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恐竜はなぜいなくなったの?のイラスト

どうぶつ ・ 108/300

恐竜はなぜいなくなったの?

Why did the dinosaurs disappear?

ひとことで言うと

約6600万年前に巨大な小惑星が地球にぶつかり、空が暗くなって寒くなったからだよ。でも、鳥という形で恐竜は今も生きているんだ。

やさしい英語でEasy English ・ 英検5〜4級くらい

Long, long ago, dinosaurs lived on Earth. About 66 million years ago, a huge rock from space hit Earth. Dust and gas covered the sky. It got dark and cold. Plants died, and many animals died too. But some dinosaurs lived on. They are birds!

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ずっとずっと昔、地球には恐竜がすんでいました。約6600万年前、宇宙から来た巨大な岩が地球にぶつかりました。ちりやガスが空をおおいました。暗く、寒くなりました。植物がかれ、たくさんの動物も死んでしまいました。でも、生きのこった恐竜もいました。それは鳥です!

ふつうの英語でStandard English ・ 英検3〜準2級くらい

Dinosaurs lived on Earth for more than 160 million years. Then, about 66 million years ago, an asteroid about 10 kilometers wide crashed into Earth. An asteroid is a big rock that travels through space. It hit the area that is now Mexico and made a giant hole called a crater. The crash threw huge amounts of dust and gas into the sky, and they blocked much of the sunlight for years. Without enough sunlight, many plants could not grow, and the Earth became cold. Plant-eating dinosaurs lost their food, and then the meat-eaters did too. Big volcanoes in India may also have made things harder. In the end, about three out of four kinds of living things disappeared. But not all dinosaurs died out. A few kinds of birds survived, and birds are living dinosaurs. Their descendants are the birds we see today.

日本語の訳を見る

恐竜は、1億6000万年より長いあいだ、地球でくらしていました。ところが約6600万年前、はばが約10キロメートルの小惑星が地球にぶつかりました。小惑星とは、宇宙を進む大きな岩のことです。小惑星は今のメキシコのあたりにぶつかり、クレーターとよばれる巨大なくぼみを作りました。このしょうげきで、ものすごい量のちりやガスが空にまい上がり、何年ものあいだ太陽の光の多くをさえぎりました。日光が足りないと、たくさんの植物が育たなくなり、地球は寒くなりました。植物を食べる恐竜が食べ物を失い、やがて肉を食べる恐竜も食べ物を失いました。インドの大きな火山も、生き物にとってさらにきびしい状態にしたかもしれません。最後には、生き物の種類の約4分の3が消えてしまいました。でも、恐竜が全部いなくなったわけではありません。いくつかの鳥のなかまが生きのこりました。鳥は、今も生きている恐竜なのです。その子孫が、今わたしたちが目にしている鳥たちです。

この質問の英単語

  • dinosaurs恐竜
  • asteroid小惑星
  • space宇宙
  • dustちり
  • sunlight日光
  • plants植物
  • survived生きのこった

超絶解説もっと知りたい人へ

6600万年前の「その日」

恐竜は、今から約2億3000万年前に現れ、1億6000万年以上も地球で栄えました。ところが約6600万年前、直径およそ10kmもある小惑星(宇宙をただよう大きな岩)が、今のメキシコのユカタン半島のあたりにぶつかりました。この小惑星は、1秒で約20km進むほどのものすごい速さで地球につっこんだと考えられています。できたクレーター(大きなくぼみ)は直径約180km。今は地下や海の底にうもれていて、チクシュルーブ・クレーターとよばれています。

犯人をつきとめた親子

恐竜が消えた理由は、長いあいだなぞでした。1980年、アメリカの物理学者ルイス・アルバレスと、地質学者の息子ウォルターたちは、イタリアの地層を調べていて、ちょうど恐竜が消えたころのうすい粘土の層に、イリジウムという金属がふつうの何十倍もふくまれていることを発表しました。イリジウムは地球の表面には少なく、隕石(いんせき)に多くふくまれる金属です。親子は「巨大な小惑星がぶつかったのだ」と考えました。最初は信じない人も多かったのですが、1990年代のはじめにメキシコで巨大なクレーターが確かめられ、この説は大きく支持されるようになりました。

太陽がかくれた地球

ぶつかったしょうげきで、ちりやすす、硫黄をふくむ岩からできた細かなつぶなどが大量に空高くまい上がりました。これらが太陽の光をさえぎり、地球は長いあいだ暗く、寒くなったと考えられています。光が足りないと植物は育ちません。植物を食べる恐竜がまず食べ物を失い、それを食べる肉食恐竜も生きられなくなりました。このころ、インドでは巨大な火山の噴火も続いていて、それも生き物を苦しめた可能性があります。最終的に、地球の生き物の種類の約4分の3が消えたといわれています。

恐竜はまだ生きている!

それでも、生きのこった生き物がいました。体が小さいことや、いろいろな物を食べられること、あなや水辺を利用できることが、一部の動物には役立ったと考えられています。恐竜の中で生きのこったのは、すでに進化していた鳥のなかまだけでした。化石の研究から、鳥は恐竜から進化した、つまり鳥そのものが生きている恐竜だとわかっています。世界にはいま1万種以上の鳥がいます。スズメもハトもペンギンも、みんな「生きている恐竜」なのです。そして鳥以外の恐竜がいなくなったあと、生きのこったほ乳類のなかまがふえていき、ずっと後にわたしたちヒトも進化しました。

みんなが驚く豆知識

  1. ステゴサウルスとティラノサウルスが生きていた時代は、およそ8000万年もはなれています。ティラノサウルスとわたしたちヒトの時代のへだたり(約6600万年)のほうが、じつは近いのです。

  2. 2022年に発表された研究では、小惑星がぶつかったのは北半球の春ごろだった可能性が高いとされました。アメリカで見つかった魚の化石の骨の成長のしまもようから、季節を読みとったのです。

  3. 英語の dinosaur は、ギリシャ語の「おそろしい(deinos)」と「トカゲ(sauros)」を合わせて、1842年にイギリスのリチャード・オーウェンが作ったことばです。英語では「時代おくれの人や物」という意味でも使われます。

おうちでやってみよう

公園で鳥を見かけたら、足をよく観察しよう。うろこにおおわれた足やするどいツメは、恐竜とそっくり。図かんで恐竜の足と鳥の足をくらべると、にているところがたくさん見つかるよ。

英文と解説は、このコーナーのために子ども向けに書き下ろしたものです(AIと人が作成。Codex で英語・和訳・事実をチェックし、人の目でも順次確認しています)。100年以上前の原文をそのまま載せている「おはなし」のページとは分けています。

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