C2形容詞ギリシャ系

causticの語源と意味

/ˈkɔːstɪk/コースティック

辛辣な、痛烈な;腐食性の

絵で分かる語源

caustic の語源のイメージ:焼けつくような
焼けつくような
caust語根焼くギリシャ語 kaiein
ic接尾辞〜の性質のギリシャ語 -ikos

焼く+〜の → 焼く力のある → 腐食性の → 辛辣な

caustic の語源ストーリー

ink(インク)と caustic は同じ祖先を持っています。ローマ皇帝は、署名に紫色の特別なインクを使いました。その名は、ギリシャ語 enkauston「焼きつけたもの」から来た encaustum です。この語がフランス語を通って ink になりました。caustic も同じ kaiein「焼く」から来た語で、元は「皮膚を焼くような・腐食させる」という意味でした。のちに比ゆとして「相手の心を焼く」ような、とげのある言葉にも使われるようになりました。

(語源の出典・確認先:Online Etymology Dictionary / Merriam-Webster / Wiktionary 参考文献の一覧)

ことばの旅

  1. 1
    ギリシャ語
    kaiein
    燃やす・焼く
  2. 2
    ギリシャ語
    kaustikos
    焼くことのできる
  3. 3
    ラテン語
    causticus
    焼く・腐食させる
  4. 4
    英語14世紀末
    caustic

例文

Her caustic review of the bestselling memoir set off a week-long literary feud online.
ベストセラー回顧録に対する彼女の痛烈な書評は、ネット上で一週間に及ぶ文壇論争に火をつけた。

よく使う形:caustic remarks(辛辣な発言)

暗記フック

holocaust(全てを焼く)と同語根caust(焼く)。化学の「苛性ソーダ(caustic soda)」でも暗記

入試・使い方のポイント

a caustic remark(辛辣な一言)、caustic wit(毒のある機知)。人をからかう sarcastic より「痛烈さ」が強い。

受験ミニ情報 au は「オー」で CAUS-tic。英検1級・早慶の語彙問題で acerbic・scathing と並ぶ「辛辣な」の仲間。

派生語・言い換え受験で問われる形

caustically副詞 辛辣に

言い換え(同じような意味)

sarcastic皮肉な
cutting痛烈な
biting辛辣な

同じ語源の仲間(4語)

holocaust大虐殺(元は丸焼きのいけにえ)
cauterize焼いて止血する
encaustic蝋画法の(焼きつけた)
inkインク(焼きつけたもの)

ほかの言語の兄弟

フランス語caustique腐食性の・辛辣な
スペイン語cáustico腐食性の・辛辣な

よくある質問

causticの語源は?

caust(燃やす ← kaiein)+ic → 焼くような → 皮膚も心も焼く ink(インク)と caustic は同じ祖先を持っています。ローマ皇帝は、署名に紫色の特別なインクを使いました。

causticの意味は?

辛辣な、痛烈な;腐食性の(形容詞)。コアイメージは「焼けつくような」です。

causticの覚え方は?

holocaust(全てを焼く)と同語根caust(焼く)。化学の「苛性ソーダ(caustic soda)」でも暗記 同じ語源の holocaust・cauterize・encaustic とまとめて覚えると効率的です。

causticの発音は?

/ˈkɔːstɪk/(コースティック)。このページの「発音」ボタンで音声を聞けます。