいはちみつに変えているんだ。

やさしい英語でEasy English ・ 英検5〜4級くらい

Bees make honey from flowers. They drink sweet juice from flowers and take it home. Then they make it thicker. Honey is food for the bees. In winter, there are only a few flowers in many places. So the bees eat their honey. It helps them live until spring.

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ミツバチは、花からはちみつをつくります。花のあまいみつを飲んで、巣に持って帰ります。それから、水分をへらして、とろりとこくします。はちみつは、ハチたちの食べ物です。多くの場所では、冬にさく花が少ししかありません。そこで、ハチたちはたくわえたはちみつを食べます。はちみつは、ハチたちが春まで生きる助けになります。

ふつうの英語でStandard English ・ 英検3〜準2級くらい

Honeybees make honey to store food for hard times. In winter or on rainy days, there may be few flowers that bees can visit, but a hive may have thousands of hungry bees. So bees save food while flowers are blooming. A worker bee sucks up nectar, the sweet juice in flowers, and carries it home in a special pouch called a honey stomach. Back at the hive, other bees pass the nectar from mouth to mouth and add enzymes, which help change its sugars. Nectar is very watery, so the bees fan it with their wings to remove water. When the honey is thick enough, they store it in wax cells and cover the cells with wax. Honey contains little water, so most germs cannot grow in it easily. This lets the bees keep their food for a long time.

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ミツバチは、食べ物が手に入りにくいときのために、はちみつをつくってたくわえます。冬や雨の日には、ハチがみつを集められる花が少ないことがありますが、巣には何千びきものハチがいます。そこでハチたちは、花がさいているあいだに食べ物をためておくのです。はたらきバチは、花のあまいしるである「みつ」をすいこみ、「みつ胃」とよばれる特別なふくろに入れて巣に運びます。巣にもどると、ほかのハチたちが口うつしでみつを受けわたし、さとうを変える助けをする酵素を加えます。みつには水分が多いので、ハチたちは、はねで風を送って水分をへらします。十分にこくなったはちみつは、ろうでできたへやにたくわえ、ろうでふたをします。はちみつは水分が少ないため、ほとんどのばい菌はかんたんにはふえられません。そのため、ハチたちは食べ物を長くたくわえておけるのです。

この質問の英単語

  • honeyはちみつ
  • flowers花
  • hiveミツバチの巣
  • nectar花のみつ
  • storeたくわえる
  • wingsはね
  • germsばい菌

超絶解説もっと知りたい人へ

はちみつは「冬のためのたくわえ」

ミツバチの巣には、多いときには数万びきのハチがくらしています。花がさく季節はえさがたっぷりありますが、冬や雨の日が続くと、花のみつは手に入りません。そこでミツバチは、花がたくさんさいているうちにみつを集め、はちみつに変えてたくわえておくのです。冬のあいだ、ミツバチは巣の中で体をよせ合い、はねを動かす筋肉をふるわせて熱を出し、なかまのかたまりの中心をあたたかく保ちます。そのエネルギー源がはちみつです。冬をこすために、ひとつの巣で20kg以上のはちみつが必要になることもあります。

花のみつが、はちみつになるまで

花のみつは、そのままでは、はちみつではありません。みつは水分が多く、うすいさとう水のようなものです。はたらきバチは、みつを「みつ胃」というおなかのふくろにためて巣に運びます。巣では、なかまのハチが口うつしでみつを受けとり、そのあいだに、ハチが出す酵素(こうそ)という物質が、みつのさとうを分解して、べつのあまい成分に変えていきます。さらにハチたちは、はねをパタパタ動かして風を送り、水分をとばします。水分が20%くらいまでへってとろりとしたら、ろうでふたをして完成です。

はちみつがくさりにくいひみつ

はちみつは、とてもくさりにくい食べ物です。水分が少なくさとうがとてもこいので、多くのばい菌は、はちみつの中でふえることができません。さらに、はちみつは少し酸性で、ハチが加えた酵素のはたらきによって、ばい菌をおさえる物質も生まれます。ただし、はちみつには、ごくまれにボツリヌス菌の芽胞という、じょうぶな「菌のたね」が入っていることがあります。腸がまだ十分に育っていない1歳未満の赤ちゃんでは、病気を起こすおそれがあります。加熱した料理やおかしに入っている場合もふくめ、1歳未満の赤ちゃんには、はちみつを食べさせてはいけません。

ダンスで花のありかを教える

ミツバチは、どうやって花畑の場所をなかまに伝えるのでしょう。オーストリアの科学者カール・フォン・フリッシュは、ミツバチが巣の中で「8の字ダンス」をおどって、えさ場の方向と距離を伝えていることを明らかにしました。ダンスのまっすぐ進む向きが太陽に対する方向を、おしりをふる時間の長さが距離を表しています。この発見で、フォン・フリッシュは1973年にノーベル賞を受けました。小さなハチたちが、ダンスという「ことば」で地図を伝え合っているのです。

みんなが驚く豆知識

  1. 花のみつを集めたり、巣の中ではちみつをつくったりする「はたらきバチ」は、すべてメスです。オスのミツバチのおもな役目は女王バチと交尾することで、花のみつを集める仕事はしません。また、オスには針がないため、さすこともできません。

  2. ミツバチの巣のへやは、きれいな正六角形です。同じ広さのへやをすきまなく並べるとき、六角形がいちばんかべの長さが少なくてすむことが、1999年に数学者によって証明されました。

  3. 英語の honeymoon(ハネムーン=新婚旅行)には honey(はちみつ)が入っています。結婚したばかりのあまくて幸せな時期を表すことばです。また、busy as a bee は「ハチのようにいそがしい」という意味です。

おうちでやってみよう

はちみつを少しスプーンにとって、光にすかしたり、においをかいだりしてみよう。レンゲ、アカシア、ミカンなど、花の種類によって色も味もちがうよ。何種類か味くらべをしてみよう(1歳未満の赤ちゃんにはあげないでね)。

英文と解説は、このコーナーのために子ども向けに書き下ろしたものです(AIと人が作成。Codex で英語・和訳・事実をチェックし、人の目でも順次確認しています)。100年以上前の原文をそのまま載せている「おはなし」のページとは分けています。

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