C2形容詞ラテン系

vitriolicの語源と意味

/ˌvɪtriˈɑːlɪk/ヴィトリアリック

辛辣な、激しい非難の

絵で分かる語源

vitriolic の語源のイメージ:硫酸のように焼けつく
硫酸のように焼けつく
vitri元の語ガラスラテン語 vitrum
ol接尾辞小さな〜ラテン語 -olum
ic接尾辞〜のラテン語 -icus

ガラス+小さな+の → 硫酸の → 焼けつくように辛辣な

vitriolic の語源ストーリー

中世の錬金術師たちは、鉄や銅の硫酸塩の結晶を vitriolum と呼びました。結晶がガラスのように透き通って見えたからです。ラテン語の vitrum は「ガラス」です。この結晶から作った強い酸は oil of vitriol(硫酸)と呼ばれました。硫酸は皮膚も金属も焼くように溶かします。19世紀になると、vitriolic が「焼けつくように辛辣な」言葉を表すようになりました。化学の言葉が、激しい悪口のたとえになったのです。

(語源の出典・確認先:Online Etymology Dictionary / Merriam-Webster / Wiktionary 参考文献の一覧)

ことばの旅

  1. 1
    ラテン語
    vitrum
    ガラス
  2. 2
    中世ラテン語
    vitriolum
    硫酸塩(ガラスのような結晶)
  3. 3
    英語14世紀
    vitriol
    硫酸・硫酸塩
  4. 4
    英語19世紀
    vitriolic
    辛辣な

例文

The op-ed launched a vitriolic attack on the administration's handling of the crisis.
その論説記事は、政権の危機対応に対する辛辣な攻撃を展開した。

よく使う形:a vitriolic attack(辛辣な攻撃)

暗記フック

vitriol(硫酸)と同根vitr=ガラス。硫酸のように焼けつく辛辣さ

入試・使い方のポイント

vitriolic attack / criticism / language(痛烈な攻撃・批判・言葉)の組み合わせで使う。

受験ミニ情報 強勢は第3音節 vit-ri-OL-ic(-ic の直前)。caustic も同じく化学から来た「辛辣な」で、セットで覚えると得。

派生語・言い換え受験で問われる形

vitriol名詞 痛烈な非難・硫酸

言い換え(同じような意味)

同じ語源の仲間(4語)

vitriol硫酸・痛烈な言葉
vitreousガラス質の
vitrifyガラス化する
in vitro試験管内で(ガラスの中で)

ほかの言語の兄弟

フランス語vitre窓ガラス
フランス語vitriol硫酸

よくある質問

vitriolicの語源は?

vitri(ガラス、硫酸塩 ← vitrum)+olic(形容詞)→ 硫酸のように腐食性のある 中世の錬金術師たちは、鉄や銅の硫酸塩の結晶を vitriolum と呼びました。結晶がガラスのように透き通って見えたからです。

vitriolicの意味は?

辛辣な、激しい非難の(形容詞)。コアイメージは「硫酸のように焼けつく」です。

vitriolicの覚え方は?

vitriol(硫酸)と同根vitr=ガラス。硫酸のように焼けつく辛辣さ 同じ語源の vitriol・vitreous・vitrify とまとめて覚えると効率的です。

vitriolicの発音は?

/ˌvɪtriˈɑːlɪk/(ヴィトリアリック)。このページの「発音」ボタンで音声を聞けます。