C2名詞ラテン系新しく追加

temporalityの語源と意味

/ˌtempəˈræləti/テンポラリティ

時間性、一時性; (複数形で)教会の世俗財産

パーツに分けると

tempor語根時ラテン語 tempus
al接尾辞〜のラテン語 -alis
ity接尾辞〜の性質ラテン語 -itas

時の+性質 → 時間の中にあること → 時間性

コアイメージ
時の中にあるという性質

temporality の語源ストーリー

temporality は、中世の英語では教会の財産を指す法律の言葉でした。複数形 temporalities は、教会が持つ土地や地代など「この世の」財産のことです。祈りや儀式という「霊的な」務めと区別するための語でした。国王と教会は、司教が持つこの財産をだれが管理するかで長く争いました。20世紀になると、この語は哲学で新しい役目を得ます。ドイツの哲学者ハイデガーが『存在と時間』(1927年)で論じた Zeitlichkeit の英訳に使われたのです。人間は時間の中を生きる存在だ、という考えを表す用語です。

(語源の出典・確認先:Online Etymology Dictionary / Merriam-Webster / Wiktionary 参考文献の一覧)

ことばの旅

  1. 1
    ラテン語
    temporalitas
    一時性
  2. 2
    古フランス語
    temporalité
    世俗の財産
  3. 3
    英語15世紀
    temporality

例文

The novel explores the temporality of human life and the fear of growing old.
その小説は、人間の生の時間性と老いへの恐れを探っている。

よく使う形:the temporality of human life(人生の時間性)

暗記フック

temporal(時間の)+ity→時の中にある性質

入試・使い方のポイント

哲学・文学理論の評論で「時間性」として出ます。spatiality(空間性)と対で使われます。

受験ミニ情報 アクセントは -RAL- の位置。-ity の直前の音節を強く読む原則どおりです。

派生語・言い換え受験で問われる形

言い換え(同じような意味)

transienceはかなさ・一時性
impermanence無常

同じ語源の仲間(4語)

語根 tempor(時)の単語をすべて見る →

ほかの言語の兄弟

フランス語temporalité時間性
イタリア語temporalità時間性

語源で推理!ミニクイズ

temporality と同じ語源の単語です。パーツの意味から推理してみましょう。

よくある質問

temporalityの語源は?

tempor(時)+al(〜の)+ity(性質)→時間に属する性質 temporality は、中世の英語では教会の財産を指す法律の言葉でした。複数形 temporalities は、教会が持つ土地や地代など「この世の」財産のことです。

temporalityの意味は?

時間性、一時性; (複数形で)教会の世俗財産(名詞)。コアイメージは「時の中にあるという性質」です。

temporalityの覚え方は?

temporal(時間の)+ity→時の中にある性質 同じ語源の temporal・temporary・contemporary とまとめて覚えると効率的です。

temporalityの発音は?

/ˌtempəˈræləti/(テンポラリティ)。このページの「発音」ボタンで音声を聞けます。