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魚はねむるの?のイラスト

海の生きもの ・ 137/300

魚はねむるの?

Do fish sleep?

ひとことで言うと

うん、魚もねむるよ。まぶたがないので目は開いたままだけど、じっと動かなくなったり、物かげにかくれたりして、体と脳を休めているんだ。

やさしい英語でEasy English ・ 英検5〜4級くらい

Yes, fish sleep too! But most fish have no eyelids. So they sleep with their eyes open. A sleeping fish stays still. Some fish hide under rocks. Some fish lie on the sand. They rest at night or in the day.

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そう、魚もねむります! でも、ほとんどの魚にはまぶたがありません。だから、目を開けたままねむります。ねむっている魚は、じっとしています。岩の下にかくれる魚もいます。砂の上に横になる魚もいます。夜に休む魚も、昼に休む魚もいます。

ふつうの英語でStandard English ・ 英検3〜準2級くらい

Yes, fish do sleep, but not in the same way we do. Most fish have no eyelids, so they cannot close their eyes. A sleeping fish may stay very still, float in one place, or rest on the bottom. Its breathing slows down, and it does not notice things around it as quickly. Some fish hide in cracks in rocks, and some bury themselves in the sand at night. Some parrotfish make a thin cocoon of slime around their bodies, like a sleeping bag. This may help keep tiny biting animals away. In 2019, scientists studied the brains of sleeping zebrafish. They found two patterns similar to patterns seen during human sleep. This suggests that some basic kinds of sleep may have existed in the common ancestors of animals with backbones more than 450 million years ago.

日本語の訳を見る

そう、魚もねむります。でも、わたしたちと同じねむり方ではありません。ほとんどの魚にはまぶたがないので、目をとじることができません。ねむっている魚は、じっと動かずに同じ場所にういていたり、底で休んだりします。息がゆっくりになり、まわりのことにすぐには気づかなくなります。岩のすき間にかくれる魚もいれば、夜になると砂の中にもぐる魚もいます。ブダイのなかまには、ねぶくろのような、うすい粘液のまくで体を包むものがいます。このまくは、血をすう小さな生きものを近づけないのに役立つと考えられています。2019年、科学者たちは、ねむっているゼブラフィッシュの脳を調べました。すると、人がねむっているときに見られるものとよくにた、2種類の活動が見つかりました。このことから、ねむりの基本的な仕組みの一部は、4億5000万年以上前の、背骨のある動物の共通の祖先にもあったのかもしれないと考えられています。

この質問の英単語

  • sleepねむる
  • eyelidsまぶた
  • stillじっとして
  • rest休む
  • hideかくれる
  • buryうめる・もぐる
  • brains脳

超絶解説もっと知りたい人へ

目を開けたまま、ねむる

「魚はねむるの?」と聞かれて迷うのは、魚がいつも目を開けているからですね。じつは、ほとんどの魚にはまぶたがなく、目をとじることができません。そのため、ねむるときも目は開いたままです。でも、ねむっている魚をよく見ると、ひれをゆっくり動かすだけで同じ場所にじっとしていたり、水の底にしずんでいたりします。近くで物音がしても、すぐには反応しません。科学者は、「じっと動かない」「まわりへの反応がにぶい」「ねむれないと、あとで長く休む」といった様子から、魚もねむっていると考えています。

魚のねどこ、いろいろ

魚のねむり方は、種類によってさまざまです。ベラのなかまの多くは、夜になると砂の中にもぐってねむります。岩のすき間やサンゴのかげにかくれてねむる魚もたくさんいます。そして、おどろくのがブダイのなかまです。ねむる前に、えらのあたりから出すねばねばした液で、体をすっぽりつつむ「ねぶくろ」を作るのです。2010年に発表された研究で、このねぶくろが、夜に魚の血をすいにくる小さな生きものを防ぐ「蚊帳(かや)」のような役目をしていることがわかりました。

脳の中も、わたしたちとにていた

2019年、アメリカの研究チームは、体がすき通ったゼブラフィッシュという小さな魚の子どもを使って、ねむっているときの脳の働きを、光る目印で観察しました。すると、わたしたちがねむっているときの「深いねむり」と「夢を見るときのねむり(レムすいみん)」によくにた、2種類の脳の活動が見つかりました。このことから、こうしたねむりの仕組みは、魚と陸の動物の祖先が分かれる前、4億5000万年以上も前からあったのかもしれないと考えられています。

ねむらずに泳ぎつづける魚?

マグロのように、いつも泳ぎつづけている魚もいます。マグロは泳ぐことで口から水をえらに送っているので、止まると息が苦しくなります。こうした魚がどのようにねむっているのかは、まだよくわかっていません。夜は泳ぐ速さを落として、休んでいるのではないかと考えられています。また、メキシコのどうくつにすむ目の見えない魚は、川にすむなかまより、ねむる時間がずっと短いことがわかっています。なぜ生きものにねむりが必要なのか、科学者たちは魚を使って研究を続けています。

みんなが驚く豆知識

  1. クラゲの一種サカサクラゲは、脳がないのに、夜になると動きがにぶくなって、ねむっているような状態になることが、2017年の研究でわかりました。ねむりは、脳ができるより前からあったのかもしれません。

  2. ブダイがねぶくろを作るのに使うエネルギーは、1日に使うエネルギーの約2.5パーセントと計算されています。毎晩それだけのエネルギーを使ってでも作るほど、ねぶくろは大事なのです。

  3. 魚の群れを英語で a school of fish といいます。でも、この school は学校とは関係がなく、「群れ」を意味する古いオランダ語から来た言葉です。同じなかまの言葉に shoal(魚の群れ)があります。

おうちでやってみよう

金魚やメダカを飼っていたら、夜、部屋を暗くしてしばらくしてから、小さなライトでそっと水そうをのぞいてみよう。底のほうでじっとしているかな? 急に明るくすると魚がおどろくので、のぞくのは少しだけにしてね。

英文と解説は、このコーナーのために子ども向けに書き下ろしたものです(AIと人が作成。Codex で英語・和訳・事実をチェックし、人の目でも順次確認しています)。100年以上前の原文をそのまま載せている「おはなし」のページとは分けています。

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