ENGLISH TEACHER’S BRIEFING
📬 原田先生の英語教育ニュースレター
中高英語教師のための授業アイデア&最新情報
2026年3月25日(水)| Vol.038 🎓 修了式特集号
⚡ TODAY’S HEADLINE
英検6級・7級が2027年1月に新設 — 小学生の英語学習に「最初の一歩」を
日本英語検定協会が、2026年度第3回検定(2027年1月実施予定)より英検に「6級」と「7級」を新設すると発表しました。7級は小学校中学年、6級は小学校高学年〜中学入門期の英語力に対応し、オンライン受験を導入予定。2月27日には第4弾として問題形式のサンプルも公開されました。修了式を迎える今日、来年度に向けた小中連携の橋渡しとして注目すべき動きです。中学に入学してくる生徒たちが「英語の成功体験」を持って来てくれる未来が見えてきました。
今日の帯活動アイデア(5分でできる!)
🎓 “Memory Lane Walk”(1年間の思い出英語振り返り)
対象:中学1年〜高校 | 時間:5分 | 準備:不要 | 修了式にぴったり!
▶ やり方:
① 先生が月名を1つ言う:“April!”
② 生徒はペアで、その月の思い出を英語1文で言う:“In April, we had a new English teacher.”
③ 次の月へ:“June!” → “In June, we went on a school trip to Kyoto.”
④ 12ヶ月を一気に駆け抜ける!最後に “My best memory this year was…” で締めくくり
💡 ポイント:修了式前の最後の授業に最適。過去形の総復習になると同時に、1年間の思い出を英語で共有する感動的な時間に。生徒同士で “Me too!” “Really?” と盛り上がります!
✉️ “Time Capsule Message”(未来の自分への英語メッセージ)
対象:中学1年〜高校 | 時間:5分 | 準備:付箋 or メモ用紙
▶ やり方:
① 付箋に「来年の自分への英語メッセージ」を3文で書く
② フォーマット例:“Dear future me, this year I learned ___. Next year I want to ___. Never forget ___.”
③ 希望者は発表。全員の付箋を封筒に入れて「タイムカプセル」として保管
④ 来年4月の最初の授業で開封!
💡 ポイント:過去形・未来形・命令文を自然に使い分ける練習に。1年後に読み返すと自分の成長を実感でき、英語学習のモチベーションが爆上がり!先生も一緒に書くと連帯感UP。
AI × 英語指導 最前線
🆕 注目ツール:Scribe AI — 手順書・マニュアルを自動作成
ブラウザ操作を記録するだけで、スクリーンショット付きの手順書を自動生成するAIツール。英語教師にとっては、EdTechツールの使い方マニュアルや、オンライン課題の提出方法ガイドを英語で作成するのに最適。新年度のICT研修資料作りにも大活躍します。
✅ ブラウザ操作を記録→自動でスクショ付きマニュアル生成
✅ 英語・日本語など多言語でのガイド作成に対応
✅ Google Docs、Notion等に直接エクスポート可能
✅ 基本機能は無料プランで利用可能
🎓 活用例:新年度に向けて「Google ClassroomでのWriting課題提出方法」を英語でマニュアル化→生徒に配布!英語の実用的なリーディング教材にも。
📱 Quillionz — AIが文章から問題を自動生成
テキストを入力するだけで、AIが多肢選択問題・True/False問題・穴埋め問題・要約問題を自動生成。年度末のまとめテスト作成に最適です。教科書の本文をコピペするだけで、復習用のクイズが数秒で完成。無料プランで月5回まで利用可能で、有料プランでは無制限に。春休み中の自習課題作成にもぴったりです。
英語教育ニュース FLASH
🇯🇵 JAPAN
英検協会×宇都宮大学、AI英語学習プロジェクトを2026年4月始動
日本英語検定協会と宇都宮大学が連携し、AI英語学習と4技能評価を組み合わせた大学英語教育の高度化プロジェクトを4月から開始します。AIを活用した個別最適化学習と、英検の4技能評価を融合させる取り組みで、将来的に中高英語教育への波及も期待されています。
🏫 EDUCATION POLICY
ELEC「春期英語教育研修会」&「小学校英語教育workshop」3月25日より開催
英語教育協議会(ELEC)が、春休み期間中に英語教員向けの実践的な研修プログラムを開催。新年度のカリキュラム設計やAI活用、小学校英語との接続をテーマにしたワークショップが予定されています。修了式を終えた先生方にとって、春休みのスキルアップの好機です。
🌍 GLOBAL
AI翻訳時代に「英語力は不要」か? — Z会×教育測定研究所がウェビナーで議論
Z会と教育測定研究所が共催したウェビナー「AI翻訳があれば、英語力はいらない?」が話題に。生成AIやDeepL等の翻訳ツールが急速に進化する中、「それでも英語を学ぶ意味」について教育者が改めて考える機会となりました。結論は「思考力・交渉力・文化理解は翻訳AIでは代替できない」。新年度の授業開きで生徒に伝えたいメッセージです。
超絶使える!英語学習ツール
🎬
Adobe Express for Education
動画・ポスター・プレゼンを簡単作成。英語でのデジタルポートフォリオや年度末プレゼン資料づくりに。学校向け無料プランあり。
世界の英語授業から学ぶ
🇨🇾 キプロス式:旧英国植民地の「自然な英語環境」
地中海に浮かぶキプロス共和国は、1960年まで英国統治下にあった歴史から、英語が事実上の第二言語として機能しています。EF英語能力指数では欧州上位に位置し、公立学校では小学1年生から週3回の英語授業を実施。さらに、EU加盟後は多言語教育が強化され、中学では英語+もう1つの外国語が必修です。映画やテレビが字幕放送中心であるため、子どもたちが日常的に英語に触れる環境が整っています。教育予算はGDP比約7%と、デンマーク・スウェーデンと並びEU最高水準です。
🔑 明日から使えるテクニック
キプロスの「字幕文化」を教室に取り入れましょう。短い英語動画(2-3分)を字幕なし→英語字幕→日本語字幕の3段階で見せる手法が効果的です。“First, just listen. Second, read and listen. Third, check your understanding.” — 「聞く→読む→確認」のサイクルで、リスニング力と読解力を同時に伸ばす仕組みが生まれます。
TODAY’S QUOTE FOR TEACHERS
“You have brains in your head.
You have feet in your shoes.
You can steer yourself
any direction you choose.”
— Dr. Seuss
(きみの頭には脳みそがある。きみの靴には足がある。きみは自分で選んだどんな方向にも進んでいけるんだ。)
— 修了式の日に、生徒たちに贈りたい言葉 🎓
💡今日の1分ティップス — 修了式スペシャル
「年度末ふりかえりジャーナル」のすすめ。修了式前の最後の授業で、生徒に英語3文だけの「振り返り」を書かせましょう。① This year, I learned… ② I am proud of… ③ Next year, I will… の3文構造がおすすめ。これを先生が集めて、4月の最初の授業で返却すると「去年の自分からの手紙」になります。生徒の成長を可視化でき、新年度の英語学習への意欲を自然に高められます。わずか5分の活動が1年間をつなぐ架け橋に。
📎 今号の参考リンクまとめ
📰 ニュース記事
・英検協会 — 速報第4弾:6級・7級問題形式の一部公開(2/27)
🛠 ツール・サービス
📬 原田先生のニュースレター Vol.038 🎓 修了式特集号
haradaeigo.com
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1年間お疲れさまでした!来年度もこのニュースレターで一緒に英語教育を盛り上げていきましょう 🌸🙌
