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イモムシはどうしてチョウになるの?
How does a caterpillar become a butterfly?

さなぎの中で、イモムシの体は、残る部分、作り変わる部分、分解されて材料になる部分に分かれます。「チョウのもと」の細胞も育って、羽や足ができるんだよ。
やさしい英語でEasy English ・ 英検5〜4級くらい
A caterpillar eats a lot and grows big. Then it finds a safe place and uses silk to hold on. It takes off its old skin. Now it is a pupa, called a chrysalis. Inside, its body changes greatly. In warm weather, some butterflies come out about ten days later.
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イモムシはたくさん食べて、大きくなります。それから、安全な場所を見つけ、糸で体をとめます。古い皮をぬぐと、chrysalis(クリサリス)とよばれるチョウのさなぎになります。その中で、体のつくりが大きく変わります。あたたかい時期なら、種類によっては10日ほどでチョウが出てきます。
ふつうの英語でStandard English ・ 英検3〜準2級くらい
A caterpillar has one main job: eating. It eats leaves and grows so fast that it sheds its skin several times. When it is big enough, it attaches itself to a safe place with silk. Then it sheds its outer skin and becomes a pupa. A butterfly pupa is called a chrysalis. Inside, many larval body parts are broken down, while other parts are kept and rebuilt. Groups of cells that formed earlier grow into adult structures such as wings, legs, antennae, and eyes. This big change is called metamorphosis. In summer, some swallowtail butterflies come out after about ten days, although the time changes with species and temperature. The new butterfly pumps body fluid into its soft wings to expand them. Caterpillars and adult butterflies often eat different foods, so they do not compete as much.
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イモムシには、大事な仕事がひとつあります。食べることです。イモムシは葉っぱを食べ、とても速く大きくなるので、何回も皮をぬぎます。十分に大きくなると、安全な場所に糸で体を固定します。それから外側の皮をぬぎ、さなぎになります。チョウのさなぎは、英語で chrysalis(クリサリス)とよばれます。その中では、幼虫の体の多くの部分が分解されますが、残って作り変えられる部分もあります。前から用意されていた細胞の集まりは、羽や足、触角、目など、おとなの体のつくりへと育ちます。この大変身を、変態といいます。夏には、アゲハチョウの中に10日ほどで出てくるものもいますが、かかる時間は種類や温度で変わります。出てきたばかりのチョウは、やわらかい羽に体の液を送りこんで広げます。イモムシとおとなのチョウは食べる物がちがうことが多いので、食べ物をうばい合うことが少なくなります。
この質問の英単語
- caterpillarイモムシ
- butterflyチョウ
- chrysalis(チョウの)さなぎ
- wings羽
- leaves葉っぱ
- cells細胞
- metamorphosis変態(大変身)
超絶解説もっと知りたい人へ
さなぎの中で、体を作り変える
イモムシがさなぎになると、体の中では大きな作り変えが始まります。多くの組織(そしき)は、酵素(こうそ)のはたらきで分解され、その材料が新しい体に使われます。でも、体が全部どろどろの「スープ」になるわけではありません。神経や筋肉、呼吸のための管などには、残りながら作り変えられる部分もあります。つまり、古い体を全部とかして一から作り直すのではなく、残す部分、作り変える部分、分解して材料にする部分がいっしょにあるのです。
未来の羽は、イモムシの中にかくれていた
では、羽や長い足はどこから来るのでしょう。そのもとになるものの一つが、成虫原基(せいちゅうげんき)という小さな細胞の集まりです。成虫原基は、イモムシのときから体の中に用意されています。さなぎになると、この細胞がふえて、羽や足、触角、目などを形作っていきます。同時に、幼虫から残った組織も、おとなの体に合うように作り変えられます。成虫原基だけで体のすべてを一から作るわけではありません。いつまでイモムシでいて、いつさなぎになるかは、体の中のホルモンが合図を出して決めています。
イモムシのころの記憶はのこる?
体がスープのようになるなら、イモムシのころの記憶は消えてしまうのでしょうか。2008年、アメリカの研究者は、ガの幼虫に、あるにおいとちょっといやな刺激をセットで体験させて、そのにおいをさけるように覚えさせました。すると、おとなのガになっても、そのにおいをさけたのです。脳の一部がさなぎの中でも残っていて、記憶が受けつがれた可能性があると考えられています。ただし、どんな記憶がどれくらい残るのかなど、まだわかっていないことがたくさんあります。
なぜ、わざわざ変身するの?
変身には大きなメリットがあると考えられています。イモムシは葉っぱを食べて体を大きくする「食べる係」、チョウは花のみつをすい、空を飛んで結婚相手をさがしたり、たまごを産む場所を見つけたりする「旅する係」です。子どもと大人で食べ物も住む場所もちがえば、親子で食べ物をうばい合わずにすみます。チョウやガ、カブトムシ、ハチ、ハエなど、さなぎの時期がある「完全変態」をする昆虫は、とても種類が多く、地球の生き物の中で大成功したグループなのです。
みんなが驚く豆知識
アゲハチョウの幼虫は、たまごから出てさなぎになるまでのわずか数週間で、体重が何千倍にもなります。そのあいだに4回も皮をぬいで、体をぐんぐん大きくしていきます。
アサギマダラというチョウは、秋になると日本から南の島々へ、海をこえて旅をします。羽に印をつけて放す調査で、2000km以上もはなれた場所で見つかったチョウもいます。
英語の butterfly の名前の由来は、じつははっきりわかっていません。「バター色の黄色いチョウから」という説などがあります。英語の I have butterflies in my stomach.(おなかにチョウがいる)は「緊張してドキドキする」という意味です。

おうちでやってみよう
春から秋に、ミカンやサンショウの葉っぱでアゲハの幼虫をさがしてみよう。見つけたら葉っぱごと虫かごに入れて、毎日新しい葉をあげながら観察日記をつけよう。さなぎからチョウが出てきたら、外に放してあげてね。
英文と解説は、このコーナーのために子ども向けに書き下ろしたものです(AIと人が作成。Codex で英語・和訳・事実をチェックし、人の目でも順次確認しています)。100年以上前の原文をそのまま載せている「おはなし」のページとは分けています。






