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波はどうしてできるの?のイラスト

海の生きもの ・ 134/300

波はどうしてできるの?

How are waves made?

ひとことで言うと

ほとんどの波は、風が海の表面をこすったりおしたりして生まれるよ。風が強いほど、長い時間ふくほど、広い海をふきわたるほど、波は大きくなるんだ。

やさしい英語でEasy English ・ 英検5〜4級くらい

Most waves are made by wind. The wind blows over the sea. It pushes the water. Small waves grow into big waves. Strong wind makes big waves. The waves travel far across the sea. At the beach, they crash on the sand.

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ほとんどの波は、風によって作られます。風が海の上をふきます。風が水をおします。小さな波が、大きな波に育ちます。強い風は大きな波を作ります。波は海をわたって遠くまで旅をします。浜辺に来ると、砂の上でザブーンとくだけます。

ふつうの英語でStandard English ・ 英検3〜準2級くらい

Most ocean waves are made by wind. When wind blows across the sea, it rubs and pushes the surface, making tiny ripples. The ripples give the wind more to push against, so they grow. Waves get larger when the wind is stronger, blows for longer, and blows over a longer stretch of water. The wave can cross an ocean, but each bit of water usually moves in a small looping path. The water may also drift slowly, but it does not move forward as fast or as far as the wave's energy. A floating ball therefore bobs and may drift a little as waves pass. Near a beach, shallow water slows the wave. Its wavelength becomes shorter, and the wave grows steeper until its top falls forward and breaks.

日本語の訳を見る

海の波のほとんどは、風によって作られます。風が海の上をふくと、水面をこすったりおしたりして、小さなさざ波を作ります。さざ波ができると、風がおせる所がふえるので、波は大きくなります。風が強いほど、長くふくほど、そして広い海の上をふきわたるほど、波は大きくなります。波は海をわたって進みますが、一つ一つの水は、ふつう小さな輪をえがくように動きます。水もゆっくり流されることはありますが、波のエネルギーほど速く遠くへ進むわけではありません。そのため、ういているボールは上下にゆれながら、少しずつ流されることがあります。浜辺に近づくと、浅い水が波をおそくします。波と波の間がせまくなって波がけわしくなり、最後には上の部分が前へたおれてくだけます。

この質問の英単語

  • waves波
  • wind風
  • pushesおす
  • travel旅をする・進む
  • crashぶつかってくだける
  • ripplesさざ波
  • energyエネルギー

超絶解説もっと知りたい人へ

風が水をこすって、波が生まれる

海の波のほとんどは、風から生まれます。風が海の上をふくと、水面がこすられて、まず小さなさざ波ができます。さざ波ができると、風がおすための「でこぼこ」がふえるので、波はさらに風の力を受けて大きくなっていきます。波の大きさを決めるのは、①風の強さ、②風がふく時間の長さ、③風がふきわたる距離の3つです。広い海で、何日も嵐(あらし)がつづくと、ビルのように高い波ができることもあります。

水は進まず、エネルギーだけが進む

波を見ていると、水が岸に向かってどんどん流れてくるように見えます。でも、水の一つ一つは、波と同じ速さで遠くまで進むわけではありません。深い海では、水は小さな円に近い道をえがき、浅い所では横長の道をえがくように動きます。水が少しずつ流されたり、海流で運ばれたりすることもありますが、遠くへ速く伝わるのは、おもに波のエネルギーです。海にういているボールが、波とともに上下しながら少しずつ流されることがあるのは、このためです。スタジアムの「ウェーブ」も、観客は席の近くにいたまま、立ち上がる動きが次々に伝わっていきます。

なぜ浜辺で波がくだけるの?

沖から来た波が浅い浜辺に近づくと、海底の影響を受けて、波全体の速さがおそくなります。後ろから来る波はまだ速く進むので、波と波の間がせまくなり、波はだんだん高く、けわしくなります。やがて、波の上の部分が下の部分より前へ進み、支えきれなくなって「ザブーン」と前へくずれます。これが、波がくだけるしくみです。サーファーは、波がくずれる直前にできる、かべのような斜面に乗っています。

地球の反対側から来る波

嵐の海で生まれた大きな波は、風がやんだ後も「うねり」となって、何千キロも旅を続けます。1960年代、アメリカの海洋学者ウォルター・ムンクたちは、南極に近い海の嵐で生まれたうねりが、太平洋をわたって1万キロ以上はなれたアラスカまでとどいていることを確かめました。海辺によせる波の中には、地球の反対側で生まれたものもあるのです。

風ではない波——津波

津波は、風ではなく、海底で起きる大きな地震などで、海の水全体がもち上げられて起こります。ふつうの波とちがい、海の底から表面まで、大量の水がいっしょに動くので、とても大きな力を持っています。深い海では、ジェット機ほどの速さで進みます。海の近くで強いゆれを感じたら、すぐに高い所へにげることが大切です。

みんなが驚く豆知識

  1. 1995年、北海の石油施設で、波の底から頂上まで約26メートルもある大波が計器で記録されました。「ドロプナー波」とよばれるこの波は、まわりの波よりずっと高い「異常波」を直接測った重要な記録です。この観測をきっかけに、突然現れる巨大な波の研究が大きく進みました。

  2. 江戸時代の葛飾北斎がえがいた「神奈川沖浪裏(かながわおきなみうら)」は、世界でもっとも有名な絵のひとつです。くだける波の先が、つめのように細かく分かれてえがかれていて、高速カメラでとらえた本物の波の形ににているといわれます。

  3. 英語でも、津波は tsunami といいます。日本語がそのまま世界の言葉になったのです。以前は tidal wave(潮の波)ともよばれましたが、津波は潮の満ち引きとは関係がないので、今は tsunami を使うのがふつうです。

おうちでやってみよう

おふろや洗面器に水をはって、ピンポン玉をうかべ、はしのほうを手で軽くトントンして波を起こしてみよう。ピンポン玉は波といっしょに進むかな? それとも、その場で上下にゆれるだけかな?

英文と解説は、このコーナーのために子ども向けに書き下ろしたものです(AIと人が作成。Codex で英語・和訳・事実をチェックし、人の目でも順次確認しています)。100年以上前の原文をそのまま載せている「おはなし」のページとは分けています。

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