
身のまわりのもの ・ 248/300
信号はなぜ赤・黄・青なの?
Why are traffic lights red, yellow, and green?

赤は昔から鉄道で「危ない・止まれ」の色として使われ、緑はそれと見分けやすい「進め」、黄色はその間の「注意」として選ばれたんだよ。日本では緑のことも「青」とよぶ習慣があるので「青信号」というんだ。
やさしい英語でEasy English ・ 英検5〜4級くらい
Red means stop. Red is easy to see, and it makes us think of danger. Green means go. Yellow means the light will soon turn red. Drivers should stop if they can do so safely. In Japan, people call the green light ao, or blue. Some green lights look a little blue-green!
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赤は「止まれ」です。赤は見やすく、危ないことを思いうかべさせます。緑は「進め」です。黄色は、もうすぐ赤になるという意味です。運転する人は、安全に止まれるなら止まらなければなりません。日本では、緑の信号を「青」とよびます。少し青緑色に見える信号もあります!
ふつうの英語でStandard English ・ 英検3〜準2級くらい
Traffic lights got their colors from trains. In the 1800s, railways used red lights to mean stop, because red stands out and has long been a color of danger. At first, some railways used white to mean go, but white signals could be mixed up with stars or other lamps. So green was chosen for go, because it looks very different from red. Later, yellow was added in the middle to warn people that the light was about to turn red. Today almost every country uses these three colors, so travelers can understand them anywhere. In Japan, the go light is called ao, which usually means blue. That's because in older Japanese, ao was also used for green things, like fresh leaves. Japanese go lights are even made a little bluish!
日本語の訳を見る
信号の色は、汽車から受けつがれました。1800年代、鉄道では赤い光を「止まれ」の意味に使いました。赤は目立ち、昔から危険の色だったからです。最初は白を「進め」に使う鉄道もありましたが、白い信号は星やほかのあかりと見まちがえることがありました。そこで「進め」には、赤とまったくちがって見える緑が選ばれました。のちに、もうすぐ赤に変わることを知らせるために、黄色がまん中にくわえられました。今ではほとんどの国がこの3色を使っているので、旅行者はどこでも信号を理解できます。日本では「進め」の信号を「青」とよびます。ふつうは blue という意味の言葉です。それは、昔の日本語では、若葉のような緑色のものにも「青」が使われていたからです。日本の「進め」の信号は、わざと少し青っぽく作られているほどです!
この質問の英単語
- traffic lights信号機
- stop止まる
- danger危険
- railways鉄道
- warn注意させる
- careful注意深い
- travelers旅行者
超絶解説もっと知りたい人へ
なぜ赤が「止まれ」?
赤い色は、火や血を思わせることなどから、多くの文化で危険や禁止を表す色に使われてきました。赤い光には、青い光より空気中で散らばりにくい性質もあります。ただし、赤がいつでもいちばん遠くから見えやすいわけではなく、光の明るさや天気、人の目の感じ方でも見えやすさは変わります。1800年代のイギリスの鉄道は赤を「止まれ」の合図に使い、その決まりが道路の信号にも受けつがれました。また、日本の信号は色だけでなく、「赤は上か右」というように場所も決まっています。そのため、色の見え方が人とちがう人にも、どの信号が光っているかを見分けやすくなっています。
白が「進め」だった時代
初めのころの鉄道では、「進め」を白い光で表すところもありました。ところが、これには大きな問題がありました。夜空の星や町のあかりと見まちがえやすいうえ、もし赤い色ガラスがわれて落ちてしまうと、中のランプの白い光が見え、「止まれ」が「進め」に変わってしまうのです。そこで、赤とはっきりちがう緑が「進め」の色になりました。
世界初の信号機は爆発した!
道路の信号機の第1号は、1868年、イギリス・ロンドンの国会議事堂の近くに立てられました。ガスの火で赤と緑の光を出し、おまわりさんが手で切りかえるものでした。ところが、1か月ほどでガスがもれて爆発し、係のおまわりさんがけがをしてしまいました。電気の信号機は1914年にアメリカで登場し、1920年ごろにはアメリカのデトロイトで、赤・黄・緑の3色の信号が使われはじめました。日本で初めての自動の信号機は、1930年に東京の日比谷交差点に立てられたアメリカ製のものです。
緑なのに「青信号」のなぞ
日本でも、信号ができたころ、法律での正式な名前は「緑色信号」でした。でも新聞が「青」と紹介したことなどから、人々は「青信号」とよぶようになり、1947年には法律の言葉も「青」に変わりました。日本語では昔から、青葉、青りんご、青虫のように、緑色のものも「青」とよんできたのです。さらに1970年代には、世界の決まりの中でできるだけ青に近い、青緑色の光を使うことになりました。また、日本の横向きの信号では、赤がいつも右はしにあります。車は左側を走るので、右はしは道路のまん中寄りになり、街路樹にかくれにくいからです。
みんなが驚く豆知識
イギリス英語では、黄色の信号を yellow ではなく amber(こはく色)とよびます。また、give the green light(青信号を出す)は「計画にゴーサインを出す」という意味で使われます。
世界で最初の道路の信号機は、1868年のロンドンでガスの火を使ったものでしたが、1か月ほどで爆発してしまい、その後しばらく作られませんでした。
雪の多い地方では、縦向きの信号機がよく使われます。横向きよりも雪がつもりにくく、重みでこわれたり、ランプがかくれたりしにくいからです。

おうちでやってみよう
おうちの人と歩くとき、安全な歩道から信号機をよく観察してみよう。横向きの信号では赤がどちら側にあるかな?青信号が本当は何色に見えるか、家族で話し合ってみてね。
英文と解説は、このコーナーのために子ども向けに書き下ろしたものです(AIと人が作成。Codex で英語・和訳・事実をチェックし、人の目でも順次確認しています)。100年以上前の原文をそのまま載せている「おはなし」のページとは分けています。






