
身のまわりのもの ・ 246/300
車はどうやって走るの?
How do cars move?

ガソリン車はエンジンの中で燃料を燃やした力で、電気自動車は電池の電気でモーターを回して、その回る力をタイヤに伝えて走るよ。
やさしい英語でEasy English ・ 英検5〜4級くらい
A car needs power to move. Many cars burn gas in an engine. Electric cars use a big battery and a motor. The power turns the wheels. The tires push the road back, and the car goes forward. Vroom!
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車は動くために力が必要です。多くの車は、エンジンの中でガソリンを燃やします。電気自動車は、大きな電池とモーターを使います。その力が車輪を回します。タイヤが道路をうしろへおすと、車は前へ進みます。ブーン!
ふつうの英語でStandard English ・ 英検3〜準2級くらい
A car moves by turning its wheels, but where does the turning power come from? In a gasoline car, the engine has small rooms called cylinders. Fuel and air mix in each cylinder, and a tiny spark lights the fuel. The fuel burns very fast and pushes a part called a piston down hard. The pistons go up and down again and again, and they turn a long rod, a little like your legs turning bicycle pedals. In an electric car, a battery sends electricity to a motor, and magnets inside the motor make it spin. Either way, the turning power goes to the wheels. The tires grip the road and push it backward, so the road pushes the car forward.
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車は車輪を回して進みますが、その回す力はどこから来るのでしょう。ガソリン車のエンジンには、シリンダーとよばれる小さな部屋があります。それぞれのシリンダーで燃料と空気がまざり、小さな火花が燃料に火をつけます。燃料はとても速く燃えて、ピストンという部品を強く下へおします。ピストンが何度も何度も上下に動き、長いぼうを回します。あなたの足が自転車のペダルを回すのと少しにています。電気自動車では、電池がモーターに電気を送り、モーターの中の磁石がモーターを回します。どちらの場合も、回る力は車輪に伝わります。タイヤは道路をしっかりつかんでうしろへおすので、道路が車を前へおし返すのです。
この質問の英単語
- engineエンジン
- battery電池
- motorモーター
- wheels車輪
- fuel燃料
- spark火花
- tiresタイヤ
超絶解説もっと知りたい人へ
エンジンの中は小さな燃焼の連続
ガソリンエンジンのシリンダーの中では、4つの動きがくり返されています。①ピストンが下がって燃料と空気をすいこむ、②ピストンが上がってそれをぎゅっとおしちぢめる、③火花で火をつけると一気に燃えてふくらみ、ピストンをおし下げる、④燃えたあとのガスをはき出す。この中で力を生むのは③だけです。ピストンの上下の動きは、クランクという曲がったじくで回る動きに変えられます。自転車のペダルを足でふむと、ギアがくるくる回るのと同じしくみです。エンジンが1分間に2000回転しているとき、1つのシリンダーの中では1分間に1000回も火がついています。
進む力の正体は「けりかえし」
エンジンやモーターが回すのは車輪ですが、車を前へ進める力を伝えるのは、じつは道路です。タイヤが道路をうしろへおすと、道路が車を前へおし返します。あなたが歩くとき、地面をうしろへおして前へ進むのと同じです。こおった道では、タイヤと道路のこすれ合う力が小さくなり、タイヤが空回りして進みにくくなります。スタッドレスタイヤは、寒くてもかたくなりにくいゴムや、たくさんの細かい切れこみを使って、雪や氷をつかみやすくしています。
電気自動車はじつは大先輩
電気自動車は新しい乗り物だと思われがちですが、じつはガソリン車と同じくらい古い歴史があります。1900年ごろのアメリカでは、走っている車のおよそ3分の1が電気自動車でした。音が静かで、排気ガスのにおいがなく、運転もかんたんだったからです。その後、ガソリン車が大量生産で安くなり、エンジンを楽に始動できるようになりました。道路がのびて長いきょりを走る車が求められたこともあり、電気自動車は少なくなりました。今は電池が進化し、電気自動車がふたたび増えています。電気自動車のモーターは、ブレーキをかけるときに発電機として働き、車が止まろうとする勢いの一部を電気にもどして、電池にためることもできます。
車のはじまり
1769年、フランスのキュニョーが、蒸気の力で走る大きな三輪車を作りました。これが自分の力で走った最初の車の一つといわれています。そして1886年、ドイツのカール・ベンツが、ガソリンエンジンで走る三輪の自動車の特許を取りました。最高でも時速16kmほど、今の自転車くらいの速さでしたが、これが今の車のご先祖さまです。
みんなが驚く豆知識
英語の automobile は、ギリシャ語の auto(自分で)とラテン語の mobile(動く)を合わせた言葉で、「自分で動くもの」という意味です。馬に引かれなくても走ることが、とても新しかったのです。
1888年、カール・ベンツのおくさんのベルタは、夫にないしょで子ども2人と車に乗り、100km以上の道のりを走りきりました。とちゅうの薬屋さんで燃料を買い、世界初の長いドライブとして記録に残っています。
1900年ごろのアメリカでは、車のおよそ3分の1が電気自動車、残りも多くが蒸気自動車で、ガソリン車はむしろ少数派でした。

おうちでやってみよう
おうちの人といっしょに、うしろに引いて走るおもちゃの車を平らな床でうしろに引き、持ち上げてから手をはなしてみよう。タイヤは回っても、空中では車は前に進みません。次に床に置いて走らせると、タイヤが床をうしろへおし、床が車を前へおし返すことがわかります。回るタイヤに指やかみの毛を近づけないでね。
英文と解説は、このコーナーのために子ども向けに書き下ろしたものです(AIと人が作成。Codex で英語・和訳・事実をチェックし、人の目でも順次確認しています)。100年以上前の原文をそのまま載せている「おはなし」のページとは分けています。






