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宇宙はどれくらい大きいの?のイラスト

空と宇宙 ・ 19/300

宇宙はどれくらい大きいの?

How big is the universe?

ひとことで言うと

見える部分だけで直径約930億光年。でも宇宙全体の大きさはまだだれにもわからず、果てがないかもしれないんだよ。

やさしい英語でEasy English ・ 英検5〜4級くらい

The universe is very, very big. No one knows if it has an end. Nothing can go faster than light in empty space. But light from the farthest places we can see took billions of years to reach us. The space between faraway galaxies is still growing.

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宇宙は、とてもとても大きいです。宇宙に果てがあるのか、だれにもわかりません。何も、何もない空間を進む光より速く進むことはできません。でも、わたしたちに見えるいちばん遠い所からの光は、ここにとどくまでに何十億年もかかりました。遠くの銀河どうしの空間は、今も広がっています。

ふつうの英語でStandard English ・ 英検3〜準2級くらい

The universe is unbelievably big. Scientists measure space in light-years. One light-year is the distance light travels in a year, about 9.5 trillion kilometers. Our home galaxy, the Milky Way, is about 100,000 light-years across and has hundreds of billions of stars. Beyond it are hundreds of billions of other galaxies, and perhaps more. The observable universe is about 93 billion light-years across. This is the region from which light has had enough time to reach us. The whole universe may be much bigger, and it may even be infinite. Nobody knows yet. What we do know is that space between faraway galaxies is still stretching, so those galaxies generally move farther apart.

日本語の訳を見る

宇宙は信じられないほど大きいです。科学者たちは、宇宙の距離を光年という単位で測ります。1光年は、光が1年間に進む距離で、約9兆5000億キロメートルです。わたしたちのすむ銀河、天の川銀河は、はしからはしまで約10万光年あり、何千億個もの星があります。その外には、何千億個ものほかの銀河があり、もっと多いかもしれません。観測できる宇宙は、直径約930億光年です。これは、そこから出た光がわたしたちにとどく時間があった範囲です。宇宙全体はもっとずっと大きいかもしれませんし、果てなく続いているかもしれません。まだだれにもわかりません。わかっているのは、遠くの銀河どうしの空間が今も広がっているため、そのような銀河は全体としてたがいに遠ざかっているということです。

この質問の英単語

  • universe宇宙
  • light years光年
  • distance距離
  • galaxy銀河
  • billions何十億
  • foreverどこまでも・永遠に
  • stretching引きのばされる

超絶解説もっと知りたい人へ

宇宙のものさしは「光」

宇宙はあまりに大きいので、kmで測ると数字のけたが多すぎてたいへんです。そこで使われるのが、光の速さ。光は1秒間に約30万km、地球を7周半もする速さで進みます。月までは約1.3秒、太陽までは約8分20秒。太陽のつぎに近い星、ケンタウルス座プロキシマまでは約4.2光年です。時速300kmの新幹線で向かうと、なんと約1500万年もかかります。いちばん近い星でさえ、これほど遠いのです。

天の川は、星の大集団

夏の夜、暗い所で見える「天の川」は、わたしたちの銀河を内側から見た姿です。天の川銀河は、うずまきの形をした星の大集団で、直径は約10万光年。そこに、1000億個から4000億個ほどの星が集まっていると考えられています。太陽は、その中心から約2万6000光年はなれた、うずまきのうでのあたりにある、ありふれた星の1つにすぎません。そしてこの天の川銀河のような銀河が、宇宙には何千億個もあるのです。となりの大きな銀河、アンドロメダ銀河までは約250万光年。光の速さでも250万年かかります。

見える宇宙は、直径930億光年

1929年、アメリカの天文学者ハッブルは、遠くの銀河ほど速くわたしたちから遠ざかっていることを確かめました。宇宙そのものがふくらんでいる証拠です。宇宙が生まれたのは約138億年前。それなら見える範囲は138億光年かと思いきや、光が旅をしているあいだにも宇宙がのび続けたので、いちばん遠くに見える場所は、今では約465億光年もはなれていると計算されます。そのため、見える宇宙の直径は約930億光年になるのです。ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡は、宇宙が生まれてから約3億年後の銀河まで見つけています。

ほんとうの宇宙の果ては?

では、見える範囲の外はどうなっているのでしょう? じつは、宇宙全体の大きさは、まだだれにもわかっていません。見える宇宙よりずっと大きいかもしれないし、果てがなくどこまでも続いているのかもしれません。現在の宇宙のモデルでは、ふつうの意味での「中心」はなく、「はし」もないと考えられています。ふくらむ風船の表面にかいた点どうしが、どの点から見てもおたがいに遠ざかっていくのと同じように、宇宙では、どこから見ても十分に遠い銀河が全体として遠ざかって見えます。ただし、近くの銀河には、重力によって近づいているものもあります。宇宙の本当の大きさは、科学に残された最大のなぞの1つなのです。

みんなが驚く豆知識

  1. 月の光は地球にとどくまで約1.3秒かかります。だから月を見ているとき、わたしたちは約1.3秒前の月を見ています。太陽なら約8分20秒前、アンドロメダ銀河なら約250万年前の姿を見ているのです。

  2. 英語の galaxy(銀河)は、ギリシャ語の gala(ミルク)から来ています。夜空の天の川をミルクの流れに見立てたからで、英語でも Milky Way(ミルクの道)と言います。

  3. 秋の夜空に見えるアンドロメダ銀河は、目で見えるいちばん遠いものの1つ。約250万光年先にあり、今見えている光は、人類の祖先が石の道具を使い始めたころに出発したものです。

おうちでやってみよう

大人といっしょに、ふくらませる前の風船にペンで点をいくつかかこう。点は銀河です。風船は大人にゆっくりふくらませてもらい、点どうしがはなれていくようすを見ます。宇宙が広がるようすを考えるための模型です。風船をふくらませすぎず、割れたときは大人がすぐに破片を集めて捨ててください。

英文と解説は、このコーナーのために子ども向けに書き下ろしたものです(AIと人が作成。Codex で英語・和訳・事実をチェックし、人の目でも順次確認しています)。100年以上前の原文をそのまま載せている「おはなし」のページとは分けています。

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