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海の生きもの ・ 136/300

魚はどうして水の中で息ができるの?

How do fish breathe underwater?

ひとことで言うと

魚は「えら」で息をしているよ。口から水をすいこんでえらに通すと、水にとけている酸素を、血の中に取りこめるんだ。

やさしい英語でEasy English ・ 英検5〜4級くらい

We breathe air with our lungs. Fish breathe with gills. A fish takes water into its mouth. The water goes over the gills. The gills take oxygen from the water. Then the water goes out from the sides of its head.

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わたしたちは、肺で空気をすって息をします。魚は、えらで息をします。魚は口に水を入れます。水は、えらの上を通ります。えらは、水から酸素を取りこみます。それから、水は頭の横から出ていきます。

ふつうの英語でStandard English ・ 英検3〜準2級くらい

We breathe air, but fish get oxygen from water. Water has a little oxygen mixed into it, but much less than air. Fish have special body parts called gills on both sides of their heads. A fish gulps water through its mouth and pushes it out over its gills. The gills look like red combs, with many thin, soft parts full of tiny blood vessels. As water flows past, oxygen moves from the water into the blood. Here is a clever trick: the blood in the gills flows in the opposite direction to the water. This helps fish take in a lot of the oxygen. Out of water, a fish's gills stick together and dry out, so it cannot breathe, even though air has more oxygen.

日本語の訳を見る

わたしたちは空気をすいますが、魚は水から酸素をもらいます。水には酸素が少しとけこんでいますが、空気よりずっと少ないのです。魚の頭の両側には、えらという特別な部分があります。魚は口から水をごくりとすいこみ、えらの上を通しておし出します。えらは赤いくしのような形をしていて、細い血管がいっぱい通った、うすくてやわらかい部分がたくさんあります。水が流れていくと、酸素が水から血の中へうつります。ここにかしこい仕組みがあります。えらの中の血は、水と反対の向きに流れているのです。そのおかげで、魚はたくさんの酸素を取りこめます。水から出ると、魚のえらはくっついてかわいてしまうので、空気のほうが酸素が多いのに、息ができなくなるのです。

この質問の英単語

  • breathe息をする
  • lungs肺
  • gillsえら
  • oxygen酸素
  • mouth口
  • blood血
  • opposite反対の

超絶解説もっと知りたい人へ

水の中にも酸素がある

魚は、水そのものを分解して酸素を取り出しているわけではありません。水には、空気中の酸素が少しだけとけこんでいます。魚はこの「水にとけた酸素」を使って息をしているのです。ただし、その量はとても少なく、同じ体積でくらべると、水にふくまれる酸素は空気のおよそ30分の1ほどしかありません。しかも、水は空気より重くてねばりがあるので、たくさん動かすのはたいへんです。魚は、このきびしい条件で息をするための、すごい仕組みを持っています。

えらは、赤いくしのような形

魚の頭の横にあるふた(えらぶた)の内側には、赤いえらがあります。えらには、くしの歯のような細いひだがびっしりならび、さらにそのひだに、もっと小さなうすいひだがたくさんついています。ひだの中には細い血管がはりめぐらされていて、血がすけて赤く見えるのです。魚は口を開けて水をすいこみ、口をとじてえらぶたから水をおし出します。水がひだのすき間を通るとき、酸素が血の中にうつり、かわりに体の中でいらなくなった二酸化炭素が水へ出ていきます。

「さかさ流れ」のすごい仕組み

えらのすごいところは、ひだの中の血が、水と反対向きに流れていることです。これを「対向流(たいこうりゅう)」といいます。反対向きに流れると、血はどこでも、自分より少しだけ酸素の多い水と出会うので、酸素を受け取り続けられます。この仕組みのおかげで、魚は水にとけた酸素の8割ほどを取りこめることもあります。人は、すいこんだ空気にふくまれる酸素のうち、休んでいるときには2割強を取りこみます。また、一部のマグロなどは、口を開けて泳ぐことで水をえらへ流します。このような魚は、泳ぎ続けないと十分な水をえらへ送れません。

陸に上げると息ができないのはなぜ?

空気には水よりずっと多くの酸素があるのに、魚は陸では息ができません。水の中では水にささえられて広がっていた細いひだが、空気中ではぺたりとくっついてしまい、酸素を取りこめる面積が一気にへるからです。さらに、ひだはかわくと働かなくなります。ところが、なかには空気をすえる魚もいます。ドジョウは水面で空気をすいこみ、腸で酸素を取りこみます。ベタやグラミーには空気から酸素をとる特別な部屋があり、肺魚は名前のとおり、肺で息をします。

みんなが驚く豆知識

  1. 海にすむ硬骨魚の多くは、海水を飲んでいます。体の水分が、塩分の多い海水のほうへ出ていきやすいからです。反対に、川や池にすむ硬骨魚の多くは、ほとんど水を飲まず、体に入ってくる余分な水を、うすいおしっことしてたくさん出します。サメやエイなどは、これとはちがう仕組みで体の水分と塩分を調節しています。

  2. アフリカの肺魚は、すんでいる川や池がかれると、どろの中にもぐって、ねばねばした液でまゆを作り、じっと雨を待ちます。そのまま何年も生きのびることができます。

  3. 英語の like a fish out of water(水から出た魚のように)は、「なれない場所で、落ち着かない様子」という意味です。陸に上がった魚が、苦しそうにばたばたする様子から生まれた言い回しです。

おうちでやってみよう

金魚やメダカを飼っていたら、口とえらぶたの動きをじっと観察しよう。口がパクッと開くとき、えらぶたはどうなっているかな? 1分間に何回動くか数えてみるのもおもしろいよ。

英文と解説は、このコーナーのために子ども向けに書き下ろしたものです(AIと人が作成。Codex で英語・和訳・事実をチェックし、人の目でも順次確認しています)。100年以上前の原文をそのまま載せている「おはなし」のページとは分けています。

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