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消しゴムはなぜ字を消せるの?
How does an eraser work?

消しゴムは紙よりも黒鉛のかけらとくっつきやすいので、こすると黒鉛を紙からはがして、消しくずの中にまるめこんでしまうからだよ。
やさしい英語でEasy English ・ 英検5〜4級くらい
Pencil lines are tiny black bits on paper. An eraser is soft and a little sticky. When you rub it on the line, the black bits leave the paper and stick to the eraser. Small pieces of the eraser break off and carry the black bits away. Now the paper looks clean!
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えんぴつの線は、紙の上にある小さな黒いかけらです。消しゴムはやわらかく、少しべたべたしています。線の上をこすると、黒いかけらが紙からはなれ、消しゴムにくっつきます。消しゴムの小さなかけらがはがれ、黒いかけらをいっしょに運び去ります。これで紙はきれいに見えます!
ふつうの英語でStandard English ・ 英検3〜準2級くらい
When you write with a pencil, tiny flakes of graphite sit on top of the paper fibers. They are only held there loosely. An eraser is made of soft plastic or rubber, and its surface is a little bit sticky. When you rub it on the paper, the graphite flakes stick to the eraser more strongly than to the paper, so they are pulled off. As you keep rubbing, the eraser wears away into small crumbs. These crumbs wrap up the graphite, which is why eraser crumbs turn gray or black. Erasers do not work well on pen ink, because ink is a liquid that soaks deep into the paper. Long ago, before erasers, people used pieces of bread to rub out pencil marks!
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えんぴつで書くと、黒鉛の小さなかけらが紙のせんいの上にのっています。かけらはそこにゆるくとどまっているだけです。消しゴムはやわらかいプラスチックやゴムでできていて、表面が少しべたべたしています。紙の上でこすると、黒鉛のかけらは紙よりも消しゴムの方に強くくっつくので、紙からはがされます。こすり続けると、消しゴムはすりへって小さなくずになります。このくずが黒鉛をくるみこむので、消しくずは灰色や黒になるのです。消しゴムはペンのインクにはあまりききません。インクは液体で、紙の深くまでしみこんでしまうからです。昔、消しゴムがなかったころは、えんぴつのあとを消すのにパンのかけらを使っていました!
この質問の英単語
- eraser消しゴム
- stickyべたべたした
- crumbsくず
- rubberゴム
- inkインク
- soaksしみこむ
- breadパン
超絶解説もっと知りたい人へ
黒鉛は「のっているだけ」
えんぴつの線は、紙にしみこんでいるのではなく、黒鉛のうすいかけらが紙のせんいの上やすき間にひっかかっているだけです。そこへ、紙よりも黒鉛とくっつきやすい物をこすりつけると、かけらは紙をはなれてそちらへうつります。これが消しゴムのしくみです。テープを紙にはってはがすと、えんぴつの線がうすくなるのも同じ理由です。濃いBのえんぴつは黒鉛のかけらがたくさんのるので消すのに少し苦労し、強い力で書いた線は紙にみぞができてあとが残りやすくなります。
消しくずは「つかまえたしょうこ」
消しゴムはわざとすりへるように作られています。もし消しゴムがへらずに表面がいつも同じだったら、黒鉛がたまってすぐに黒くなり、今度は紙をよごしてしまいます。こするたびに表面がけずれて新しい面が出てくるので、いつもきれいに消せるのです。けずれたくずは、黒鉛をくるりと包みこんで、紙の外へ運び出します。今の日本の消しゴムの多くはプラスチック製です。かたいプラスチックに、やわらかくするための油のような成分をまぜて作られています。
パンからゴムへ
消しゴムができる前、ヨーロッパの人々は、パンのやわらかい部分を丸めて、えんぴつのあとをこすって消していました。1770年、イギリスの科学者プリーストリーは、南アメリカから来た木のやに(ゴム)がえんぴつのあとをよく消すことを書きのこしました。同じころ、イギリスで消しゴムが売り出されます。パンとまちがえてゴムを手に取ったら消えた、という話も伝わっていますが、本当かどうかはわかっていません。最初のゴムは暑いとべたべた、寒いとかちかちでしたが、1839年にアメリカのグッドイヤーがゴムに硫黄(いおう)をまぜて熱する方法を見つけ、じょうぶで使いやすくなりました。
ペンの字が消えにくいわけ
ボールペンのインクは液体なので、紙のせんいの中までしみこみ、そこでかわいてしまいます。表面にのっているだけの黒鉛とちがって、消しゴムでつかまえることができません。インク用の消しゴムには、細かい砂のようなつぶが入っていて、紙の表面ごと少しけずり取って消します。だから、強くこすると紙がうすくなったり、やぶれたりするのです。
みんなが驚く豆知識
イギリス英語では消しゴムのことを rubber といいます。じつはゴムという物の名前 rubber 自体が「こすって(rub)消す物」という意味で、1770年ごろにえんぴつのあとを消せることからつけられました。
プラスチックの消しゴムに紙のカバーがついているのは、消しゴムがプラスチックの筆箱や定規にくっついて、とけたようになってしまうのをふせぐためでもあります。
こすって消せるボールペンは、こすったときのまさつの熱(60度くらい)でインクの色が消えるしくみです。消した紙を冷凍庫でよく冷やすと、字がうっすらもどってくることがあります。

おうちでやってみよう
えんぴつで線を2本書いて、1本は消しゴム、もう1本は丸めた食パンのやわらかいところでこすってみよう。昔の人が使った「パン消しゴム」の力をくらべられます。使ったパンは食べないでね。
英文と解説は、このコーナーのために子ども向けに書き下ろしたものです(AIと人が作成。Codex で英語・和訳・事実をチェックし、人の目でも順次確認しています)。100年以上前の原文をそのまま載せている「おはなし」のページとは分けています。






