anime:英語では「日本のアニメ」を指すことが多い
日本語の「アニメ」はアニメーション全般を指しますが、英語の anime は一般に「日本(風)のアニメーション」を指す言葉として使われます。英語の主要な辞書でも、日本発のアニメーションのスタイルとして説明されています。
アメリカのアニメーション映画などは、ふつう animation や cartoon と呼ばれます。
- I watch a lot of anime.(日本のアニメをよく見る)
- Pixar movies are great animation.(ピクサー映画はすばらしいアニメーションだ)
また、anime は数えられない名詞として使われることが多く、「an anime」「animes」はあまり一般的ではありません。作品を数えたいときは次のように言います。
- I watched three anime series this season.
- It's one of my favorite anime.
ポイント:「I like animes.」より「I like anime.」が自然です。
manga と comic、light novel
manga も英語で広く通じる言葉で、日本のマンガ(またはそのスタイルのマンガ)を指します。アメリカンコミックは comics や comic books と呼ばれることが多いです。
関連する言葉もまとめておきましょう。
- volume:単行本の巻(I'm reading volume 12.)
- chapter:話(The new chapter comes out on Monday.)
- light novel:ライトノベル
- webtoon:縦スクロールのデジタルコミック
- mangaka:マンガ家(英語圏のファンの間では通じますが、一般には manga artist がわかりやすい)
例文:I started reading the manga after I finished the anime.(アニメを見終わってからマンガを読み始めた)
otaku:ニュアンスに注意したい言葉
otaku は英語圏でも知られた言葉で、主にアニメやマンガに熱中しているファンを指します。日本語の「オタク」と同じく、使う人や場面によって、親しみを込めた自称にも、からかいのニュアンスにもなり得ます。
ですから、初対面の相手に「You are an otaku.」と言うのは避けたほうが無難です。自分のことを言うなら問題ありません。
- I'm kind of an anime otaku.(ちょっとしたアニメオタクなんだ)
もっとニュートラルに言いたいときは、次の表現が便利です。
- I'm a big anime fan.
- I'm really into anime.
- I'm a huge fan of that series.
ポイント:相手を表す言葉は、ニュートラルな fan を選ぶのが安心です。
視聴まわりの基本用語
海外のファンとの会話やレビューによく出てくる用語です。
- sub / subbed:字幕版(subtitles の略)
- dub / dubbed:吹き替え版
- episode:話(Episode 3)
- season:シーズン、期(the second season)
- cour:クール(ファンの間で使われることがある)
- OP / ED:オープニング・エンディング(opening / ending)
- filler:原作にないオリジナル回
- spoiler:ネタバレ
- binge-watch:一気見する
例文:
- Do you prefer sub or dub?
- I binge-watched the whole season last weekend.
- Is episode 10 a filler episode?
ファン活動・キャラクターまわりの用語
- fandom:ファン全体、ファンコミュニティ
- fan art:ファンアート
- cosplay / cosplayer:コスプレ、コスプレイヤー
- convention:大規模なファンイベント(anime convention)
- main character / protagonist:主人公
- villain:悪役
- side character:脇役
例文:
- The fandom is really friendly.
- I went to an anime convention in cosplay.
- The villain has a really sad backstory.
なお、ファンの間には kawaii、senpai など日本語由来の言葉もたくさん広まっていますが、一般の英語話者には通じないこともあります。相手や場面に合わせて使い分けましょう。
感想を言うときの形容詞と表現
用語を覚えたら、作品について感想を言う表現もセットで身につけましょう。海外のファンのレビューや会話でよく使われる言い方です。
ほめる表現
- The animation is stunning.(作画がすばらしい)
- The soundtrack is so catchy.(音楽が耳に残る)
- The character development is great.(キャラクターの成長がよく描かれている)
- The plot twist surprised me.(どんでん返しに驚いた)
少し辛口な表現
- The pacing is a bit slow.(テンポが少し遅い)
- The ending felt rushed.(終わり方が急ぎ足に感じた)
- It's overrated, in my opinion.(個人的には評価されすぎだと思う)
「in my opinion」や「for me」をつけると、自分の感想だということが伝わり、やわらかく聞こえます。
作品のジャンルや雰囲気を説明する表現
- It's a heartwarming story about friendship.
- It's a dark fantasy with a lot of action.
- It's a lighthearted comedy set in a small town.
自作の例文:I recommend this series because the character development is great and the soundtrack is so catchy.(キャラクターの成長がよく描かれていて、音楽も耳に残るのでこのシリーズがおすすめ)
ポイント:用語+形容詞がそろうと、作品紹介がぐっと具体的になります。
よくある失敗と1週間の練習メニュー
よくある失敗
- animes と複数形にする:anime は基本的に数えずに使います
- otaku を相手に向けて使う:失礼に聞こえることがあるので fan に言い換えましょう
- 和製英語をそのまま使う:「アニソン」は anime song、「声優」は voice actor と言うのがわかりやすいです
1週間の練習メニュー
- 月:この記事の用語から10個選んでカードにする
- 火:sub / dub / episode / season を使った自作の例文を4つ作る
- 水:公式チャンネルの動画タイトルや説明文で、用語を探す
- 木:fan / fandom / convention で自分の趣味を説明する
- 金:好きな作品を5つの用語を使って紹介する
- 土:カードを見ずに言えるかテスト
- 日:言えなかった用語だけ復習



